以前、ダイソーでペンケースを買った。多分これ
けれど、なかなか使う場面がなく、家で滞留在庫となっていたんだ。それが今日、こんな形になってしまった。
一体何が?…
昨年末より使い始めたKABAG miniは、6月の散歩途中で財布やiPhone等本当に手元に置きたいものを手元に置くため、100均のカラビナやポーチなどを使って、胸元に吊り下げられるように工夫された。
その時にも掲載した写真だけれど、ショルダーストラップにカラビナを介してポーチを取り付けた。
その後もあれこれ試行錯誤をしてきたけれど、結局この形に落ち着いた。
ただ、カラビナ2つを自由にしておくと、それぞれが自由に動き過ぎてポーチが落ち着かなかった。結束バンドで1か所止める事で動きが適度に抑制されて劇的に使い易くなった。(下の写真参照)
S字型のフックは、KABAGを置くときにポーチを手提げのストラップに引っ掛ける物。
これが無いと、ストラップが下に下がって、ポーチが床に投げ出される形になってしまう。下手なところに置くと誰かに踏まれかねない。これを使って引っ掛ける事により、バッグの横に引っかかってまとまっている形になって邪魔にならないんだ。
こちらもいくつか別のフックやカラビナを試してみた。
正直、このフックは大きすぎるし、形があまり好きじゃないんだ。けれど、簡単につけ外しができるという実用面の点で、これ以上に使い易いものが見つからないので(仕方なく)これを採用している。
概ね満足できる結果を得ているのだけれど、不満もある。
KABAG miniはメイン気室とその背面側にポケットがあるんだけれど、今気になっているのは、S字フックを手提げストラップに引っ掛けた時、手提げストラップが重さに引っ張られてしまうため、メイン気室ファスナーの開け閉めがしにくくなっているし、ポケットの上をS字フックが横断するため、ポケット自体へアクセスしにくくなってしまっている事。
と言う事で、どうにかできないか工夫してみる事にした。
そこで登場したのが冒頭のペンケース。
だって、生地の素材感も色もぴったりだったんですもの。
切った部分を折って、接着剤でくっつけて、こんな形にした。
それをショルダーストラップに巻き付けて接着。
更に補強として、一枚継ぎ目に布を接着し、更にもう1枚接着面を覆うように一周巻いて接着した。
ある程度接着剤が乾いてから、接着面を裏に回して接着面を隠す。
結構自然な感じにできてない?
これにポーチのS字フックを引っ掛けるとこんな感じ。
天頂部にある手提げストラップにS字フックを引っ掛けたままメイン気室のファスナーを開くと、ポーチの重さに引っ張られ、開口部(S字フックが取り付いた側)が不自然に引っ張られ、ファスナーの開け閉めをするためにはポーチを持ち上げテンションを無くする等ひと手間必要になっていた。
更にメイン気室とショルダーストラップの間にあるポケットは、その上を手提げストラップが横断し、S字フックが引っ掛けられているため、それを外さなければポケットへアクセスするのが難しい。
今回取り付けた元ペンケースのリングにS字フックを引っ掛けた場合、多少下に引っ張られる力は発生するけれど、メイン気室開口部を無理矢理広げる力にはほとんどならないのでファスナーの開け閉めはとても楽になった。
S字フックはショルダーストラップに引っかかっており、天頂部には一切干渉していないので、ポケットへのアクセスも全く問題なし。
と言いつつ、ポケットを開けた時は流石に開口部が下に引っ張られるのは否めないが、まぁ今までと比べれば些細な問題だ。
唐突だけれど、保冷バッグは、サーモスの物を利用している。
使わない時は、側面のスナップを留めて折り畳めるのだけれど、元々断熱材などで厚みがあるバッグをスナップだけで留めているので、ちょっとしたことでスナップが外れてしまう。
なので、自分でストラップとマジックテープを取り付け、折りたたんだ時により強固に固定できる工夫をした。
バッグ展開時
バッグ折り畳み時
このストラップも基本今回使った接着剤だけでとめていた…が、流石に力が掛かり過ぎるのか、暫く使っていたら剥がれてしまった為、再度接着剤で取り付けた後、下手くそな裁縫をして糸で補強している。
布でも紙でも金属でも使えるので、この瞬間接着剤は重宝している。
今回もこの接着剤を使って留めたのだけれど、果たして強度は大丈夫かな。
実用強度までは3時間、完全固化まで24時間を要するという。
そろそろ実用しても問題はなさそうだけれど、一応24時間はおとなしく待っておこうと思う。
ポーチ自体は入れたとしても長財布とiPhone程度。
前述したように、3重に接着したので、その程度の重量を支える為の強度は十分と思うのだけれど、更に安心するためには、また下手くそな裁縫の腕前を披露する必要があるかもしれない。
それならば…と一瞬ミシンの購入も考えた。けれど、たった数センチを縫う為だけにミシンを買うって、「パンがなければケーキを食べれば…」に並ぶ乱暴な考えだと思うんだよ。当然、即刻却下した。
まぁ明日の固まり具合を見た上で裁縫するかどうかは決める。
兎にも角にも、元ペンケースはこんな形に生まれ変わりましたよってお披露目できたことで十分です。