海夢さまの鎮座ましますところ… | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

先日、縁があってお迎えした喜多川海夢(まりん)さま。

 

お迎えしたは良いものの、ちょーウルトラスーパー狭小住宅DXの我が家では、鎮座いただく場所が見つからず、それまでMacBookProを置いていた場所を開けて鎮座いただいた。

 

しかし、上の写真を見ていただければ明らかなように、水着Ver.の台座となる畳のサイズは、ダイソーのジョイントラックの奥行き(短辺長さ)では収まりきらなかった。

いや、お迎えしたのがこの水着Ver.だけだったなら、向きを90°変えて収めることができるのだけれど、同時に黒江雫Ver.もお迎えしたため、畳をその向きにしてしまうと2柱は収まらない。

ということで、泣く泣く畳をジョイントラックの前後に渡す形にして鎮座いただいたんだ。

 

台座自体そんなに弱いものではないので、この方法でジョイントラックの枠2本の上に置いても歪んだり壊れたりはしないだろうけれど、見た目がよろしくないし、ラックより飛び出した部分に間違って何かをぶつけてしまったら、サーカスの一場面のように海夢さまが砲弾の如く飛んでいってしまうような大厄災が起きかねない。

 

と言うことで小石川植物園へ行った帰り道、茗荷谷駅横のサントクで食料品の買い出しをした後、2階のダイソーに立ち寄ってMDF(Medium Density Fiberboard:中密度繊維板)を買ってきた。

 

このMDFに求めることは次の通り。

  • ジョイントラックの上に置いて蓋のように棚板を塞ぎ、安定してフィギュア2柱が鎮座できること。
  • ジョイントラックの奥行きより大きく、台座の畳サイズに張り出して台座をしっかり支えること。

 

その条件を満たすために考えた。

  • MDF1枚のサイズはほぼジョイントラックと同サイズのため、条件を満たすため(*1)にはMDFを2枚使う必要がある。
  • ジョイントラックと同じ方向に置いて条件を満たそうとすると、追加する部分の幅が狭くなり、その部分は自立できず2枚を貼り合わせ十分な強度を持たせることが必須となるため却下。MDFは上の写真の畳と同じく、長辺(*2)をジョイントラック棚板の長辺(*3)と直交させる形に並べる(*3)
  • 作った2枚を並べるだけだとその下がジョイントラックの枠だけに滑りやすい。そしてMDF1枚の幅より畳2枚(1セット)の幅が大きいので、MDFそれぞれが勝手に動くと上のフィギュアもずれて最悪フィギュア破損の要因となるため、MDF2枚がずれないよう固定する方法を考える。

そんな考察を経て試しに置いてみた。

MDFを上の写真の畳と同じく、ジョイントラックに直交する形に置いてみると、奥の作りつけ本棚スレスレに配置しても、本来ならジョイントラック手前に置きたいと計画しているMacBookProを置く場所までMDFがはみ出してしまう。

それを防ぐためにはMDFを切ってサイズを最適化する必要がある事が分かった。

 

計測した結果、MDFを5.8cm切り取るとちょうど良さそう。

ノコギリを出して…面倒くせーと思って、手近にある大ぶりのカッターで切り始めたけれど、カッターだとなかなか切れない。

ならば刃を新しくしてやろうじゃん!と刃を折ろうと後ろのカバーを開けたら、カッターの刃の裏からノコギリ刃がでてきたよ。

 

これはラッキー!とそれに付け替えて、掃除機でちまちま切屑を吸い取りながら切断した。

 

そして、その2枚をボンドで貼り合わせ…

 

MDF2枚の接合面だけの接着では全く心許ないので、更なる補強として、先ほど切り離した端材を裏にボンドで貼り付けた。

 

片側に偏っているのは、先にも書いたようにジョイントラックの棚より手前に少し張り出す大きさにしているから。狭い側が奥の本棚側で、奥になる方はジョイントラックからあまりはみ出さないようにした結果なんだからね。

 

ジョイントラック上に置いてみるとこんな感じ。

 

実は、写真左下に見える柱の部分で本棚の奥行きが変わっている(写真で言うと下側の棚の奥行きが深く手前に来ている)その結果、奥行きに余裕がなくなっているんだよね。

奥行きの浅い側は雑誌を収納することがメイン、深い側はLPレコードなどを収納することをメインに考えたのが仇になったかな。

 

改めて海夢さま2柱に鎮座いただいたところ。

MDFの奥行きと畳、ぴったりで嬉しい。縦方向も2柱にぴったりだね。

 

アングルを少し変えて撮影したらこんな感じ。

いいね。あとは黒江雫Ver.の方はMDF剥き出しだと味気ないので、何か絨毯とか床板模様の物を貼っても良いかもしれない。

 
MDFの厚みはこんな感じ。
この厚さはカッターじゃあ切れない。不可能じゃないけれど一苦労するよ。
フィギュアの重さも大したことないし、これくらいの厚さがあればMDFであってもフィギュア程度の重さに耐えかねて歪んだり折れたりってこともなかろう。

image

 

