最近、色々優柔不断さを発揮して憂鬱になっている。
まぁ優柔不断はいつもの事なんだけれど、今回は輪をかけて…って感じ。
何に対してそんな優柔不断ぶりを発揮しているのかと言うと
- 先日からここにも書いているLenovoのノートパソコンを買うかどうか
- 某所で大幅割引販売をしている冊子を買うかどうか
- NASを導入するかどうか
ThinkPad X1 carbon
某所で割引の冊子
昔住んでいた地域の本屋さんが閉店すると連絡があった。
閉店するにあたって在庫を処分するとの事。東販などを経由した本なら返品すれば良いだろうにと思うのだけれど、昔からの馴染みには大幅割引で売ってくれ、残りは返品するというご厚情らしい。
欲しい冊子の中で大幅割引の対象としてくれている物が結構あって、最大割引率が9割と言う物もあった。
これは「ほれほれ、買えよ」と言う釣りですか?
貧乏人の鼻先に人参をぶら下げる、新しいイジメですか?
そう言いたくなるくらい魅力的。
先日行った時に、定価なら数万円する本を購入してきた。
50~90%割引だった。
そして今日、最後のチャンスって事で再度出かけて来た。
先日、たとえ割り引いてくれても、それでもまだ効果で手が出ない!と諦めていた冊子にどうしても諦めがつかなかった。
妻に「我慢できない。こんなチャンスは二度とないだろうから買ってくる!」と宣言して行ってきた。
NASをどうすっぱい
今はWindows、Mac、そしてiPhoneとiPadを使っている。
Apple製品のデータ共有はiCloudを使っている。
お金を払って容量を拡張している。
そしてWindowsとのデータ共有もある程度はiClouodで行えるし、DropboxやGoogleDriveなども使っているけれど、まぁ速度が遅かったり、反応が遅かったり、外では通信手段が無かったりと不便この上ない。
そこで浮上したのがNAS(Network Attached Storage)を設置しようまいという事。
NASを設置する事でLAN(Local Area Network)に接続している機器間でデータ共有が簡単にできるし、ちょいと穴をあければLANの外からもアクセスはできるようになる。外で通信手段がないのは別途解決しなければならないが、自分でコントロールできる共有ストレージができるのはある意味で安心感はある。
ただ…NAS用のストレージベイを買うとなると結構高い。
1ベイの物なら2万円台で購入できる。
しかし…
どうせ買うなら
- 2台以上のストレージを使ってRaid1又は6又は10くらいの構築をしたい
- 折角10Gbsの環境があるので、10GbeのLAN対応にしたい。
って思う訳よ。
Raidは0/1/5/6/10/50とかいろいろある。
0はストライピング。2つのストレージに交互に書いて高速化を図る。片方が壊れたら悲惨。
1はミラーリング。同じストレージを2台使って同じものを両方に書く。バックアップで安心だけど、両量は半減。
5はデータ分散。3台のストレージに分散して書き込み、1台が壊れても残りの2台で修復可能。2台壊れたら悲惨。
6は5の脆弱性をカバーした物。安心感はあるけれど、HDDが4台は必要。そして5より遅くなる。
10はRaid0(酢トライピング)をRaid1(ミラーリング)する。速度は速いがストレージの必要数が多い。容量は半分。
50はRaid5の二重化。安心感はあるけれど、用意すべきストレージの数と言ったら…
簡単に書くとこんな特徴がある。
今はどうか知らんけれど、企業がサーバーを仕立てる時はRaid5を採用する事が多かった。
3台のHDDにデータを分散させておくので、1台のHDDが故障してもその1台だけを交換したら勝手に修復してくれるので、ノンストップ運用が可能になる…筈。
でも、WindowsNTの様にノンストップで運用しようとすると、勝手にガーベージが溜まってしまうので1日に1回再起動してねなんていう欠陥サーバーだと、その再起動時にHDDが故障してしまうと、Raid5の自動修復ができなくなる事がある。うん、それで悩まされた経験があるんだよ。
ついでに言うと、1台が故障してすぐに対応できる保守契約などを結んだ企業なら問題ないと思うが、一般家庭で運用すると「知らない間に2台壊れていた」なんて事になり兼ねない。なので、じじいは個人的に使うなら絶対にRaid5にはしない。
やるとしたらRaid 1/6/10辺りが妥当だろう。
Raid 1なら最低2台のストレージで実現できる。しかし6や10となると最低4台のストレージが必要となる為、それを収めるための機器も高価なものになる。
10Gbpsへの対応も、今は結構難しい。
オプションながら対応している機器もある。
が、残念ながら今はまだ1Gbsが主流で2.5Gbps対応になっていればすげーと言う状況。
もしオプションであれ10Gbps対応を望むのであれば、ほぼ8~10万円位の機器とオプションの拡張ネットワークカードを買う必要がある買
老い先短いじじいの個人的趣味のデータにこげんな金額を払う価値があるだろうか。いや、ない!
うまくGoogleDriveなどと組み合わせてバックアップを取りつつ、可能であればミラーリングできる程度の機器を買って、1Gbpsでものんびり待てばいいやと割り切って、余り気兼ねせず買える価格帯のものにするのが正しい選択だろう。
そうは思うんだけれどねぇ…とここでも優柔不断を発揮している。
幸いな事にこれに関しては「今なら〇割引き」などと甘い言葉のセールをしている訳ではないので、優柔不断はいくら発揮しても構わない状況ではある。うん、データが消失しなければな。
念のためCrystalDiskInfoで確認したら、データドライブは正常だったけれど、起動ディスクは「ちょっと寿命が縮んじゃいましたぁ」だそうだ。
そしてもう1つ頭を悩ませているのが、先日ジャンクで購入したLenovo ThinkPad X270の存在だ。
このX270はParallelsでWindowsを使う為、ProductIDを移設するために購入した。
移設する前に一応試してみたけれど、Core i3と言うCPUの性能が低すぎるのか、この機器に無理やり導入した感のあるWindows11が重すぎるのか知らんけれど、かなり動作がもっさりしていて、例えParallelsが使えないからとこちらにProductIDを戻したとしてもWindowsのノートパソコンとして使う気になるかと言うと大いに疑問だ。
でも…でもでもでもでもでもぉ~
Ubuntuをインストールしてsambaでファイルサーバーを構築すれば、立派なNAS環境ができるんじゃね?
速度は見込めないとしても結構安価にやれるんじゃないかなぁ…と言う案も優柔不断さに輪をかける原因なんだ。
んで…
ノートパソコンを買うのか、貸与してもらうのか。デスクトップ機は作るのか。NASは自前で構築するのか、機器を買うのか。
いろいろな問題が絡み合って、どこから手を付けたら良いのか全くお手上げ。
優柔不断だけが問題ではないんだからね!といくら言っても解決にはつながらない。
どーしよー!
その声だけが繰り返し響くんだ。