決めつけ・押しつけが強い人とのやりとりで感じたことです。 

 

事例は、「境界線の引き方について学びを得た出来事」 に書いた アドバイス型エナジーバンパイアのやりとりでのことから書きます。

 

 

 

決めつけ・押しつけが強い人から向けられる前提・受け取り方が不快だったり、違っている場合は、言いづらくても早くそのことを伝えた方が良いです。

 

決めつけ・押しつけが強い人は、物事を自分を満たせる前提でしか見ず、自分のその押しつけでかかる他者への負担は認識しようとしません。

 

エゴを満たそうとする無意識の「そういうことにせずにいられない」衝動のようなものが働いていて、そのようになっているようです。

 

言いづらい「負担を感じている」「やめて欲しい」といったことに、言わずに気づいてもらうことは期待できません。

 

強い押しつけは、自分に都合の良い前提がその人の中で完全に既成事実化されているために起こるもので、本人には押しつけているという自覚がありません

 

(→『エナジーバンパイア ~自分を満たす前提の押しつけ・決めつけ』)

 

その前提の押しつけが自分を満たすものである場合、早くはっきり指摘しなければ、その押しつけが続きますし、

その思い込み・前提の押しつけが強くなることもあります。


 

相手の前提に逆らうことは言いづらいですが、その前提の押しつけで負担を感じるのであれば早めに言って修正してもらわないと負担感がどんどん大きくなっていくので、

 

決めつけ・押しつけ(→思い込み )が強い相手ほど、早くはっきりその前提が違うことを伝えた方が良いです

 

 

 

負担を感じていることを相手に言えないと、負担は消えずに残って蓄積され続けます。

そこまで負担と感じていなくても、強烈な押しつけで、突然限界が来ることもあります。

 

(→ 『1. 決めつけでの指摘で、心理的・エネルギー的に大きな負担を感じた出来事』)

 

それ以上の負担に耐えられなくなると、その負担を押し返さずにいられなくなります。仕返すつもりはなくても、心理的な負担を避けようとしたことで、結果的に同様のことを返す形になります。

 

(→ 『5. 受けた負担感は蓄積され、結果的に返さずにいられなくなるものだと実感した出来事』)

 

そうなれば、自分がこちらに負担を掛けていると気づいていない相手には、非があるのはこちらとしか映りません。

 

本来ならしないこと(我慢の限界で/負担感を軽減したり避けるために結果的に、やり返すような形になること) をすることになる前に、

言いづらくても、負担を感じていること・やめて欲しいことを相手にきちんと伝えた方が良いです。

 

 

 

決めつけ・押しつけが強い人は、自分のしたことで相手がネガティブな反応を示しても、自分側の原因を考えたり、相手側の視点に立とうとしないため、その理由をきちんと説明してはっきり伝える必要があります

 

言いづらくても、はっきり伝えなければ、そのことに気づかないし、思わぬ受け取られ方をすることもあります。

 

 

 

アドバイス型エナジーバンパイアのやりとりで、私自身が罪悪感を感じやすいため、相手が必要以上に罪悪感を持たなくて済むようにと配慮して、「負担だった」「不快だった」といったことは言わず、 アドバイス という形で伝えさせて頂いたのですが、

(↑リンク先はそれを後に改めて伝え直した内容を元に書いたものです) 

 

その方は「自分は教えてあげる側」「相手は自分のアドバイス・指摘を必要としている」という決めつけ・前提が強いため、そういう配慮が裏目に出て、

「こちらは教えてあげることで既にエネルギーを消耗しているのに、もっと良い伝え方をしろと求められた」かのように受け取られました。
 
ご自分のした指摘がこちらにとって有難いこと・こちらが求めているという前提の返信に、ご自身を満たすための「アドバイス・指摘してあげる」だったということが言葉に表れていました。
 
当時は強い圧におされてしまって出来ませんでしたが、その相手の前提の押しつけが言葉に表れた時点で、そこを指摘して伝えるべきだったと思います。
 
(→ 『2. “してあげている感”を強く感じるアドバイス・指摘はやっぱりこちらのためではなかったと感じた出来事』 )

 

 

 

 

決めつけ・押しつけが強い人は自分がしたこともあって相手がしたことも、一方的に相手の非にし、

早くはっきり指摘しなければどんどん思い込みを強めます。

 

謝るときは、相手の方にも原因があるのなら、そのこともきちんと伝えた上で謝るべきで、必要以上に責任を負うべきではありません

 
私は、不快な思いをさせてしまったことについて非を認めて謝ったこと、負担を感じていたことをきちんと伝えなかったことで、
その人の「自分は正しい、相手に問題がある」という前提を助長することになってしまい、

非と問題の原因の一方的な押しつけをされ、後々まで執拗に「求めて強いる人」ということにされ続けることになってしまいました。

 

(→ 『3. やたらアドバイス・指摘する人は、自分を省みずに問題の所在を相手に押しつけると実感した出来事』 )

 

 

思い込みから、相手の言葉を歪めて受け取り、言葉が通じなくなることもあります。

 

こちらの言うことを「求めて強いる人」という前提で捻じ曲げて受け取られ、言葉通りに受け取って頂けなくなりました。

 

(→ 『4. やたらアドバイス・指摘する人から、自分の価値の実感への執着と認識の歪みを感じた出来事』 )

 

 

ここまでご自分のしたことを省みずに、思い込み・決めつけを強めて、一方的に非を押しつけられ続けることになるのは想定外でした。

自分のしてきたことを棚に上げて、「求めている負担を強いる人」という前提を押しつけられ続けることは、想像以上に大きな負担になりました…。

 

 
その方は、24年上で、強い自信と「自分は正しい」という前提を強く感じる人で
「すべては自分の創造」「内観した方が良い」とおっしゃっていたし、

他人にそれほどアドバイスや指摘をするのなら、それだけご自身も言っていることをきちんと出来ていて、

ご自分のしたことを省みて、していたことにもすぐに気づいてくださるだろうと思っていたのですが…

 

自分に自信があるように見える言動で、他人に対してアドバイスしていても、

言っていることが出来ているとは限らないし、

 
自信があるように見える言動でも、自分自身や物事を見たい部分しか見ないこと、
他者を通して自分自身に自分の価値を示して実感したいための言動でそう見えるだけで、
本当の自信ではないこともあるようです
 
 
 

 

決めつけ・押しつけの強い人は言葉に配慮がないですし、圧が強いので、言いづらいことが更に言いにくいですが、

負担だということをきちんと伝えられないと、自分を貶めることになって、自分自身を深く傷つけることになってしまうこともあります。

 
この出来事で、 相手を傷つけるかもしれない言いづらいこと・負担を感じているということも、 きちんと伝えることがお互いのためだと痛感しました、
 
境界線を守るために言うべきことを言う許可を自分に出すことができましたし、学べたこともたくさんありましたが、自分を毅然と守ってやれなかったことを後悔しました。 

 

 

皆様はこのような思いをしないよう、こんな負担を負う前に、自分を守るために言うべきことを言う許可を自分に出してあげてくださいね(>人<)

 

▽ 境界線を守るために頭に置いておきたいと感じたこと

 

「負担を感じているけど、言いづらくて言えない」時にしておけば良かったと思ったこと

 

 

 

関連:

 

自分の流れを決める権限は自分自身にある / 不快な決めつけ・押しつけを受け容れる義務はない

 

違和感ある 自信・外向性・親切 の正体

 

ネットワークビジネスや勧誘の話を「あなたのためにしてあげている」という前提でする人に思うこと

 

 

 

事例とした出来事から学んだこと :テーマ:境界線の引き方 / 自分の領域の守り方