LoupedeckLiveの設定に手間取っていた…いや、手間取ってい「る」。
あれこれ一気にやるのではなく、少しずつできる事を増やしていくタイプなので、Lightroom(写真管理ソフト)が思ったように動かないとなった時に、それをいったん保留して、まずはつまみをいじるようなアプリではなく、ボタンを自分でコントロールできる範囲の、今できる事から始めてみた。
3行4列12個のボタン×複数層×7ボタンと、ほぼ無限とも思える画面を如何に使いやすくするか考えつつ、ボタンに昨日を割り当てるようにしていった訳だけれど、あまり階層を深くすると移動が面倒くさいし、何よりそんなに気張ってあれこれ貼り付けても覚えきれない。って事で、できるだけシンプルに分かりやすい画面を心掛けて試行錯誤している。
結果、ブラウザを使う事、ブログを書く事などがかなり楽になった。
Youtubeを開いたり、メールを開いたり、Amazonや楽天を開いたりする事は勿論、Amazonの購入履歴を開くとかもボタン1つでできるし、下にも貼り付けているけれど、ブログで各ネタの為に画面をコピーして動画アプリを起動して貼り付けるなんて動作も少ない操作でできるようになった。
これだけでも「買って良かったかも」と思えるよ。
Cyberlink AudioDirector
私が音声編集に使っているCyberLink AudioDirectorはLoupedeckでプロファイルは準備されていない為、自分で作る必要があった。できる事はかなり限定されているので「これはもしかしてLoupedeck買うの早まったかな」とちょっと後悔しかけたんだけれど、実際に作業をしてみて気持ちが変わった。
音楽制作とは事情が違うかもしれないという事をあらかじめ宣言しておくけれど、私が編集しているポッドキャストの音声編集は、基本事前に録音した音声データから、無駄な冗長(無音部分)を削ったり、ノイズを消したり、ボリュームを調整したり、効果音を入れたり、10~15分程度の番組を作るのにも、100~200か所くらい音声を切って繋げて、修正してと言う作業をする事になる。
Loupedeckを使わないと、作業開始点と終了点を決めて、マウス右クリックして削除を選んで「削除、間隔を詰めて、すべてのクリップを移動する」を選択するか、ALT+Delを押す。
私のキーボード(HHKB Lite2)はWindowsキーもなければDelキーもない。Delを機能させるためにはFn+BSキー押下となるので、ALT+Fn+Delキー押下って結構面倒くさい作業になるんだ。
時々ちょっとやる程度ならこれも気にならないんだけれど、何百回もとなると辟易としてしまう。
それがLoupedeckを使うと1ボタン押下で済むんだよ。
更に編集点のメモとしてのマークもキーボードから「M」を打つだけではあるけれど、折角左手をLoupedeckに、右手はマウスを握っているので、Loupedeckの「M」と表示されているボタンを押せばマークされる。手を持ち変えなくて済むのも楽になる大きな加点ポイントだよ。
更にその上(上段右の2つ)はタイムスケールの拡大・縮小をコントロールできる。これで全体を見渡したいとき、細かい編集ポイントを監視したい時の切り替えも簡単にできる。
いくつかの便利なショートカットは、それをどうすればLoupedeckに移植できるか未だ想像がつかない(ただの経験不足)。けれど、そんな「これは便利」が、数は少なくともあるだけで、本当に編集が楽になったと実感できる。やはりこれ「一度使い始めたら手放せないツール」って言うのは、大袈裟じゃないかもしれないな。
Lightroom
なぜか、Lightroomが全くコントロールできない。
もしかして、Lightroom側に何か設定がいるのか?と思うのだけれど、何を調べてもそんな事は書いていない。
一体なんで?
何かしらAdobe又はLoupedeckの悪意があるんじゃね?
…当然ながらそんな事はある筈がなかった。
うん、自分が勘違いしていただけでした。
LoupedeckからLightroomをコントロールするには、LightroomClassic Ver.12である必要がある。
私はこれを満たしているつもりでいた。
何度も確認したつもりでいた。
が、間違っていた。
私が使っていたのは「LightroomCC」だった。
改めてLightroom Classicをインストールしたら、今までの悩み軟化なんか(*1)きれいさっぱり忘れるくらい簡単に何事もなく動いた。ため息しか出なかった。
が…
「が」である。
プリセット通りに動き始めたからと言って、全て快適に使えるようになったと思うならそれは大間違いだ。
理由は簡単。
「私のような素人は、Lightroomの現像機能のほとんどを使いこなしていない」からだ。
有体に言えば、私のような素人はLighroomの限られた極々々々々々々々一部の本当にミミズの爪の垢程度の機能を使わせてもらっているに過ぎない。
なので、プリインストールされているLightroomのプロファイルの通りでは設定された空間が大きすぎて迷子になってしまう。つまり操作しきれないんだ。
なので、defaultの設定はおいといて、自分のプロファイルを作成し、自分が使う機能を自分の好みに合わせてコンパクトにまとめ( *2)設定する必要があるんだ。
でもね…
新規のワークスペースを作ろうとすると、他のところでは見たことのない「モード:Develop:」「モード:Library」と言う選択肢が現れるんだ。
どうもLightroomClassicのRawデータ現像では新しいモード設定があって、そのモードによって扱うパラメータが違うらしい。と言う事はその対応なのだろうか?
しかし、今日あれこれ調べてみているのだけれど、それらしい記事は見つからない。そして、このモードをどう扱えば良いのか分からない。
と言うのも、プリインストールされていた機能を全て消し去って最初から設定しようと思っているのだけれど、ホームボタンに割り当てられているワークスペースが、普段なら1つなのに、Lightroomに限っては(少なくとも今のところは)2つあるんだ。それがどのタイミングで度虎が起動されるのか、何をもって切り替わるのかすらわからない。
defaultの設定を見ると「DEVELOPワークスペース」と「LIBRARYワークスペース」に分けられている。
しかし、自分のプロファイルで先のモードをDEVELOPに指定しても、そのワークスペースはDEVELOPワークスペースに振り分けられない。一体なぜ?ほわーい?
もしかして、また何か操作を間違えているのだろうか?
初っ端からこれなんだけれど、これが解決したとしても、その次には「では、私が普段やっている操作は、この設定メニューのどれに相当するのか…」を探っていかなければならない。
気の遠くなるような話だ。
しかし、先のAudioDirectorもそうなんだけれど、どのキーの組み合わせで何がどう動くかを調べている内に、今まで知らなかった機能を発見してしまう事もある。
そう言うところも楽しみの一つにできるね。
兎にも角にも、多分「何か月」単位での設定をしていくことになるのかなと思う。が、プレインストールされていたdefaultプリセットを参考にしながら割り当てていけば、多少は登録も理解も早くできるカナ楽観的に考えている。うん、楽観的に考えるってとても大事な事だね。いつか終わるさ…
*1:2022/11/08 21:30 誤字修正
*2:2022/11/08 21:32 文章追加