Nakamuchi Elite FIVE ANCを少し使ってみて… | lummoxの長い1日

lummoxの長い1日

駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

先日は枚数の関係で載せられなかったけれど、向かって右側の左耳用イヤーカップの下部に小さななあ穴(*2)が空いている(赤丸部分)。


多分ここがマイク(どこにも説明がないので「多分」な)。


小さい穴でもそれなりに音は拾ってくれるのだけれど、少し大きな音で話すと音が割れる「らしい」(妻談。近々自分でも試してみる予定)。アンプに余裕がないのかな。


今日は妻を迎えに行くついでに漫画喫茶に立ち寄って、ノイズキャンセル性能を試した。


結論としては複雑なことを要求しなければ「ちょー優秀」かな。


例えばSONY WF-1000XM5のような何万円もする物のノイズキャンセルの様に様々な環境下で的確なノイズキャンセルをする様な器用さは無い。

  • 室内のエアコンや喧騒などのノイズにはよく効く
  • 外の車が通過する様な不規則な雑音には少し効く
  • 話し声はそれなりに通す
そんな感じ。

道交法違反だし、とっても危険なのでやってはいけないことだけれど、ヘッドホンで両耳を塞いだまま道路を歩く様な暴挙をしたがる命知らずの阿呆がいると仮定して、その阿呆がこのヘッドホンをつけたとしたら多少は命の危険は減るかもしれない。

SONY WF-1000XM5などでそんな事をすると、車の接近に気づかず事故に至る可能性も高い。が、このヘッドホンならそこまでノイズキャンセルが強くないので、車の接近は気づくレベルだからな。

だからと言って外を歩く時に使っちゃダメだぞ!


漫画喫茶を利用したことがある人ならその喧騒具合はわかると思うが、常識知らずな人が騒いでいると言うイレギュラーな場面を除いても、空調の騒音など結構ノイズが多い。

そんな環境の中でこのヘッドホンを使うとノイズは劇的に軽減される。

音楽などのソースを再生せず、ANCをonにしたヘッドホンを掛けているだけでもかなり効果はある。

残念なのは階段を上り下りする靴音などにはあまり効果がない。

ソースを再生していればそれらのノイズはほぼ分からなくなる。


先にも書いたけれど「恒常的ノイズには効果あり、不規則なノイズには効果が薄い」感じ。

そんな状況を総合しての評価が前述である。


数日使ってみて改めて思ったこと

  • スイッチは思ったより使いやすい
  • スイッチのクリック音がうるさくチープ
  • ANCは電源onの度…
  • 蒸れる(仕方がないけれど)
  • ケースの網が残念
  • バッテリー…どれくらい持つ?
まあ、そんな感じかな。

スイッチが思ったより使いやすい

前回「こんな複雑なのわかるか!」と憤慨したけれど、それは説明を見ての初見の感想。
実際使ってみると初動時、ソース再生時、通話時と分類され、それぞれの状態でできることは然程複雑ではない。逆によく考えられていると感じた。

また、最初は「なんでこんな位置にスイッチを?」と思ったのだけれど、左手でイヤーカップを覆う様にすると自然と人差し指の指先が電源ボタンを触る位置に配置されている。
そこから少し下に音量調整ボタンがあり、これは電源ボタンより長いので容易に触覚で判別ができる。
ANCボタンは電源ボタンと大きさ形が一緒だけれど、明らかに場所が違うため間違いようがない。
「イヤーカップを包み込む様に」を意識すればとても使いやすいボタン配置だと実感した。

スイッチなクリック音がうるさくチープ

スイッチはクリック感のある物理スイッチ。
なので、確実に押した感があるのはGood!
でも、押すと「カチっ」と言う音が結構大きく左耳に響く。
音でも確認できる事を狙っているかもしれないけれど少し大きい音でうるさく、少し安っぽく感じる。
これは個人的好みの差か?

ANCば電源onの度…

とても良く効くANCなのだけれど、電源onするとANC offの状態から始まるので、毎度ANCボタンを押して2秒…面倒くさいかも。

蒸れる

開放型ではなく密閉型なので中が籠るのは当たり前。
こんな事に不満を漏らすべきではないけれど、やはり蒸れるのは不快だね。
買うときはそうなる事を重々承知して買うべきだね。

ケースの網が残念

先日載せた写真だけれど、ケースの蓋側に網状のポケットがある。


初期状態ではUSB-Cケーブルとオーディオケーブル(と取扱説明書)が収納されていた。

しかし使ってみると、ここにケーブルを収納してファスナーを閉めるとヘッドホン本体と網ポケットに収納した物が干渉する。
「ケースの高さ≒ヘッドホンの厚み」なので「そりゃ、ポケットに何か入れたら干渉するでしょ」っな感じ。

ケーブル類を裸で収納すると網の隙間から端子部分でヘッドホン本体に傷をつけそうだし、ヘッドホンを写真とは裏表逆に収納した場合、ケーブルが圧迫してイヤーパッドに変な癖をつけそう。
それを防止する為にケーブル何か袋に入れて収納すると袋の厚さで圧迫が更に強まりそう。
結論としては「ここに何かを入れるのが怖い」かな。

基本常に持ち歩いている中に充電ケーブルあるし、オーディオケーブルは少なくとも外で使う時に出番はない(再生機側にヘッドホン端子がある機器がない)ので、ここにケーブルを入れておく必要がないので、じじいの場合は「何も入れない。何も足さない」が正解という事で良かろう。

どうしてもここにケーブルを同梱したい場合は網ポケットに入れるのではなく、収納したいケーブルなどを袋に入れ、ヘッドホンの隙間に詰め込むのが正解の様な気がするよ。下写真右下の部分な(*1)


バッテリー…どれくらい持つ?

まとまった時間を取れていないので、未だ3〜4時間の連続使用しか試せていない。

しかし、公称(*3)連続使用時間は「5時間」の筈なのに、3〜4時間使ってもiPhoneなどに表示されるバッテリー残は90%。
これは何か違ってないか?と思うんだけれど…まあ、この辺は後日改めて。


*1:2024/05/23 18:24 写真と文章追加
*2:2024/05/24 23:04 誤字訂正

*3:2024/05/24 23:11 誤字訂正