小石川植物園の寝巻パスポートと一眼レフでのマクロ撮影 | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

今日、ようやく小石川植物園へ行って、年間パスポートを購入してきた。

 

入場時に「年間パスポートが欲しい」と申込書と証明写真、年間利用料を渡すと引換券をくれた。

 

帰り際に受付にこれを差し出せば、年間パスポートと交換してくれるのだそうだ。

 

今日の目的は3つ

  1. 健康のための散歩
  2. 年間パスポート購入
  3. 久し振りに一眼レフカメラで写真を撮る
1.散歩と2.パスポート購入は達成した。
後は一眼レフカメラで写真を撮るのみ。
 
過去に何度か書いているけれど、10数年前の古いNikon D300と言うボディに基本単焦点レンズなので、あれもこれも撮りたいと思うと、ただでさえ重いレンズを7~8本持ち歩かなければならない。それは結構辛い重労働になる。
 
今回は思い切って割り切って、AF-S MicroNikkor60mm f:2.8EDと言う接写用レンズのみとし、悩んだけれど、三脚も今回は持って行かない事にした。
ボディには、バッテリーパックMB-D10もついているので、本体とレンズだけでも重量は1,760gにもなる。筋力の落ちた腕にはこれが辛いんだよなぁ。
 
バッテリーパック(+バッテリー1本)を外せばほぼ370g減らせるのだけれど、それでも1,390gあるし、このバッテリーパックを取り付ける事で、縦位置での撮影もすごく楽になるし、何よりどの方向に持っても持ちやすくなる。この利便さに370gの価値は十分にあるんだ。
 
先にも書いたように10数年も前のカメラなので解像度も低い。とは言いつつ、大伸ばしをして印刷をするのでもなければ、必要にして十分な解像度はあると思っているからそれはあまり気にしていないのだけれど、何よりも画像処理エンジンが泣きたくなるくらい低性能なんだよねぇ。
 
D7000と撮り比べて見たことがあるんだけれど、それと比べてさえ「これが同じ時に同じレンズで同じ構図を狙った写真なの?」と疑いたくなるくらい画の発色も解像も違う。
 
まぁ、その辺りは白飛び黒飛びさえさせないように写真を撮ってしまえば、後はLightroomとかPhotoshopとかで現像し直して何とかなるっぱい!と思うしかないよね。だからこそLoupedeckしっかり活躍してくれないと困るんだけれど…そちらの設定はもう少し後でね。
 
そう、先日小石川植物園に来た時、iPhoneで蜘蛛の巣を取ろうとしたけれど、後ろの木にしかピントが合ってくれず撮影すらできなかったと嘆いたんだけれど…

 

今回持って行ったカメラなら、全く問題なく撮影できる。

 

ってか、ピントは手でピント(*1)リングを回して合わせているから、合うのが当たり前なんだけれどね(基本、マニュアルモード…シャッタースピード、絞り、ピント全て手作業で合わせている)。

 

自分が撮りたいものに、自(*1)由にピントを合わせられる…たったこれだけの事が快感だなと改めて実感したよ。

 

後は、マクロレンズを楽しんだ。

 

 

 

 

 

やはりもう少し解像度が欲しいかも…

そして「三脚持って行けばよかった~!」

まぁ、年間パスポート買ったし、じっくり通う事にしよう…

 

園の一番奥にあたる日本庭園の先に東京大学総合研究博物館小石川分館があってね。

 

 

 

これはiPhone13 ProMaxで撮影…D300の方は広角レンズ持ってきてなかったので、こんな広く撮れない。同じ場所から撮るとこんな感じ…

 

で、この場所で撮影をしたいと思っていたんだけれど、女性グループが先にそこで撮影をしていた…と言うか、シートを敷いてそこでピクニック…だったのかもしれない。

 

兎にも角にも、1人の女性がポーズを取ってこの建物を背景に写真を撮ろうともう1人の女性が奮闘していた(ようだ)。

 

その前に入って撮影するのは失礼だろうと、画角に入らないよう注意し、撮影が一段落するのを待っていたんだ。

でも、いつ終わるかを知るためには相手を見なければならないよね。だから、脇に立って時々そちらを見て「まだ終わらない…」って感じで佇んでいた。

 