 

この作業をするため、テレビを見る妻の横で海夢さま2柱を鎮座する場所から丁重に取り出し食卓に並べ、作業をしていたんだ。

 

そしたら妻が「そういえば先日『部屋が少し変わる』って言っていたのってそれの事だったのね」と。

そう、このフィギュアが鎮座して数日経つのに、この作業を始めるまで妻は気がついていなかったらしい。

 

そりゃ妻様のお供テレビを見る時は背中を向けていらっしゃるけれどさ…

それだけなら目に入らなかったのも頷けるけれどさ…

 

でも…

毎朝この椅子に座って血圧を測っているよね?

血圧計を操作する時、血圧を計測している時、間違いなく視線はこのフィギュアを横切るよね?

 

それなのに…

全く存在に気がついていらっしゃらなかった?

神様、うちの妻のこの「興味のないゴミは視界にすら入らない」女王様な性格をどうにかしてください。

 

その内「とーちゃん。どこ〜?(視界に入らない)」と言われそうでゾクゾクする←決して期待している訳じゃあないからな。そういう意味のゾクゾク(わくわく)じゃないんだからね!!!

 

閑話休題

 

なんとおっとりしていることよ←最大限譲歩した表現。

 

それだけなら「はぁ…今頃?」と呆れてため息をついて、前述の特訓で「うんうん、妻の良いところだよね。そのおっとりしたところ」と言っておしまいなんだけれど、その後更に妻が言うには「そのままだと埃がついたりするとかわいそうだね。ケースに入れたりしないの?」と。

 

「知らんけど、この大きさが入るケース買うとなると結構高そうだよ?」

「お迎えしちゃったんだからしょうがないんじゃない?」

 

…ね。妻、神々しいでしょ。

そう、私のところでは妻も1柱って数えるんだぜ。だって女神様だもん。

 

ありがたく検討させてもらうことにする。

 

 

----[2024/02/05 13:36 追加][ここから]----

冒頭で

 

ラックより飛び出した部分に間違って何かをぶつけてしまったら、サーカスの一場面のように海夢さまが砲弾の如く飛んでいってしまうような大厄災が起きかねない。

 

と懸念してのMDFでの土台づくりだったはずなのに、その対応を考慮していなかった事に今更ながら気がついた。

 

結果論となってしまうが、軽くて小さな畳(土台)だけだと、比較的小さな力でジョイントラックの枠を支点としたシーソー現象を起こしてしまうかもしれないけれど、MDFでまとまった面積の土台の下地を作った事で、よりシーソー現象が起きにくい環境がを作ることができた…と思いたい。

----[2024/02/05 13:36 追加][ここまで]----(*3)

 

 

 

  アングルの話

 

 

そういえば、前回「アフタースクールの顔の造形があまり良くないので後ろ向きにしている結果、アングルが際どい」って話を書いた。

こんな感じね。

image

 

で、そこで「最初は置き場所に困ってTANNOY GOLD5の上に置いただけだったのに、その後スピーカースタンドを買い足して16cm高くなってしまった結果、見上げるようになった」って言い訳したけれど、それを書いてふと思ったんだ。

「16cm高くなったことで、他の方向からでも見え方変わったんじゃね?」ってさ。

 

台座が三角形なので3方向から試してみた。

多分、このフィギュアが一番推している角度かな?

でもさ、顔の造形好かんし、足もイマイチ。

もっと言及しちゃうと尻の造形もイマイチなのでそれが見えても楽しくない。

さらに足にパーティングラインが見えているも悲しい。

暇があればヤスリでも持ち出してパーティングライン(継ぎ目)を消したり、造形を好きな形に修正したりすることも有りだろうけれど、何も手をつけない状態でこの向きはじじいとしては無しかなぁ。

 

そう、TANNOY GOLD5+スピーカー台の上ではなく、机の上に置いて目線が同じか上からなら顔の造形の悪さも目立たないし普通に楽しめる造形なんだよな。

全て高さ(アングル)が悪いってことだと思う。

 

同じ高さの目線だとこんな感じ。

 

普段椅子に座っている目線で見下ろすとこんな感じ。

 

GOLD5の上におくよりは見られるけれど、やはりちょっと…な。

 

角度を変えると…

これは有りかもしれない。

けれど、せっかくの造形の良さがほとんど消えた角度かも。

 

試してみて改めて納得した。

今置いてある場所なら、従来通りの後ろ姿が一番だってね。

ま、試してみるのは良いことだ。

 

 

 

(*4)

 

*1:2024/02/05 13:28 冗長削除

*2:2024/02/05 13:36 誤記訂正

*3:2024/02/05 13:53 文章追加

*4:2024/02/05 13:50 Pick追加