車検とドライブレコーダ | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

車を車検に出す。

2009年5月に購入した14年目。

353,800kmを走ってまだまだ元気。

 

25万km位までは、ディーラーの社員が同じインサイト(ZE2)に乗ってじじいの車より数万km多く走っていたのだけれど、いつの間にかじじいの車がそのディーラーの全顧客の中で一番走行距離の多いじじい車になっているらしい。じじいの乗る車らしかろう。

 

走行距離、購入からの月日など様々な理由で色々な部品が劣化して、ある程度こまめに点検・交換をしていかなければならない。

 

という事で「検査して怪しければ遠慮なく」という事で、通常の点検以外に

  • エアコンフィルタ
  • 下回り防錆処理
  • バッテリ交換
  • ロアアームブーツ交換
  • ミッションオイル交換
  • リアワイパーブレード交換
の(*1)点検・交換を依頼。
それ以外に既存ドライブレコーダの取り外し、新しいドライブレコーダの取り付けを依頼した。
 
これから2年間の定期検査にかかる諸費用を含め総額約21万5千円くらい。
安いところならこの半額くらいの値段を提示するのかもしれない。けれど、じじいな車は安さより確実さを優先するのだ。
 
そういえば昨年秋からまた担当者が変わった。
車も買い替えないじじいの担当は本当に申し訳ない。
たまたま担当が変わったのが定期点検直後だったため、挨拶の電話やハガキなどはもらっていたけれど、お会いするのは今日が初めて。
 
「なぜ、この車にこだわっているんですか?」と直球な質問をもらう。
理由を考えてみると
  • 長年乗ってシートが尻の形に合っている
  • サスペンションの硬さがちょうど良い(最近の車は柔らかくてロールが大きいのが苦手)
  • EVバッテリが死んでも尚長距離なら28km/l走る
  • 長年の相棒で手に馴染んでいる
  • ホンダセンシングなどという勝手に急ブレーキをかけるシステムがなくて済んでいるいのが嬉しい(*2)
  • いいかもと思う今どきの車の値段が高すぎて手が出ない
まぁそんな感じかな。
 
一度、九州か島根あたりまで友人のSUV (ホンダのVEZEL)を借りて行ったことがある。往復1,500kmくらい運転してみたのだけれど、たったそれだけの距離で、じじいは「問題なし」と判断していたのに、ホンダセンシングが危険と判断し急ブレーキをかける状況が数回あった。本当に危険な状況だったら「あって良かった」と素直に喜ぶが、間違いなくブレーキなどかけなくても全く問題のない状況だったので、不信感しか残らなかった。それからまた時は流れてシステムも進歩しているのかもしれないが、もう少しじじい度が進んで「1人で運転させては危険」というようになるまではそんなシステムはいらん!と思う…いや、そんな状況になったら運転やめて免許返上しろって話だよな。
 
兎にも角にも「この車を捨てて乗り換えたい」と思う車が現れない。
 
無責任に価格など無視して「これなら乗り換えてもいいかな」と思うのは
のようなスポーツカーになってしまう。
一度はシルキー6の滑らかさを心ゆくまで味わってみたいし、やはり未だロードスター(NB8)を乗っていた時の気持ちよさが忘れられない。ただ、マツダのデザインはエクステリアは中途半端だし、インテリは破綻していると個人的に思っている。グッと一瞬は惹きつけるんだけれど、よくよくみると「なーんだ」と思うエクステリア、そして「人様が運転中に使うこと考えてはります?」と声を大にして問いたいスイッチレイアウトなど、NBの頃はまだ良かったんだけれど、この後のデザイナーさんから変わっちゃったんだよなぁ…
 
今日代車としてFreed+を借りた。
インサイトに比べたらというかSUV特有のトラックポジション。そして柔らかくてちょっとしたハンドル操作にもグラグラロールする軟いサスペンション。苦手やわー。でも、折角借りたのでセカンドシートを倒して2列目と2荷(*3)室で作るフルフラットな空間を試してみた。
身長177cmのじじいが足を伸ばして横になれるのは良いね。
ただ、荷室と折り畳んだセカンドシートの間にできる隙間を埋めるボードが凸状(*3)に飛び出すのは如何なものかね。
まぁ、この上にマットでも敷けば気にならないかもしれないけれど、本当にちょっと疲れたからシートを倒して一休みって思ったときにこの状態だと腰が痛くなりそうだ。
まぁこの値段の車にこんな文句を言うのはダメかな。それより良くぞここまで作ってくれましたって感謝すべきなのかもしれないな。
 
