昨夜、妻と相談し
- まずは資さんうどん八千代店に行く
- IKEA開店時間までの空き時間は近くのカラオケで妻楽しむ
- IKEAに行ってネジ補充
- IKEAで昼飯
- 後は成り行き
と言うことにした。
資さんとIKEAの間に妻の楽しみであるカラオケを入れたので、この間の時間はいくら開いても妻は文句を言わない。極端な話夜のうちに出発し、夜食でうどんを食べて夜を徹してカラオケも可。でも、老人なので無理はしない。出発時間は6時頃とした。
ちょいとのんびりして朝6時30分出発。
家を出て5分ほどしたところの信号待ちで、ちょいと調べ物があるからと妻に「信号を見ていて(変わりそうになったら教えて)」と頼んで目を離した。
後ろからのクラクションの音で信号が青になっていることを知り慌てて発車。妻に「信号見ていてって言ったよね?」と確認すると「うん、見ていたんだけどぉ…本当に見ているだけだった」と。
「なんで?」と改めて聞くと「信号は見ていたのだけれど、あれこれ考えることが頭の中でグルグルして、本当見ているだけになっちゃった」と。
妻は基本的に応用が利かない。
それはもう何十年か連れ添っているので、普段行き慣れていない場所に行く時にこんなスタートを切った場合は、妻の「え?」な行動は際限なく続く…経験則からその可能性がとても高い。
もしかしたら今回は違うかもしれないけれど危険は冒せない。
「その何が危険」って思うかもしれない。運転のうまい人ならさりげなくこなすのかもしれないけれど、私は普通に運転をしている時には別に周囲を見回す余裕もなくとか、ハンドルを握りしめた手をエアコンの調整をするためだけでも手放せないなんて程余裕がないなんて事は無い。
普通に同乗者とおしゃべりをしながらとか音楽を聴きながらとか、周りの状況を確認した上で周囲の風景を眺めたりとか適当に余裕を持って運転はしていると思う。
しかし、こうなった時の妻は物凄く怖いんだ。
予想し得ない突拍子もない答えを放り込んでくるとか、今まで普通に会話していたのに唐突に黙り込んだり、(運転しているから)「お茶を取ってくれる?」と言うとアタフタと慌て始めて、「一体何を迷っているの?そのペットボトルを取るだけでしょ?」と聞くと「それは分かっているのだけれど、その前に○×をしなければならないかと思って、どうしようってオロオロしちゃった」とかね…妻には「私には妻語をコンパイルし切れん」「運転に注意しているだけでもそれなりに大変なのに、妻のやることを全て翻訳して、予想して…無理だよぉぉぉ」と泣きを入れる羽目になるんだ。
おっとりした妻なので、私の友達などみんな騙される。
「何でそんなに怒るの? お前が悪い。のんびり構えたら良いじゃん」とか「優しい奥さんなのに」とか散々言われる。
でもさ、だったらその妻と2日くらい一緒に過ごしてみろよ。俺の気持ち分かるから!!!
若い頃は本当に困って怒ったこともある。
でも、最近はそういう妻に「かわいい妻を見せてくれてありがとう」って言うようにしている。
「普通の妻と違う面を見せてくれてありがとう。でも、美人過ぎる奥様はこちらも照れちゃうので、できるだけ普通の奥様で居てね」ってさ。
初めてそういう風に表現した時、妻は「え?」って顔をしていたけれど、真意に気付いて大笑いしていた。「うん、できるだけ普通で居られるようにする」ってさ。
そうやってうまくやってきたんだけれど、今日は船橋のIKEA…そちらに行くのは何年振りだろう。先日資さんうどん八千代店に行く時はIKEAの近くも通っているけれど、普段通り慣れない道には変わりない。
妻がポンコツ言語を話して私のコンパイラに負荷を掛けるなら、私も妻も辛いドライブになってしまう…って事で(「妻は基本的に応用が利かない。」からここまで脳内0.5秒くらいか)、今日は予定を変更しドライブを中止して帰宅することにした。
妻は久し振りのドライブを楽しみにしていたようだけれど、IKEAはいつでも行けるさ。
IKEAに行かないって事になったので、行く原因となった分解中に紛失した部品を探すことにした。要は部屋を掃除することにしたのだ。
