予想通り、ほぼ書くことなし。
あえて書くなら…
最近週一で通い始めた整体。
年齢が近いこともあって、まあ、じじいとちょい若いおじじの雑談が結構賑やかしい。
そんな中で「自分は整体でも結構高度な技術を持っていて、客に対して遺憾なく発揮しているのに、客がそれを理解してくれないんだよー」と言う話があった。
すごくよくわかる。
じじいも、コンピュータなんて触ったこともない様な年寄りでも直感的に分かるユーザーインターフェイスを考えに考えて提案し、それを実現しても「ふーん」で終わった時の悔しさ、悲しさを嫌と言うほど味わっている。
とは言え、来る客来る客に「俺の技術はすごいんだぞ。敬え!」と言うわけにもいかんし「どうせなら来店時に「先生のおかげで楽になりました」とか3つ褒め言葉を言ったら1,000円割引とかしたらいいんじゃね?」みたいなくだらない話をしている訳だ。
そしたら「じじいさんは分かってくれてんの?」と聞いてくるもんだからさ「効果ないと思っていたら、とっくに来るのやめてる。悔しいけど体が楽になっているから通ってんじゃん。口には出さないけど、通ってることが誉めていることなのだよ」と言うと「みんなそんなだから、誰も誉めてくんないんだよね」と。
そんな話から夫婦仲の話になって「申し訳ないけど世間の皆様に謝らなければならないことがある。じじい夫婦がいるために、他にどんなに幸せな夫婦がいたとしても、その夫婦は世界で2番目に幸せな夫婦にしかなれないんだよ」と言う話から「そういえば、昔そんなのあったね」
「世間の幸せな夫婦、前年残念(*1)ながらその幸せ度は世界で2番目だ」
「なんだと、俺たちより幸せな夫婦がこの世にいると言うのか。それは誰だ」
「ちつちっちっちっ。この俺さ」
「なんだと。俺たち夫婦の幸せぶりをみて尚、お前が一番だと言うなら見せてみろ。もしお前たち夫婦が一番ならこの場は大人しく引き下がってやる」
「こんな台詞に何ですかねー。『ズバッと参上、ズバッと解決。人呼んでさすらいのヒーロー、快傑ズバット』だったかね。懐かしいねえ」
まあまあ、かばかばしい話だ。
そんな与太話をしながら痛みを誤魔化しているんだわね。
むし(*2)
先にも書いたけれど、実際体が楽になっている。
前回は、膝に水が溜まった症状があると話したら「それはまっさー時マッサージ(*1)で解決できる。(*3)水を抜く必要はない」と言う。
そんな事なかろう!?と半信半疑だったがマッサージを終え数時間で膝の痛みが消えて無くなった。
首周りが硬くなって横を向けなかったのが徐々に後ろが見える様になってきた。
夜寝ている時に腰が伸ばせる様になった…挙げていけばきりがないくらいあちこちの症状が改善している。
ただ「ここが治った」と言う箇所はまだない。
「そんなに早く治るなら通う必要なし。または、俺大儲け」と言う。納得する。
兎に角、効果なしと思うならわざわざ6,000円/回も支払って通ったりしない。
でもさ、アプリと一緒でいくらすごい技術を放り込んでも「ふーん」とか「本当に?」と言われちゃう世界だ。そこに「すごく効果ありました」なんて正直に言ったところで「サクラの人でしょ」とか信じてもらえないよな。
そう思うからネットの評価も書きづらい。
一体どう書いたら胡散臭くならないだろう。
一番は無難に当たり障りのないことを書く事かな。
「気さくな先生で通いやすい感じでした。終わったら体が軽くなった感じがします」とかな。
これくらいならサクラ記事とは思われずに済むかな。
でもさ、そんなこと書かれても嬉しくないよな。
書く方もそんな程度ことを書くなら、面倒しないで書かない方がまし。時間が無駄にならないよ。
まあ整体は「信じるものは浮かばれる」世界だ。
実際、効果はあると思う。
ただ、すぐに結果が出ない事、地味に徐々に効果を発揮する事から中々「整体を受けたおかげだ」と認識されにくい。だから、効果があるはずと信じて通い続けた人だけが浮かばれる…楽になれる。信じない人は施術受けないだろうから恩恵に与れないし、その恩恵がどんなものかも知りようがない。
でも知らないなら知らない中での幸せはある訳だ。
どちらが良いのかここ個々(*1)の考え方だろう。どちらが正解とか間違いとかの話ではない。
じじいは体が辛くて最後の頼りとかけ込んだら効果を感じたので続けているだけ。
不自由がないのであればわざわざ通う必要もないけれど、体が硬くなってきたとか痛みが出るなんて時は、ものは試しと行ってみるのはありかもしれないよ。
*1:2024/04/20 02:52 誤字訂正
*2:2024/04/20 02:50 冗長削除
*3:2024/04/20 02:55 句読点挿入