神さまのいない日曜日 #02【感想】 | **ハナの徒然日記**

**ハナの徒然日記**

自分が本当にしたいことって何だろう?
どういう暮らしがしたいのだろう?
そんなことを考えながら、日々生きています

神さまのいない日曜日 2話視聴しました。

ネタバレ含んでおります。内容もかなり長いです。



$**みつきのーと**-神ない02-01

超絶美人な墓守が現れたところで終了した1話。


墓守とはああいうのを言うんだ、とハンプニーハンバート。

名前はスカーと言うらしいが、その意味は傷持ち。またあだ名だという。

今までのあだ名は、人殺し、死神、人でなし、スカー、マリア、石頭…

最初の名前はない。


それでいいのか、ときかれ「もちろん」と答えるスカー。

墓守というのは湧いて出てくるから、感情を持ち合わせていないらしい。


1話でハンプニーハンバートがアイちゃんにハナのことを聞いたとき、
なんて中二病っぽい訊き方なんだと思っけど、
墓守は人ではなくどちらかというと現代でいう
コンピューター寄りだからなのかと少し納得。


ハンプニーハンバートにこれからどうするのかと訊かれ、
墓守を必要としてくれる人のところに行くというアイちゃんですが、
それを止められます。

$**みつきのーと**-神ない02-02


暮らしていた日々のことは忘れろ、そうしなければ墓守として生きていけない、
と(乱暴ですが)諭します。

情を持つな、ということですね。



忘れたくない、でもどうしても墓守としてほかの村や街に行かなければ…
と譲らないアイちゃんですが、
忘れることができないのであれば、今すぐ死んでもらう、
とハンプニーハンバートは言います。


**みつきのーと**-神ない02-03


世界は混濁であふれている、そこにこんな小さい女の子がやってきたら、
悪いことをたくらむ人もいるかもしれない。

傷つけられたり、あるいは人の汚い部分を見てしまい、
世界に絶望していくかもしれない。

そうなってしまえば、ハンプニーハンバートの言う
アイちゃんの「どうしようもない輝き」は失われていく。


だから、そうなる前に死んでしまった方がよいのではないかと言うことらしい。

わからんでもないなー。行き過ぎた親心みたいなものかな。


**みつきのーと**-神ない02-04

万事休すかというところで助けがはいります。

その名もユリー・サクマ・ドミートリエビッチ。

ハンプニーハンバートの親友らしい。が。ユリーは「俺と決闘しろ!」と言います。

既に死者と化していた奥さんを殺され、ユリーはその復讐として
ハンプニーハンバートを追っていたとのこと。

娘さんもいたらしいが、15歳で亡くなってしまったと。


その話を聞き、ハンプニーハンバートは
「独りで死ぬのは嫌だから、“復讐”という形で死にに来たんだろ?」と挑発します。


**みつきのーと**-神ない02-05

そしてなぜかこうなる。

当然、ハンプニーハンバートがアイちゃんを殺そうとしてたことは
見ていたはずなのに、今度は「黙らないとこの子を殺すぞ!」と
アイちゃんを人質にします。

よっぽど言われた言葉が胸に突き刺さったのか。
使えるものは藁でも使えという魂胆か。

ハンプニーハンバートは何をしても死なないしね。

当然「それが凶器のつもりか?」と言われ、
苦虫をかみつぶしたような顔になるユリー。

「決闘したければ、夜明けに村の広場に来い」というハンプニーさんですが。


**みつきのーと**-神ない02-06

トンズラするのであった。



そして成り行きで一緒に旅をすることになったふたり。

**みつきのーと**-神ない02-07

こけたアイちゃんを置いていくのかと思いきや、なんとおんぶしてやると言います。


**みつきのーと**-神ない02-08

そして崖から飛び降りる。あれ?なんか一気にコメディタッチに…。


あれはおんぶじゃない(直訳=お前はアホなのか)、と言うアイちゃんですが、
ハンプニーハンバートは昔父親にされるのが好きだったと言う。父親いたのね。


ここで重要っぽい話を語りだします。

アイちゃんは12歳ですが、なんと15年前から人の子は生まれなくなったとのこと。

そのため、ハンプニーハンバートはアイちゃんが
“墓守と人間のハーフ”であると言います。

墓守がお母さんなのは確実らしいので、どうやら墓守は女性しかなれない模様?


