口先も乾かぬうちに…リビングエアコンの自動制御化 | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

6月30日に「エアコンを自動運転させてやりたいのだけれど…」と言う物を書いた。

 

要約すると、「これ以上金をかけてまで自動運転はしたくない。なぜならば、プログラムが貧弱なうえ、エアコンのリモコン選択があやふやで、更にエアコンへ命令を送るだけで、結果のフィードバックがない状態では自動運転をさせるのに不安があるから」と言う事だった。

 

その後、テストを続行したのだけれど、寝室につけているスマートリモコンのNatureRemo2で設定したエアコンのリモコンはやはり少し設定が間違っているのかもしれないという結論に達した。

 

「30.5度を超えたらエアコンを28度設定で起動する」

「28度以下になったらエアコンを停止する」

 

この条件にすると、一見うまく行っていた。

「エアコン起動に成功しました」

「エアコン停止に成功しました」

そんなメッセージがスマホに送られてくる。

が、かなり頻繁だ。

まぁ、温度差が2.5度しかないので、当然と言えば当然か。

これだけ頻繁に入り切りされると、逆に電気代がかかってしまいそうだ。

なので、条件を変えてみた。

「30.5度を超えたらエアコンを28度設定で起動する」はそのまま。

26度以下になったらエアコンを停止する」と条件を変更した。

 

つまり、一定の暑さになったらエアコンを起動した後は「夕方又は夜、涼しくなるまではエアコンは起動しっぱなしでいておくれ」という狙いだ。

 

しかし、これでも「エアコンの停止に成功しました」とメッセージが入ってくる。そしてエアコンが停止すると、すぐに室温は上昇し「エアコンの軌道に成功しました」とメッセージが…

 

なぜ「28度設定」のエアコンで室温が26度になってしまうんだ?

それならばと設定を26度から24度に変更してみたが結果は同じ。

つまり、「28度設定」をしたはずなのに、実際はもっと低い温度に設定されていると考えて間違いなかろう。温度設定については信用しては駄目だってことだ。

 

さて、どうしようか…

 

この手の自動制御を必要とする状況と言うのは、例えば妻と休日出かけている時、旅行に行っている時等、誰も部屋にいない時だ。

「一度自動起動したら自動で停止できません」と言うのは論外として、逆に頻繁に起動と停止を繰り返されるのも困りものだ。エアコンは起動時に大電流を流す仕組みなので、頻繁に入り切りをするくらいなら、ある程度長時間つけっぱなしにした方が安上がりになるパターンもある。

と言う事は…

起動条件は変わらず「室温が30.5度を超えたら28度設定で冷房起動」とする。

停止条件は「〇〇時になったらエアコン停止」

これだけにしてみた。

一応今は4時間ごとに01/05/09/13/17/21時になったらエアコンを停止する条件を作った。

一度この条件でどんな室温であろうとエアコンを停止する。

もし、室温が高かったなら、すぐに条件に引っかかって改めて起動されるはずと言う事だ。逆に室温が涼しくなっていたらそれ以降は起動されない。運転途中で気温が基準以下になったとしても最大4時間位なら「無駄」と言わなくても良かろうと思った次第だ。

 

これである程度運用してみたけれど、結構うまく行きそうだ。

更に今頃になって改めて実験してみたけれど、外出中でもスマホのアプリからNature Remo2の温度センサがセンスした室温を読み取ることができるし、外出先からスマホのアプリを使ってエアコンを起動できる。

もし、自動運転が叶わなくとも、最悪は定期的に人間タイマーとしてアプリを監視し、必要があればエアコンを手動起動する事もできる事を確認した。

 

物凄く気が楽になったよ。

と言う訳で、これなら使えそうだと、今まで購入を躊躇していたSwitchBotの温湿度計プラスを購入した。

 

今日の夕刻にようやく届いた。

 

問題なのは、今まで使っていた温湿度計(下写真中央上)と結構誤差がある事なんだ。

 

校正する機器がある訳でもないので、寝室で使っている温度計なども持ち込んできて様子を見てみた。

 

右が寝室で長年使っているアナログ温湿度計、中央下がIKEAのデジタル温度計(時計/タイマー/目覚まし兼用)、左が今回買った温湿度計プラス。

 

時間を置いて落ち着かせてみると、どうも今までリビングのメインとしてきた温度計だけが違う温度を指しているようだ。

 

多数決で、SwitchBotの温湿度計プラスは結構正しい温度を表示している事に決定した。

 

添付されていた説明書からリンクされる設定用動画は、多分違う機種を使った説明で、「リンクするため、背面のボタンを(背面のボタン周りに配置された)LEDが点滅するまで押し続けて」とあるので、一生懸命押し続けていたのだけれど、画面はリセットされるだけでリンクが一向に始まらない。大体LEDらしきものが無い。

画面を見たら、そこにBluetoothのアイコンが点滅していた。

だ・ま・さ・れ・た

まぁ大した被害じゃあなかったけどさ…

 

それ位のトラブルはあったけれど、Swithbotとのリンクと設定、そしてアレクサとのリンクは簡単に終わった。

 

後は、寝室のNature Remo2と同様の設定を施すだけ。

だけれど、寝室のエアコンと違い、リビングのエアコンは明らかに力不足で、設定温度をどれくらい下げたとしても、室温は29度くらいまでしか下がらない。

もうそれで良いんだよ。だからこそ、寝室で最後に施した「4時間ごとのエアコン停止」が有効なんだ。エアコンの力で温度を下げられないから、「〇度に下がったら(下げることができたら)エアコンを停止」なんて贅沢は望めないからね。

 

リビングも一応テストをしてみた結果としては動作は良好だ。

真夏日が続くような季節では、基本24時間付けっぱなしになるのも仕方ないと思っている。これらのプログラムが活きるのは多分春・秋のような「時々暑い(寒い)時間があるような日」だろう。

 

またSwitchBotの温湿度計プラスでは、計測した温度・湿度を保存してグラフ化してくれる機能がある。

まだ数時間使用しただけだけれど、夜間なのに平均気温が30度を超えている。明らかにエアコンの能力不足…

これからしばらくこれを監視して、能力不足が顕著になるならば、エアコンの買い替えも考慮しなければならないのだろうなと思うと、ちょっと気が重くなった。