ものすげー駄文なので、落胆ませんように…
ってか、じじいは「変態」ではないからな。
注)ここで「転生」と書いちゃったけれど、多分厳密にいうと「転生」は異世界で生まれ変わるやつ？
つまり、異世界では赤ちゃんから始まるような…
じじいが言っているのは「異世界召喚」とか「異世界転移」ものになるのかな。
まぁ、こっちの世界からあっちの世界に行く間に神様の下に行って、そのまま送り込まれるような話もあるし、あまり深く考えないことにする。けれど、ここではそういう意図ってことは意識して読んでいただければ嬉しい。(*5)
結構漫画は読む方なんだ。
昔は少女漫画一辺倒だったんだけれど
最近はジャンルに隔てなく読むようになった。
じじいは暇だけが財産だからねぇ…
でさ、漫画だからデフォルメ、漫画表現もあるし、ご都合主義的展開もあるし「実際にこんなことありえねー」なんて考えたら漫画は成立しないなんてことは重々承知しているんだけれどさ、それでもついつい変なところを気にしちゃったりするんだよね。
ストーリーや絵が秀逸で、つい漫画にのめり込んでしまうような作品ほど、「え、なんで？」と思うことがあるんだな。
転生ものってジャンルがあるじゃない。
現代社会で生きていた人が、召喚されたり、間違って事故にあったり、死んじゃったけれど生前の善行によってだったりして異世界に転生されちゃう。
そこでどう活躍するかは別として、そう言う類のストーリーのいくつかは、転生してからしばらく放浪を続けるストーリー展開になる。
例えば女子高校生が通学途中に事故にあって転生。
転生先はどこかの森の中。
人里に出るまで、あれこれありつつも放浪又は、途中で誰かと出会って一緒に旅
そんな展開。
この主人公の場合、通学途中なので基本カバンの中には教科書やノート、筆記用具は入っているだろう。
後は今時だからの(*1)女性だから化粧道具が入っているかもしれないし、ゲームや本が入っているかもしれない。
申し訳ないがじじいが学生だった時代は遥か昔なので、今時の学生さんは他に何が入っているのが「常識」なのかは知らん。
知らんけれど、昔と比べても(*2)そんなに変わったものは入っていないだろう。
サバイバルに必要なものを常に持ち歩くような学生はほぼいない。
だからそう言う設定にするためには、そう言う人物であると言う前振りが必要だわね。
そうしなければならないくらいに、サバイバルキットを持ち歩くって不自然なことだと思う訳ですよ。
だから、多くの主人公の持つカバンは「○次元ポ※ット〜」の様に重宝されることなく、多くの場合はいつの間にかなくなっている。つまり、主人公は学生であるか社会人であるか無職であるかを問わず、異世界では身一つになってしまうのである。
そこに神様がくれたスキルなどを使って無双していくとかそんなストーリーだよね。
うん、それに文句は言わないよ。そう言う漫画だもんな。
じじいが心配なのはさ…
絶対に引くなよ。
「変態」とか白い目でみるなよ。
じじいがこの手の漫画を見ていて途中で気になるのはさ…
特に主人公が女子高生とかそんな設定の時なんだけれどさ
異世界に転生しました。
漫画のストーリーを鑑みると何日も同じ制服を着ている。
下手すると、これ「何ヶ月単位じゃね？」と言う様なものも。
その間制服って洗濯してないの？
え？じゃあパンツも？
ずっと？
と思っちゃうんだよ。
汚い話かもしれないけれどさ、貧乏キャンプ旅行なんてしていると、同じパンツを1週間履くって言うのもあるらしい。
残念ながらじじいはそこまでの耐久レースはしたことがない。
でも、例えば1ヶ月休みをとってバイクで北海道旅行とか言うと、1ヶ月と言う長丁場であっても、バイクという制約から荷物を増やせない。だから定期的にコインランドリー又はキャンプ地での手洗いで洗濯をすることになるのだけれど、旅行中に洗濯で足止めってすごく時間が勿体無いんだよ。
だから極力洗濯を切り詰める。
同じパンツも2〜3日だったらいいや。洗っちゃえば一緒でしょ。
で、表で2〜3日履けたなら、裏返して同じだけ履けるでしょ。なら前後逆にして更に…とどんどん理論が展開してくらしい。
じじいは経験談として聞いただけだけれどな。
じじいも1997年頃、YAMAHA XT250RRのフレームを補強して、妻とタンデムで北海道を旅行してきたことがある。
1週間分のキャンプ装備、カメラを載せたバイクは一見「どこに奥さんを？」と疑われるくらいだったけれど、兎に角タンデムで楽しんできたよ。その時はそんな話を聞いた後だったから、パンツだけはいっぱい持って行ったな。妻も同様。加えておりものシートなどを併用して対策した様だ。
