LoupedeckにAudioDirector用設定を追加した | lummoxの長い1日

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新Windows機への乗り換えは比較的スムースに完了した。


今のところ一番大きな被害は、音声編集に使っているCyberLinkのAudio DirectorをLoupedeckに登録していたはずなのに、移行してみたらAudioDirectorの操作画面、コマンド一式がなくなってしまっていた事。

また、メイン画面のAudioDirectorのボタンをいくら押してもアプリが起動してくれない。

 

Loupedeckニ登録した画面やコマンドの一部だけ紛失なんて不思議だけれど、実際そうなっている。なんでだろうね。

 

それに加えて、自分が知らなかっただけなのか、丁度タイミングが合ったのかは知らんけれど、新しいWindows機に改めてアプリをインストールしたら見慣れない画面になっていた。

アプリ起動時のインターフェースが変わってしまったようだ。

 

AudioDirectorというアプリが余りLoupedeckなど所謂「左手デバイス」を使うことを前提と考えていないという事なのか、操作するコマンドにショートカットが割り当てられていない事も多く、左手デバイスで操作できることは限られている。

 

以前のバージョンでは、私如きが編集に使うコマンドでLoupedeckに登録できたのは1画面(12ボタン、6ホイール)でもスッカスカに余るくらいの機能だった。

 

まぁ、例えば、冗長な無音時間等があれば、全トラック対象に編集する開始点と終了点を決めてそこをカットしたり、音声が重なって聞きくかったら、その部分の重なった音声トラックの片方だけ霧の良いところで分割して、前後にずらして音の重なりを解消するとか、まぁ編集って言ったらその程度のことをしているのだけれど、この編集機能に限ってしまうと、以前のバージョンでは

  • 編集開始、終了点の設定はショートカットなし。
  • 着目地点で着目トラックを分割はショートカットなし。
  • 削除(または切り取り)後空いた隙間を詰める/詰めないはどちらもショートカットあり。
  • 表示時間幅を可変するはショートカットなし。
  • 表示トラック高さを可変はショートカットなし
書ききれないけれど、兎に角殆の機能にショートカットが割り当てられていなかった。
それでも、マウス操作で多くの指定ができるので、マウスでできることをマウスでやって、削除後間隔を詰めるとか、分割後削除して詰めないとかそんな最後の「削除 」(Shift+XだのAlt+Xだの)をボタン1つでできるだけでもありがたかった。
 
そう、Loupedeckを買った当時は、StreamDeckと比較して、ボタンだけのStreamDeckに対して、ボタンの他ボリュームツマミがついていて、値を連続可変させられるところが良いと思ってこちらを選んだのだけれど、対応アプリの少なさにはちょっと閉口している(まぁ、StreamDeckにしたらどれだけ楽になるかは知らんけれど)。
 
このAudioDirectorも非対応(設定が予め準備されていないアプリ)で、使いたかったらショートカットもアイコンも勝手に探して自分で設定しやがれ…というスタンス。
まぁ慣れたら面倒ではないけれど、こういう事を苦手とする人は敬遠しちゃうんじゃないかなぁ。
 
元々あった設定をあちこち探してみたけれど見つからなかったので、仕方なくもう一度AudioDirectorの設定を作ることにした。
 
で、作ったのがこんな画面。

 

まだ設定したばかりで、今はアイコンをいじる暇はなく、文字による判別のみ。
 
設定のために改めて調べてみると、AudioDirectorで使えるショートカットがかなり増えていた。
まだ不便は感じるけれど、以前とは雲泥の差(くどいけれど、以前のバージョンでのショートカットは私が知らなかっただけかもしれない)。
 
未来の自分が迷ったときのことも考えて、一応設定を明記しておく。
 

 

ボタン

画面左上から

  • 日付(表示のみ)
  • 時刻(表示のみ)
  • 全M Del:タイムラインマーカを全削除
  • M Del:指定したタイムラインマーカを削除
  • In:着目場所を開始点に指定
  • Out:着目場所を終了点に指定
  • Mute:消音
  • Track Solo:指定トラックをソロにする(他トラック無効)on/off
  • X 詰め:切り取り(間隔を詰める)
  • Clip 分割:着目トラックを着目場所で分割。
  • X 保持:切り取り(間隔はそのまま)

 

ボリューム

 

左上から

  • 回すとシステムボリューム/押すとMute
  • 回すとTimeLine:時間幅拡大・縮小 
  • 回すと早送り・巻き戻し/押すと再生・一時停止
右上から
  • 回すと‹ M ›:次(前)のタイムラインマーカへ移動/押すとタイムラインマーカ設置
  • 回すとClipMove:Clipの左右移動
  • 回すと5秒早送り・5秒巻き戻し
これだけの機能を登録できたことで、編集作業はかなり楽になったんちゃうかな。
 
また、バージョンが変わったことで、アプリが置かれているディレクトリも変わったため、既存設定のままのメイン画面でのコマンドをいくら押してもアプリが起動できない原因となっていた。
コマンドラインのディレクトリを正しいフォルダ名に書き換えて、そちらも解決した。