ネットワークビジネスや勧誘の話を「あなたのためにして"あげている"」( = 「自分のしていることは相手にとって有り難いこと」)という前提を全面に出してする人について思うこと 。

 

 

 

そもそも、ご自身の収入のためにしていることで、

相手はそのために時間と労力を割いて"あげている" もしくは、
その話を、聞く・聞かない の選択肢もなく"割かれている"

ということを無視して、
「自分のため」を「相手のため」にすり替えて押しつけている時点で、
物事を客観的に認識できているのか、話の内容が正しいのかが疑わしくて話を信用できません
(^-^;)


相手が話にのらなければ、
苛立ったり、
揺さぶりをかけたり脅すようなことを言ったり、
「せっかく、教えてあげているのに」「あ~あ、損しますよ」みたいな捨て台詞を吐かれたら、
「自分の都合に合わせて相手を動かしたい」ということの表れで、

話の内容も、自分に都合の良い部分だけで組み立てられて、後で相手が困るかもしれない部分は無視されているでしょうから、話に乗らなくて正解だなと思います。

 

 

2023/2/12 加筆

↓コンビニのコピー機に忘れられていたという、アムウェイの勧誘フローチャート。

6年前のものだから今は変わっている部分もあるかもしれませんが、「実験見た事ある」→「ない」の場合の
「実験も知らないの?」「なんだ、何も知らないじゃん」という「知っていて当然」という前提の押しつけが感じ悪いし、
(「知っていて当然のこと」だと思わせて、話を聴かせるためでしょうね)
「私がちゃんと"話してあげる"」って、やっぱり 「自分のしていることは相手にとって有り難いこと」という前提なんだなあと思いました。




「相手のため」「自分のしていることが正しい」という前提は、知らず知らずのうちに相手の気持ちや決定権を当然のように無視した押しつけになりやすい。

本当に良い商品で、本心から「みんなに良い商品を伝えたい」のだとしても、
根底にあるのは自分自身のためであることをきちんと認識して、

「話を"させて頂いている"」という姿勢でなければ、

その活動は自分の都合の押しつけでしかなく、他人のためになりようがないと思います。

ネットワークビジネスや勧誘の話をして人間関係でトラブルを繰り替えしている方は、
「相手のための前に自分自身のため」であることをきちんと認識したうえで活動されることをおすすめしたいです。

 

コミュニケーションで同じ不満・トラブルを繰り返し、相手の悪口を言う人たちから感じたこと

 


「良いことを教えてあげているのに分かってもらえない」
「嫌な言い方をされて傷つけられた」
「不快な態度をとられた」
など、被害者のような気持ちになっている人ほど、
相手の視点に立って自分の振る舞いを振り返った方が良いと思います。


相手もそれだけ、
「私に会うことは目的てはなく、ビジネスの手段だった」
「どうしてそんな言い方をするの?」
「こちらの都合や負担は全く考えてくれないんだね…」
と、傷ついたり嫌な思いをしているということですから。

 

 

 

関連:

 

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エナジーバンパイア ~自分を満たす前提の押しつけ・決めつけ

 

 

編集履歴:

2023-01-14 21:59:06 作成

2023-02-12                 加筆