この車があれば、カメラを積んで気ままに出かけ車中泊なんてできるかもと期待したけれど、多分ネックになるのは贅沢な悩みだろうけれど、夏場は停車している時の冷房、冬は暖房をどうするかと言うことだろう。サブバッテリをつけてヒーターやエアコンを取り付けるには車が小さすぎる気がする。その辺りは何かあるんだろうか。じじいはその辺の情報知らないので心配だけが募っている。
もし、本気で買うことを考えるなら事前にその辺りは確認したいところだね。
 
ま、今の車が壊れて廃車しかないってなるまで乗り続けるつもりだけどな。
 
 
車を預けてしばらくしてディーラーから電話が来た。
ドライブレコーダの取り付けについて、素人意見として
  • 前カメラは前方と室内両方のカメラがついている。室内カメラがルームミラーで遮られない場所へ取り付けて(法律に適合する範囲で)
  • リアカメラはリアウィンドのワイパー払拭範囲に取り付けて
  • リアカメラは可能ならプライバシーフィルムを剥がさず取り付けて
と依頼をした。
ただ、現場の判断に委ねますとも伝えてある。この意見はあくまでも素人の希望。それよりプロの、現場意見が最優先だ。
それでも何かあればいつでも電話してくださいと伝えていたら本当に電話が来たんだ。
 
内容は「リアカメラの取り付け位置」について
インサイトはハッチバックスタイルで、後席の頭付近から最後尾まで緩く傾斜したハッチに大きめのリアウィンドがついている。そのほかにその傾斜が終わって垂直に立ち上がった最後尾部分にも、両端の灯火類の間に窓ガラスがある。
 
ちょうど2014年トラックに追突された時の写真を見つけたので参考に貼付。
両側のライトの間もガラス窓なのだけれど、追突されて綺麗に割れているの図。
 
この小窓があるおかげで後ろ側の資格死角(*3)が少なくなって大変便利なのに加え、傾斜した大きな窓と小窓の間に狭いながらも枠があるお陰で、後ろでハイビームをかます迷惑な車が時々いるけれど、後ろに適切な車間をあけて走る車のヘッドライトはこの枠がマスクとなって見えないと言う恩恵がある。なので、眩しいライトがサイドミラーの反射で眩しく感じることはあっても、後ろから眩しく照らされる事はほとんどない。
パッシングされても気が付かない事もあるのかもしれないな。
 
今回の依頼としては、大きな窓のワイパー稼働範囲にリアカメラを取り付けて欲しいと言うものだったのだけれど、いざ取り付けようと(*3)したら、リアウィンドの傾斜角度が大きくて、リアカメラを窓に取り付けるとカメラの稼働可動(*3)範囲を目一杯調整しても正しい向きにならず少し上を向いてしまうのだそうだ。それは「後ろに並んだ車のナンバーを確認できない」状態だと言う。それはまずい。
 
で、解決策はと言うと「ワイパーの範囲ではなくなるけれど、下の小窓にカメラを取り付ければ問題解決」だそうだ。
まぁこちらはまっすぐ直立したような窓だから問題になり様(*3)がなかろう。
ただ、雨が降っている時、カメラは役に立つのだろうかと言う疑問。
 
…全ての車がリアウィンドにワイパーを備えているわけじゃない。なくともそれなりに視界は確保できるはず。特にリアカメラはずっと高解像度を保つ必要はなく、走っている間はある程度の判別ができればよく、停車したときに近隣車両の動きやナンバーが確認できれば良い。となれば、多分ワイパーがない窓でも問題はなかろう。
撥水加工でもしてやればある程度の対策になるだろう。
そう結論づけ、リアカメラは小さなワイパーのない窓に取り付けることにした。
 
果たして、どんな感じに仕上がってくるんだろう。今からとても楽しみだ。

*1:2024/04/13 14:50 文章追加
*2:2024/04/13 14:52 文章訂正
*3:2024/04/13 14:56 誤字訂正