先日エアコン工事業者さんを部屋に入れるために、リビングに散らかっていた物をかなり整理した。ポエング(IKEAのロッキングチェア)を分解し、その上に鎮座していた処分しようと思っていたタイムシフトレコーダや旧Windows機などをハードオフに持って行き、それ以外に積み上げたり床に散らばっていた物をまとめて、不要な物をゴミにして、必要だけれど整理しきれない物は寝室に放り込んだ。結果、結構広い床が見えるようになった。
折角ここまで床が見えるようになったので、もう少し頑張ろう。
ワイパーにウェットタオルをセットして床を磨き、ソファやワゴンラックの下も掃除した。でも紛失した部品が出てこない。
もしかして、寝室に放り込んだ袋に紛れてしまったんじゃないか…そう絶望しかけた時、エレベータのドアの隅に落ちている部品を見つけた。ここは盲点だったよ。あそこからここまで転がってくるかね!ってところだった。
兎にも角にも部品が見つかったのでIKEAに行く必要は無くなった。
ちょっと残念だけれど、無駄な時間を浪費しなくて済んでホッとする。
時間が出来たのでエアコンの取扱説明書を読もうかと思ったのだけれど、細かい雑用が出来て読む暇無し。
しかし、部屋は掃除できたし…
あと、取扱説明書は読めなかったけれど、朝からエアコンを「おまかせ・空清」ONで-1.5ど設定のまま放って置いた結果、日中はそれ以上一切温度設定をいじる必要は無かった。それを確認できたことは朗報。
ただ、食事をしている時妻が「風が当たって寒い」という。
食事の時は妻がエアコンを正面に見る形で座る。
私はパソコン側から斜めに机に向かう事と窓際なので風を感じることはないのだけれど、寒がりの妻に冷風が直接当たってしまうのはまずいね。
普段は私の座るあたりに冷風が来るようにとルーバーを設定している。妻と食事をする時だけ都度ルーバーの方向を変えようかとも思ったのだけれど、毎回設定するのも大変だし、多分そんなことを続けていたら、風向を変えるボタンはリモコンの開閉蓋の内側なのでその蓋が壊れちゃうだろう。って事で改めてポクポク考えた。
私は「以前のエアコンはそうしないと駄目だったから」という固定概念で考えすぎていないだろうか。
以前のエアコンは能力が足りなかったので、部屋全体の温度を制御する力が無かったので、極力冷風を自分に向ける必要があった。しかし、新しいエアコンは能力は十分足りているはず。
つまりわざわざ自分の居るところにルーバーを向けなくとも部屋全体を設定した快適温度に出来るんじゃね?って事は、今はルーバーを自分達がいる方向へ向けているけれど、逆に人が居ないところにルーバーを向ければ良いのではなかろうか。
三菱のエアコンで言うなら「風当て」設定をしていたけれど「風よけ」設定にしても十分じゃね?と思えたって事。
今まで「風よけ」エリア設定を、エアコンに向かって左側半分(テレビが置いてあって絶対人が行かない場所)を指定していたけれど、その設定を解除し、ルーバーの方向を「左より」にしてみた。直接風は当たらなくなった。しかし、時間が経過しても室温は変わらない。
扇風機を微風で回せば快適な風が体に当たる。
これ正解じゃん。
ついでに言うと、今までは部屋の中の空気をかき回すため、サーキュレータを2台回し、自分の体に風を当てるために扇風機を1台…「すっごい贅沢をしているなぁ」って思える構成だったけれど、新しいエアコンではどうもサーキュレータを回さなくても室温のムラはなさそうだ。
それでもサーキュレータでかき回した方が良いのかな?
それはもう少し時間を掛けて検証していく。
本当はIKEAに行ってミートボールとかホットドッグセット買ってこようって画策していたけれど、行かなかったし、また暫く行く用事も無くなったしって事で、今日の夕食は鮭フライとごぼ天(先日の資さんうどんでおいしくないごぼ天食べちゃったからな)を揚げた。
多分、余程の奇跡が起きなきゃ2度と再現できないぞって思うくらい完璧なフライと天ぷらが出来たよ。
鮭フライもごぼ天も衣はサクサクで鮭フライは身がほろり。ごぼ天はみずみずしく歯ごたえが気持ち良い。このごぼ天ならこの前の資さんうどんのよりおいしいぜ!って思えたよ。
自己満足かなと思っていたら、妻も「今日の揚げ物全部おいしい」って言ってくれたよ。
やったね。
でもさ、もう一度…無理かなぁ。
あと、IKEA行かなかった(ので無駄にお金を使わなかった)ご褒美って事で、今日のおやつはNewYork Perfect CheeseとCheese Escargot。
完全にカロリーオーバー!
ま、たまにはね。