MagSafe車載スマホホルダでiPad miniを車載してみた | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

数日前にAmazonから荷物が届いた。

 

こんな箱×2個

 

中身がどんなとかは割愛するけれど、それを調理場に貼り付けた。

 

正面から見るとこんな感じ。

 
画面左中央についている黒いのは、やはり昨年クラウドファンデングで買った韓国製スマホホルダ。
梃子の原理でスマホやタブレットを挟んで固定する。
使えない事はないけれど、使い方を誤ると画面を破損する可能性もあるし、何より最近のスマホ・タブレットはベゼルが狭い。これで本体を挟むと画面を隠してしまうのでちょっとなーという感じで飾り物になっている、近々撤去予定。

 

正面のむーじー(無印良品)の木製壁掛け棚内の調味料は先日、間違って落としても調理に影響のないよう収納場所を変更したのだけれど、今回の処置でそもそも落とす危険が減ることになるからと屁理屈かもしれないけれど結論づけて一番使いやすい形に戻している。

 

で、木製壁掛け棚の下面についた黒いリングが今回買ったもの。まぁ1つ上の写真を見れば明らかだけどな。

 

同じ製品を車にも取り付けた。こちらが今回の主目的、本題だ。

 

こんなシボ加工されたところでもきちんとくっつくというのを信じて、そのまま貼り付けて36時間間ほど放置。これで付かなきゃ「うそつきぃぃぃぃぃx」と叫んで、別途吸着ベースを取り付ける予定。

 

もう少し広範囲を写すとこんな感じ。

 

カーナビ画面の上のリングが今回つけたもの。

丸い空気吹き出し口を挟んで右側の長方形が昨年クラウドファンディングで購入したペルチェ素子でスマホ背面を冷やすスマホホルダー。その右側、スピードメータ前にちょっと見えているUSB端子はそのスマホホルダにつけられるAppleWatch充電器の端っこ。

 

さて、改めて今回購入したものが何か、そして何の目的かを明らかにすると…

購入したのはスマホホルダを2つ。

 

 

目的は次の2点。

  1. iPad miniを車載してカーナビにする
  2. 調理場にiPhone・iPadを安全に配置する
 

それだけのはずだったんだけれど、何も考えずカバーにリングを貼り付けてからハッとしてしまった。

image

 

このカバー、妻がこのiPad mini(A1550)を手に入れてから毎日使い続けて9年、もう画面カバーは伸び切ってコーティングもボロボロ禿げているし、背面カバーも四隅がボロボロに欠け、Lightning端子付近は崩れ落ちている。

 

そこで、切れている部分は瞬間接着剤で接着…したかったけれど、材質的に接着不可。仕方がないのでBONDICで整形補修したよ。


この面が一番ボロボロに崩れ欠損していたので大工事。

 

ケースのLightning端子穴右の穴は枠をサンドするようにティッシュを垂らした所にBONDICを染み込ませて埋めた(スピーカーの音の通り道があるからと思ったけれど、あまり意味がなかった。爪楊枝で壁を作るべきだったが、強度が出ているので今はそのままで)。その右側もケースの上2/3くらいが欠損していたので、2本の爪楊枝を壁および最上段の枠の代用として重ねてBONDICで固めた。今にして思えばその上にティッシュを被せたらより強固に補強できたかもしれないと思う。

それら作業の後、角部分を他と同様BONDICを重ね塗りして形を整えた。

見た目は悪いけれど補強は成功したと思う。

BONDIC+ティッシュは強力な補強材料になるって改めて思ったよ。

 

角の欠落部分はBONDICを盛り付けた。

一気に大量に盛ると乾かないので、根気よく薄く塗っては紫外線を当ててと繰り返してこんな感じ。

 

同上

 

この角は千切れそうだったけれど形がまだあった。

いつ千切れるか分からないが接着できないので、上からBONDICで覆って補強。

 

この補強をする前のカバーは、欠損だらけで強度がかなり落ちていて、このカバーをつけて背面中央に取り付けたリングに購入した車載スマホホルダを取り付けると、カバー強度が足りず、本体を保持し切れずに落ちてしまいそうだった。実際には落ちはしないけれど撓みが出たりかなり苦しそうだったんだ。