なかなか終わらない…そう思ってあきらめようかと思ったその時に、ちょっと動きがあったので、ここがチャンスと「ちょっとだけごめんなさい」と声をかけてその人たちと建物(前の池)の前に割り込んでこの写真を撮った。

 

後から「あ、待っててくれたんだ…」って声が聞こえた。

そうか、撮影をじっと眺めているちょっと怖いストーカーみたいなじじい…って見られていたのかもしれない。で、撮影をして初めて状況を分かってくれたって事か。焦れて諦めて撮影もせずに帰っていたら、「気持ち悪いジジイがずっとこっちを見ていた」とか言われていたんだろうか…

 

撮影を手早く終えて、一応「どうもすみませんでした」と一礼しその場を去ろうとしたら、「すみません」と声を掛けられた。

ああ、勘違いしていた事っていうか、撮影場所を占拠していた形になっていたって事を謝ってくれているのかな?と思って、「いえいえ」と改めて一礼した…それで終わりと思ったんだけれど、更に「すみません」と言う声が聞こえる。

 

なんだ?と思って声のする方へ向くと「すみません、写真撮っていただけますか?」って。

ああ、そういう事かww

 

カメラはSONYの多分α7の初期の奴だったと思う。

詳しくはない。

で、一応撮れたんだけれどさ、私がミラーレス一眼に買い替えるのを躊躇している一番大きな要因…ファインダ部分が、一眼レフはレンズを通した画像がプリズムを介して直接、光学的に目に入ってくるのに対し、ミラーレスカメラはプリズムと言う重い部品を搭載せず液晶モニタが付いている。そのモニタの不自然な画像にどうしても慣れることができない…それがとてもはっきり出ていてね。

 

もしかしたら、昨日機能(*1)として白飛び、黒飛している部分を強調して表示する設定があったのかもしれない。でも、多分違う。初期のカメラであるため、液晶の性能が低いんだと思う。

 

先にも掲載した写真だけれど…

 

もし、この画をこのカメラのファインダで覗いたら次のように見えたのではなかろうか。

 

ちょっと加工が下手すぎて大げさすぎて申し訳ないのだけれど、カラーの筈なのに、白黒に見えるし、細部が判別できないし、何のためのファインダだよ!と言いたくなってしまった。

 

取り敢えず見えている建物と、対象の人物数名と思える塊をそれっぽく見えるように配置してシャッターを押してみたけれど、果たして本当に写っていたんだろうか?

一応確認してもらって「ありがとうございました」って言われたので、写ってはいたと思いたい。

 

今回パスポートを購入する事を機に、足しげくカメラを持って植物園に行くとなれば、やはりカメラを(例え中古であっても)買い替えようかなと思っていたのだけれど、この経験をして、やはりミラーレスカメラにわざわざ買い替える意欲は少なくなった気がする。

 

世の趨勢はミラーレスで、小型軽量化なんだろうけれど、すでに所有しているレンズを全て買い変えるのも大変だし、ミラーレスが台頭してきたことで人気薄になってきている一眼レフタイプを買うのもありだなと改めて思えたよ。

 

植物園の入り口に戻って、受付で年間パスポートを受け取る。

 

とりあえず、5回行けば元は取れる。

前回(先々週)行った時に比べ、今回は紅葉や黄葉が進んでいた気(*1)がする。そんな変化を見ていくのも楽しみだ。

できるなら「元は取れた」で終わらず、もっと頻繁に通いたいものだね。

 

余談だけれど…

いつも楽天で購入している輸入物のバターやチーズ、そして生ハム等が植物園からの帰り道に立ち寄ったスーパーでも取り扱っている事を知った。それも楽天で買うより安い…ショック!と思うより、安く買える店を見つけてラッキーとポジティブに思う事にする。

 

今までは急坂を上った先の遥か遠くにある、車で行く店と言う認識だったけれど、植物園に通うなら、その往復で立ち寄れる店となったので、今後は頻繁に利用させていただこう。そうできるようにどりょく努力(*1)しよう。

 

*1:2022/11/07 04:30 誤字修正