ちなみにユリーの娘さんは15歳でなくなったという話だけど、
これ何か関係あったりするかな。


ハンプニーハンバートは自分の歳を32,3だという。

ユリーも同い年なのでそのくらいらしい。


通っていた学校のことを「人間社会の邪魔者であるガキ連中を、
年齢別に収容しておく隔離施設」だというハンプニーさん。

間違っているわけではないがww


**みつきのーと**-神ない02-09

この世界には神さまはいない。

「あの世はもはや満杯だ。この世もすぐに行き詰まる。ああ失敗した」

神さまの有名な言葉らしいですが、それは後から誰かが言い出したことで、
実際は違うとのこと。

神さまが消えた夜、目に見えることは何も起こらなかった。


ハンプニーハンバートは、持論を語りだします。

神は、物理法則や、エネルギーの総量という、
矛盾しない世界に面白みを見いだせなかった。

だから、最後に人の願いを叶えてやろうと思った。


死にたくないという人類の願いを。

そうすると、逆に今度は死にたいという願いが生まれた。

だから墓守が遣わされた。

ただし、人が生まれなくなった理由は思いつかず。



とすると、この持論、半分正解か全く見当違いのことを
言っている可能性が高いですね。

もう少し秘密がありそうな気がします。


当のハンプニーハンバートも、アルビノという遺伝子疾患を持っており、
体調が安定していた17歳くらいのとき「この状態が永遠に続けばいい」と
願ってしまった。

**みつきのーと**-神ない02-10

それが、神さまが居なくなった時期と重なってしまったため、
その願いがかなえられてしまった。

だから、外見が若々しいということらしいけど。


願うと、永遠にその若さで生きられるのかな?

ユリーは年相応に見えたけど、願わなければ順調に年を取っていくということ??


あるいは、ハンプニーハンバートがその若さで命を落とすようなことをしたとか?

にしては、ほかの死者と雰囲気が違うような。

まだよくわかりませんね。


その人が死ななくなった後は、死者を社会に受け入れざるを得なくなったとのこと。

まぁそうなるのは当然かもですね。


そこで“半死熱”という新たな言葉が。新型の疫病らしい。

約2億の人の命が奪われ、その死者たちが徘徊を始めた。

この話は特に説明もなく終わりましたが、またどこかでキーとなってくるのか。



ハンプニーハンバートはアイちゃんに諭します。

生者のまま死ぬことができれば、外見も内面も綺麗なまま。

ただし時間が経つと、生存本能が強くなっていき、わがままになる。

一度そうなってしまうと、後は堕ちるだけ。それがたとえどんな聖人でも。

そんなものが近くにいたら、情で縛られているやつには悲劇にしかならない。


「だから、ユリーさんの奥さんを…」と、後ろにアイちゃんは続けます。

**みつきのーと**-神ない02-11

では、生者がいないと思われていた村の人たちはどうして殺したのか。

ハンプニーハンバートに問いかけますが。


「俺が言わなくても、いずれお前は答えを見つける。

 あの村に封じ込まれていた秘密についても」

あ、ここででっかい伏線来ましたな。



一応2話はここで終わりですが、1シーン1シーンが重要すぎてカットできない^^;


個人的には今のところなかなか好きです。

最後をどう締めくくるかによると思いますが。。。


ところで、ちょくちょく出てくるこのふよふよしたものはなんでしょうね。魂?

**みつきのーと**-神ない02-12

OPでもアイちゃんが両手で包んで空へ放つ(?)シーンがあります。

$**みつきのーと**-神ない02-13

若干気になるところ。原作ではどういう形で表現されているのかしら。