遠征レースをすると前日の移動になることが多く、受付に行ったり観光したりで、レース前日なのに休養できない事が多いですが、今回の京都前日の移動距離は、なんと17.9㎞でした。（iPhone調べ）
持って走っても、この距離より短いけど…
みなさんはレース前日を、どうやって過ごしているのか気になっている、今日この頃です。
では、京都マラソンレポの続きを。
11月のつくばマラソンで、後半ヒーヒー言いながら3時間59分55秒でゴールした私にとって、4時間以内でゴールするのはかなり厳しいタイム。
サブ4を目指してスタートしなかったとは言え、サブ4を諦めた瞬間でもありました。
何があったかあまり記憶なし。
土の部分で思っていたほどペースが落ちてないのは、コースが緩やかに下っているからだとか。
ゴールタイムは、ネットで3時間58分57秒。
その後、お味噌汁が貰えたみたいだけど、さっさと会場を後にして一旦ホテルへ。
アメブロをやっていなかったら京都を走る事は無かったかもしれないし、こんな楽しい宴にも呼んで貰えなかったと思うと、縁って素敵〜と思った今回の京都。
コースはタフだったけど、運営も応援も素晴らしい大会でした。
レース中は、
いくらサブ4を諦めたとは言え、わざわざ京都まで来てのマラソンだから、何か目標を持って走らなくてはいけません。
京都はタフなコースだと聞いていた事もあり、もともと名古屋ウィメンズ前のロング走のつもりでの出走でもあったから、名古屋に続く走りをせねばと、30㎞までを頑張るぞと気合の入れ直し。
1㎞を5分30秒を超えないで走るっ！
ハーフから25㎞までのラップ
相変わらずペースが安定していない。
キロ5分半が怪しくなり始める…。
エイドでは、ブドウ糖、黄金糖、ミニトマト、イチゴを食べました。
イチゴは手渡しで配っていたので、狙って2個持っているボランティアさんへ
生八ツ橋も2個貰おうと思っていたけど、味を悩んでいたら１個しか取れず
沿道の応援の方からは、チョコとアンパンをいただき、アンパンは給水のタイミングに合わせて、ちょびちょびと口へ。
フルの回を重ねるごとに、レース中に固形物が食べられるようになってます。
でも、バナナだけはどうしても食べたくならない…。完走後にもらう方が嬉しいのにといつも思う。
今回持参した補給は、5㎞毎に摂るつもりだった炎熱サプリと、10㎞と20㎞のマグオン2個、30㎞以降のトップスピード。
コース上の何箇所かで、歩行者を横断させていました。もちろんランナーの脚を止めないように、ロープで区切りながら。
改めて、皆さんの大事な生活道路を遮断して走らせて頂いているという感謝の気持ちが湧き出てきました。
25㎞過ぎに植物園内へ突入です。
素敵な植物が見られるかと少し期待していたけど、景色より沢山の応援しか記憶にありません。
出口では雅楽が優雅に奏でられていました。
植物園を出ると何度目かの鴨川へ。
今度は河川敷を走ります。
そう、有名な鴨川ダート！
レース当日は幸いにも晴れていたので乾いていましたが、雨だったらシューズは泥んこになるんだろうなぁーと想像のできる土のコース。
後半に入って疲れた脚には優しいけど、反発のない土のコースは、地味にキツイ。
まぁ、1㎞も走ればアスファルトになるのかなぁと思っていましたが、
河川敷、あと2㎞
の看板を30㎞地点で見た時は、かなり萎え萎え。
でも、河川敷が終われば残りは10㎞。
なんとか頑張れるかも。
結局、土の部分は全部で3㎞くらい？
26㎞から32㎞のラップ。
ろ
結局、30㎞までキロ5分半以内で走れず。
河川敷から一般道に上がってすぐに32㎞の表示がありました。
その時確認したガーミンのタイムが
3:00
ちょうど3時間でした。
サブ4するには、残り10㎞を1時間で走ればいいんです。
キロ6を超えなければ、いけちゃう？
サブ4が頭にチラつき始めました。
そして、さえさんゴールしたかな…と思う。
それにしてもサブ3って、本当に凄いですよね。10㎞も先を走っているんですもの。
とにかくキロ6を超えないように頑張る！
が、脚はどんどん重くなり、ガーミンを頻繁に確認することに。辛い時ほどガーミンを見る回数が増えますよね。
何度見てもペースが上ることはなく5:50のペースが多くなります。
そんな時の楽しみ今出川通りで応援している いっちゃんに会える事
不意打ちに名前を呼んでくれた いっちゃんの声にハッとしました。
大きく手を振ってくれるのに、小さく手を振り返すのが精一杯です。
ラップを確認すると少しだけスピードアップしてました
そして、いっちゃんパワーを貰った直後に坂登場！
緩やかだけど、とにかく長い。
1㎞以上あったのかな？
永遠に続くのかと思えたこの区間で、今回唯一ラップが6分を超えていました。
距離をカウンドダウンしながら、ガーミンのタイムと睨めっこ。そして坂の頂上で折り返し、40㎞で4時間切りをハッキリ意識する。
少しでも早くゴールしたいと思えど脚は動かず…。
いっちゃんのいた場所を意識していたけど、見落としてしまいました。
京都タワー並に大きい いっちゃんを見落とすなんて、あり得ない。。。
サブ4を確信しカウトダウンしながら必死にゴールへ。
33㎞〜最後までのラップ
つくばのような涙は無かったけど、諦めず最後まで気持ちを持ち続けて良かったと喜びを噛み締めました。
ゴール後は、
スポーツドリンクをもらい、
フィニィシャーズタオルをかけて貰い、
メダルをかけて貰い、
記録証の発行へ。
全てスムーズ。
参加賞のバフとフィニィシャーズタオルとメダルが同じデザインでカッコいい
荷物の受け取りもスムーズで、更衣室のある室内へ。
更衣室に入ると、すっかり着替えた まゆりんさんとtommyさんとバッタリ。
どうだった？と声をかけて貰い、サブ4を伝えると熱いハグを
改めて喜びが湧き上がりました。
ホテルでシャワーを浴びた後は最後のゴール。
（まゆりんさんのブログから）
コースはタフだったけど、運営も応援も素晴らしい大会でした。
苦手意識しかなかった坂も、変化があって嫌いじゃないかも？
宴を途中で抜けて、
北摂に住んでいる姉と姪と娘達で、鴨川の見える先斗町の和食屋さんへ。
レース中は、
また鴨川？
と思ったけど、ワインを飲みながら見る鴨川は、いつまでも眺めていたい穏やかな姿でした。