小石川植物園でNikon Z5を堪能してきた | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

日曜は天気が下り坂ってことで、土曜に小石川植物園に行ってきた。
行きたい行きたいと言いつつ、昨年末のショクダイオオコンニャク騒ぎの後は、一度Z5デビューとして行っただけでちょっと間を開けてしまった。
 
暦の上ではもうそろそろ春なんだけれど、まだ肌寒い。と言いつつも歩いていると汗ばむ陽気‥この時期は温度調節が難しいよねぇ。
 
コミュニティバスで植物園前(バス停名は共同印刷)まで行って、植物園をのんびり撮影しながら一周し、帰り道は茗荷谷駅前で食料品などを書いながら家までのんびり散歩してきた。
 
撮影しながらなので、植物園内の散歩の殆どは連続した運動とは見做されなかったようだけれど、今回はのんびり足慣らし兼撮影だったので問題なし。

 

取り敢えず撮影した写真はこんな感じ。

桜や梅が綺麗だったよって。

 

前日、しっかり掃除したつもりだったんだけれど、Z5の撮像素子の上に埃が付着していたようで、いくつか大きなゴミが見えているのが残念。

帰宅後、改めて掃除してみたけれど、これで取れないようならサービスに出すしかないかな…

 

 

勝手な思い込みって言われたらそれまでなんだけれど、椿ってチューリップ程度の背の低い植物だと思っていたんだ。垣根みたいなところでしかみたことなかったからかな。

で、それが覆ったのが初めて行った四国・高知旅行で足摺岬に行った時。

折角だからとトヨタのプリウスをレンタルして足摺岬に行ってみたんだ。

行った先には見上げるばかりに育った椿。目から鱗だった。

そして、初めて乗ったプリウス。燃費が15km/lくらい。

まだ、で始めたばかりの頃で、返却前にガソリンをつめに行ったGSで「燃費いいでしょう?」と聞かれたけれど満タン法で計算した結果がそんな程度だったのでがっかりした記憶がある。初めてのハイブリッドで、燃費を良くしようと自分なりにアクセルコントロールしようとしたのが良くなかったんじゃなかろうかと今更ながらに思うけれど、その時は結構期待はずれだとがっかりした記憶がある。

 

閑話休題

 

その時、椿っていうのはこんなに大きく育つものなんだって思って以来、偏見はなくなったつもりだったんだけれど、この植物園で「大木」と言っていいくらいに育ったものを見ると、あの時に見たものも観光地としてコントロールされていたものだったんだなと改めて思ったよ。

 

花の全盛は過ぎている感は否めないけれど、被写体としては楽しませてもらった。

 

ちょいと露出過多になってしまったけど、花ってキラキラしている方が良いよね。

 

 

写真を撮る時には、順光にするか逆光にするかという選択肢がある。

某漫画の中に「逆光は勝利」という名台詞がある。

逆光は撮影が難しいけれど、きちんと活かし切れば良い作品ができるという事かな。

 

花を撮影する場合、順光にすると背景が暗くなり花びらの表面が細かに写る。逆光にすると背景が明るくなり、花びらに裏から光が当たり透け感がでてくる。

 

(順光で撮影)

 

(逆光で撮影)

 

どちらが良いという正解はない。

その時の気持ちで選択すれば良いかと思う。

特に昔のカメラと違って、今時のカメラはあまり考えずに順・逆どちらで撮ってもさほど大きな失敗にはならない気がするし。

 

じじいは、今の家に引っ越してくる前に住んでいた集合住宅に小さな専用庭があって、そこで花を育て撮影していた。

狭い狭い狭〜〜〜〜い庭だったので、順光か逆光かなんて選ぶ贅沢はできず、写真に撮れるだけでも贅沢と思えという気持ちで撮影していたので、ほぼ順光撮影しかできなかった。

 

-----[集合住宅の庭で撮影した写真][ここから]----

[2005/05/19 PENTAX OptioX]

 

[2006/04/14 Nikon D70+MicroNikkor 55mm]

 

[2006/04/06 Nikon D70+MicroNikkor 55mm]

たまには逆光で撮れることも…

[2006/04/06 Nikon D70+MicroNikkor 55mm]

 

[2006/03/22 Nikon D70+MicroNikkor 55mm]

-----[集合住宅の庭で撮影した写真][ここまで]----

 

まぁそんな鬱憤にもにた環境があったことから、最近は「逆光こそ…」という気持ちも強くて、ついつい逆光環境を探してしまうことが多いかも。

 

と言いつつも、順光での撮影も捨て難いよね。

 

まぁ楽しく撮れればなんでも良いや。

 

以前にも書いたけれど、iPhoneとかXperiaで撮影した時、画作りはそれなりにできるのは間違いないんだけれど、ここに載せたような写真のように、ピントをどこに合わせるかという自由度は極端に狭いし、自然な被写界深度を得られることもまずない。Xperiaならそれなりにできるかもしれないけれど、iPhoneの場合はほぼ絶望的な運任せか、一部マニアな人の裏技的技能でしか実現できないんじゃないかな。

ピントをどこに合わせるか、どの場所の露光を重視するか…そんな自由度があるのがミラーレスカメラ・一眼レフカメラのアドバンテージで、それが必要な人にはスマホでは得難い魅力なんだよね。

 

そして、油断すると撮像素子やレンズに付着するゴミ…ゴミとの闘い。それもデジカメの醍醐味と捉えるしかないのか…

 

まぁ、楽しい散歩だったよ。