本来強度を維持する、ケースの上面を巡る枠が角ごとに分断されているのだから強度を維持できなくて当たり前だよな。全面カバーが取り付く左側面を除く3面で強度を維持する設計なのに、どの面もその1面だけの強度を維持するのにさえ苦労している状態なんだからさ。

 

この補修をしたことで3面の繋がりができてある程度補強ができたのだろう、少なくとも静的状態でMagSafeでくっつけてもケースが撓むことなく、本体はケースの中で安定している。

 

これでレシピなどを検索して、それを参照しながら料理する時はiPad miniを使って楽に見ながら料理ができそうだ。

ただ、本体サイズが(iPhone15ProMaxと比べて)大きいため、上の調味料に少し干渉するし、下も裏にある蛍光灯の光を遮っている。作業の支障にはならないけれど、邪魔と言えば邪魔。普段使いはしない。どうしてもレシピを見たい時限定だな。

 

で、普段の使い方としてのiPhone15 ProMaxを取り付けたの図。

 

調味料に干渉せず、蛍光灯の光も論理的には遮っているかもしれないけれど、全く気にならない。

 

Amazonの評価では「マグネットが強すぎて取り外しに苦労する」とあったが、確かにきちんとホールドするに十分な強さがあるが「強すぎ」とは思わなかった。

これ以前にMagSafe対応のホルダを使っているからかもしれない。まっすぐ手前に取ろうとするとかなりの抵抗があるけれど、斜めに、片側を梃子の支点として斜めに剥がすようにすると簡単に取れる。これは単純な経験則だろう。

 

さて、本命のiPad mini(A1550)の車載。

 

カーナビの上にiPad mini(A1550)を載せるにあたり、注意したのが次の2点

  1. 前方視界を遮らない
  2. カーナビ画面を遮らない
どちらも至極当然のことである。
上の写真がじじいが運転する時とほぼ同じ視線。
当然スマホも前方視界を遮らないように設置している。
 
結構前方視界を遮る形で無造作にホルダを設置している車を見かけるけれど、まぁそれ自体は取り付けた人(が運転者であることを望む)の自由だろう。
そのせいで事故を起こしたとしても自己責任だからな。
 
じじいは以前、前方視界をスマホで「ほんの少し」遮られた車で走っていたとき、信号待ちの間にその「ほんの少し」の死角に障害物(幼児だ)がいて危うく事故になる経験をした。直前に他の通行人が叫んでくれなかったら…以来、前方視界の確保には神経質だ。
初めから見えないところは諦めるしかない。でも、自分で作り出した死角で事故になったら悔やんでも悔やみ切れないだろうから。
もうじじいだからさ、余生は気楽に行きたいのよ。後悔に苛まされて生きるのは勘弁してほしい気持ちでいっぱいだ。
 
今日は妻から「遅くまで残業になるのでお迎えに」とリクエスト電話が来たのをこれ幸いと出かけ、このiPadを本当にホールドできるか(宣伝文句は「iPhone15ProMaxを8個保持できる」…約240g×8=1,920gを保持できるはずのスマホホルダがたかだか300g程度のiPad mini(A1550)を保持できないわけなかろうもん)を検証してみた。
 
大きな凸凹を通過する時には小刻みに揺れるけれど、全体的にかなり安定して保持していた。普通に走っている限りでは安定して見やすかった。
道路の古い繋ぎ目や速度低下を目的とした凸などそれなりに衝撃の大きそうな場所を選んで走ってみたけれど、今日の35km程度の走行では問題は見つからなかった。
 
結論:十分実用になる。
(但し、接着が剥がれたり、壊れたりしなければ…耐久性はまだ未知である)
 
前方視界は遮っていないし、カーナビのバックモニタも遮られずに見ることができる。これが安定してついていてくれるなら、夏に予定している久しぶりの北海道旅行も大いに楽しめることとなるだろう。前回の計画はコロナ流行により中止を余儀なくされた。今度こそ実現したいものだ。
実現するとしたら、ほぼ四半世紀ぶりに「夏休みを北海道キャンプ旅行で」となるのだけれど、多分「えー!ここにこんな施設がぁぁぁ」「えー!ここほそうされたのぉぉぉぉ」と驚きの連続になるんだろうなぁ…とワクワクしているのである。まぁその辺りはまた別の機会に…