GRAUGEAR Docking Station
箱の裏はこんな。
Amazon評価で「開封済みのものがきた」と言う評が散見され、ちょっと心配だったけれどこの箱だと両側をテープで止めでもしない限り『開封されたか』を判断するのは難しかろう。
特に傷んでいるとか違和感があるとかもなかった。
開けてみるとこんな感じ
入っていたのはこんな。
…!
ヒートシンク同梱されてんじゃん!
銅製ヒートシンク買う必要なかったかな…
銅製M.2 SSDヒートシンク
と書いた後で何だけど、これが銅製ヒートシンク。
銅製ヒートシンク2枚入り
サーマルパッド(0.5mm/0.8mm)も同梱されている。
サーマルパッドを間に挟んでヒートシンクをSSDに固定するためのシリコン製輪ゴムとカプトンテープ。
SSDにヒートシンクをつけてみた
サーマルパッドをサンドして銅製ヒートシンクを乗せてみたところ。
端子側は少し浮くけれど、ここに発熱体はないので問題なかろう。
シリコン製輪ゴムで止めるのが汎用性もあるし手軽だけれど、使ってみたかったのでカプトンテープで固定してみた。
SSDをDocking Stationにセットしてみた
組み立ててみたところ。
裏はこんな感じ。
(そう言えば撮影用Box作ったなと使ってみた)
囲みなしでヒートシンクから放熱垂れ流しと、写真のように円筒で囲んで下からファンの風を送って強制空冷するのとどちらが効率良いのだろう。
もし、ファンのノイズが大きくなって掃除しても音が収まらなかったとか、ファン自体が故障したなんてことがあった時は、ファンなしの自然空冷での運用を考える必要があるのか。だとしたらその時は透明なカバーを外した方が放熱しやすいのかなと考えてみる。
今はカバーをつけてファンの起こした風をこの中から発散しないようにする方がよかろう。(*1)
上に手をかざすと結構な風量を感じる。
今まで使っていたUSBハブでは、まったくSSDにアクセスなどしていない状態でもケースの外側を触っても結構暖かいと思うくらいの熱は放熱していたのだけれど、同じ状態で新しいドッキングステーションではほとんど熱を持っていない。
効率よく上に熱を逃していることが確認できたよ。
後、心配事はこの空冷用ファン、今はほとんど無音で動いているけれど、この静かさがいつまで持つか。そして回り続けているファンにゴミがどれだけ溜まるかと言う2点。こればかりは間違いなくいつか発症する。その「いつか」がいつになるかが問題。そしてその時にメンテナンスができるかどうかがだな。
動作中の写真がこれ。
USB ケーブルの選択は重要
この時点でケーブルは、ドッキングステーションに付属のケーブルを使っていたけれど、これ硬い。なので、近くにおこうとするとケーブルがギクシャク折れ曲がっちゃう。こんな表現でわかってくれるかな。
なのでCIOの15cmシリコンケーブルに変更してみた。
結果、しなやかに曲がってくれていい按配になったよ。
ただ、このケーブルはもうそろそろ届くCIOの充電器用に購入したもので、妻と同じケーブルを使うことから普段使わないパープル色を選択していたんだ。この色、家の中で使うには目立ちすぎて困っちゃーう。
この機器用に改めて白ケーブルを注文しようかね。
と言いつつ、一応Blackmagic Disk Speed Testを使って速度を計測したら…
この気の遠くなるような遅さは何?
ケーブルを付属品に戻してみると
転送速度10Gbpsならこんな感じだよね?
ってことはCIOのケーブルの問題か。
そういえばCIOのシリコンケーブルはUSB2.0規格だったかもしれない。
なら、この速度は納得できるね。
このケーブルはあくまでも「充電用」ケーブルだからな。
気づいてよかったよ〜!
計測してみてよかったよ〜!
ってことで、シリコンケーブルを買うとしても、買う時にはきちんと規格を確認してから買わなきゃねって改めて意識した。
閑話休題
Docking Stationのイルミネーション
このドッキングステーションは青色のイルミネーションがついている。
こんな感じ。
こちらを直接向いていると光がうるさいと感じるけれど、ベースから上に向かって光るのであまりうるさくない。写真は光を目立たせるために強調するように撮影した。紫ケーブルを写した写真が普段寄りの写真だね(本来はもっと目立たないと思う)
Docking Station使用時に出た問題…
ここで一つ問題?があった。
ドッキングステーションをつけたままスリープして、再度起こすとこんなメッセージが表示された。
…なーにぃー?それはちゃうんちゃう?
選択項目は前述の2つに加え「常に許可」の3種類。
問題なのはドッキングステーションが「新しい機器」と認識されているからと言う事なんじゃね?
もし、見つけた記事通りに設定を変更してしまうと、ロックされていない時はどんな怪しいアクセサリでも繋ぎ放題になってしまうじゃないの?
と言う事で、見つけた記事の話は一旦却下し、一度MacBookProを再起動してみた。
結果、見事ドッキングステーションは「新しい機器」を卒業して仲間と見なされたようで、以降確認なしに自動的にマウントされるようになったよ。
ネットで拾った記事は眉にお椀一杯くらいの唾をつけて読むようにしないとダメって事だね(ここも含めてな)。
既存256GB SSDは…
異常行動(?)を起こしていた256GBのSSDも改めて中をチェックしてみると、それが原因なのかじじいにはわからないけれど、256GBのSSDにボリュームが追加されて、256GBのドライブが2つあるようにご認識されていたようだ。
その結果として、実際には容量一杯になっているのに、認識上では「半分しか使っていなかろうもん!」と言う事で、古いデータを削除するプロセスは発生せず、でも容量いっぱいだから書き込みもできずと言う状況になっていたようだ。実際にはどうか知らんけどね。まぁそう考えれば辻褄も合うってことで、深入りせず辻褄の合った話を信じて終わらせることにした。
ボリュームを削除してシングルドライブと認識させた後で簡単な動作確認をしたけれど、多分問題はなさそうだ。
256GBと言う微妙なサイズなので、今後どこに使い道が見つかるか知らんけれど、まぁ無事動くならめでたいことだ。年末にはこう言う終わり方が嬉しいね。
って事で、皆様におかれましては良いお年をお迎えください。
*1:2023/12/31 20:02 文章追加