そんな経験をしているから、洗濯に時間を取られたくない気持ちはとっても良くわかるし、「できるだけ長く履〜」と思っていく過程もつい頷いてしまう。
今時の若い人に、ちょっと昔の人は「お風呂は2〜3日に1回程度だったんだよ」って言っても「嘘だぁ」「信じられない」っていうかもしれない。
また、お風呂にシャワーが「普通」になったのも「ここ数十年のことなんだよ」って言っても「嘘だぁ」「じゃあ、その人たちはどうやって髪や体を洗っていたの？」とか真面目に聞き返してきそうだね。
そして、「当時の人は桶に水道から湯を汲むか、風呂桶の湯を使って流していたんだよというと「うげぇ」とか言うのかもしれない。でも、それは本当に当たり前のことだったんだよな。
多分、1980年代になって漸くシャワーが一般的になってきたと思う。
と言うか、家の建て替えタイミングとか、風呂釜の更新タイミングっていうのが長いので、1980年代の買い替え需要から漸くシャワー付きを取り入れられる家庭が増えてきたんじゃないだろうか。
アパートにしても、それ以前は共同トイレとか風呂無しも多かったし、風呂トイレ付きってこの頃から漸く広がり始めた様に思う。
なので、今時の若い人は進学や就職で上京して一人暮らしを始めても、最初から風呂のある部屋が当たり前だっただろうし、シャワーを使って綺麗なお湯で体や頭を洗うなんて「一般常識でしょ」と育ってきたことだろう。
そんな現代の学生さんが異世界に転生して、数ヶ月同じパンツを履き続けられるか？
いや、当然ながらないものはない。替えがなければ替えようはない。
また環境に適応する能力もあるだろう。
「みんなが寝ている間に洗濯してんじゃねえの？」と思うかもしれないが、じじいが読んで、こんな心配をいているある漫画では、夜は出会った冒険者が夜を徹しての見張りをしているので、こっそり抜け出すことはできないであろう設定。
そりゃそうだよね。魔物を警戒して世夜(*3)を徹しての交代番をしている世界なのに、洗濯をするからと簡単にこっそり抜け出せる設定では見張りの意味がないではないか。
ということは、作中では描かれていない水浴びなどの時間にパンツを洗っているのだろうか。
不思議…
いや、これを書いていてふと思ったんだけれど、女子高生だけではなく同行する冒険者も着ている服を洗う時間が必要なはずだよね。ということは、やはり水浴びついでの洗濯は、隠れてすることではなく「やって当たり前」のことなので、トイレシーン、入浴シーンと同様描かれていないと言う事なのではなかろうか。
なんとなく腑に落ちた。
とは言え…うん、とは言え、多分に冒険者の人たちは着替えを持っているだろう。翻って通学途中で転生させられた女子高生は着替えなんて持っていないはず。
水浴びして洗濯をした後、冒険者は着替えを持ってきて着替えるけれど、女子高生は裸で過ごして乾かすか、水の滴る洗濯したてのものを着るしかない。
風邪ひきそう。そして、濡れたままでその辺に座ったらすぐにドロドロになっちゃうよね。
洗濯をしたのが行軍の途中なら歩き続けるしかないだろうけれど、野営地を決めた後であるならば、風下を見極めて焚き火の前に立ち、棒に串刺しにされ丸焼きにされる豚を縦にした如くゆっくり回りながら全身を乾かしていくしかあるまい？疲れている時にこれは辛かろう。靴を濡らすわけにもいかないので裸足で靴を履き、手に靴下を持って回るのも面倒そうだ。
毎日履いているパンツってどれくらい使えるものなのだろう。
履き替えながらなら何年単位で使えるとは思うのだけれど、毎日履き続けるとなると痛傷(*3)みも激しかろう。
どうか擦り切れて「履くものがない」って泣く前に人里についてパンツ又はその代用品を買えることを願ってやまないのだ。
普段はここまで考えたりはしないんだからね。
単に「いつパンツ洗ってんだ？」程度でざっくり不思議に思っているだけなんだからね。
でも、ここで書いていたら疑問が疑問を読呼(*4)んでこんな話になっちゃった。
まぁ、ここまで心配される漫画って、それだけその漫画の世界に引き込んでいるってこと、その漫画が(じじいにとっては)良作ってことだと思う。
最後にもう一度書いておく「変態」じゃないんだからね！！
*1:2024/08/19 18:32 表現変更
*2:2024/08/19 18:34 文章追加
*3:2024/08/19 18:36 誤字訂正
*4:2024/08/21 16:42 誤字訂正
*5:2024/08/22 04:37 注意書き追加