クラウドファンディングで購入したCIOのマグネットケーブル。
ケーブル端はこんな感じで…
端子をつけるとこんな感じに一見普通のUSB TypeCケーブルになる(当たり前だな)。
その端子の裏側、ケーブルと接合する面はこんな感じ。
左右対称なので向きを気にすることなく使える。周囲を囲む銀色部分が磁石かな。
で、先程iPhoneを充電しようとケーブルをつけて机の上に置こうとしたら、手が滑って10cm程の高さから机の上に落としてしまい(決して叩きつけた訳ではない。ポロリと落ちて)、ケーブルが外れた。
まあ、衝撃が加わってケーブルが端子から外れるのはこのケーブルの美徳と致すところなので、ケーブルをもう一度iPhoneの端子に近づけたけれど全然吸着する気配がない。
なんで?と思ってみたら何か変。
よくよく見ると…
なんじゃこりゃー!
写真に撮り忘れてしまったけれど、本来この端子についているはずの磁石部分がケーブル側にそのまま残っている。
そして、この端子も上半分が削れている。
ケーブルから磁石を取ってみたら4つに割れていたよ。
10cmの高さから落とす(決して叩きつけた訳じゃ…)…これが「常識的な使用」の範疇に入るかどうかはメーカーの判断次第だと思う。
が、少なくとも「壊れやすいのなら壊してしまえ」「手荒に使って壊れるものが「おもちゃ」、生き残るものが「使えるヤツ」」と言うスタンスのじじいには刺さらん。
じじいがNikonの一眼レフからデジイチ、そしてミラーレスになるに至っても人気のSONYやCanonを使わないのは、レンズ資産があるからという理由もあるけれど、なによりもそのスタンスで生き残ったカメラボディだったからだ。
今使っているZ5がそんな経過を辿ってきた訳じゃない。
フィルム時代のFEやF801、デジイチ時代のD300などじじいごと数メートルの崖を落ちて土だらけになった事もあるし、叩きつけるように落とした事もあれば、バイクで走行中に派手に転倒し放り出されたり、バイクごと数十m崖を転げ落ちていった事もある。それでも何も変わらず動き続けてくれるからこその信頼を築いている。
翻ってCanonなどはAE-1から始まり、数台使ったことがあるけれど、Nikonより楽な環境で最も簡単に壊れた。
新しいところでは一眼レフタイプではないけれど、FujifilmのX100-Tなんかも軟弱の極みだったよな。
Canonなんかはじじいの感想がどうあろうと、そんな戯言に動ずるはずもなくNikonと並んでプロが使う代表的なカメラなので、本来は基本頑健さも然程変わらないと思う。そうでなければプロの使用に耐えられなかろう。
そうと理解はしているけれど、実際自分の経験では頑丈さに差が出ている。勿論逆に「Canonは丈夫だけどNikonは…」と言う経験を持つ人もいるだろう。なのであくまでも個人の経験としての話。
「自分の使うものを選ぶ」時、その「自分の経験」が、その辺の広告やら世間の評判などより重要になる事は多々あるよね。
で、CIOはどうなんだろうね。
Youtubeなどを通じていろいろ情報を発信したり、不具合の対応を素早く実施する姿勢は評価するし、このマグネットケーブル以外に取り立てて不具合はない。
今回の件について、じじい的には「(たかだか)10cmの高さから製品を充電しながら机の上に落とした」なんて事故のうちに入らないと思うんだけれどさ…
これから義父を病院に連れて行かなければならないので、帰宅後に改めてCIOに問い合わせのメールをしてみようと思う。
正直な話、最近の状況はただただこのマグネットケーブルの相次ぐトラブルのおかげで「CIO製品とは距離を取れ」という警戒モード。
果たしてどんな結果が戻ってくるか楽しみだ。