ヤフオクでテプラを落札したのはいつだっただろう。
今調べてみると、その時落札したTEPRA TR22は1994年に製造中止となっているらしい。
27年前…
うちで使っていたテプラが不調となって、代わりの物を探していた時に、テープ付きで結構安い値段で出ていたので入札をしたら、そのまま落札できてラッキー…と記憶している。
が、どこぞの会社でもあるまいに、テプラが大活躍するような場面はそんなに頻繁にない。いつもは押入れの最奥にひっそり佇んでいる。
(写真を撮り忘れてしまったけれど)書類ラックのインデックスを眺めると「iPod」なんて書いてあるものがあるくらいなので、かなり長い間更新していなかったことが伺える。その後、今年になって台所用のマスキング(メモ)テープにマジックで正しい内容を書いて上に貼り付け対応したけれど、余り見栄えが宜しくない。昨日IKEAのMOPPEを買った事もあり、「そうだ、ラベル整理をしよう」と思い立ったのだ。
しかし、もう何年も押し入れの主をしているテプラは普通に動くのか?
20年以上も経過しているテプラのテープはまだ印刷に耐えるのか?
怖いけれど、試さずに捨てるのは阿呆の極みなので、恐る恐る主にお出まし願った。
流石に黄ばんでいるね。
使用中の白テープが無くなったので、新しい箱を開けてみたら、まだ未開封の新品だったよ。それが2本もある。落札してからも何十年か経過しているのに今頃気付くなんて…
今時のテプラのような高機能は持っていない。テープも9mmと12mmの2種類しかないし、単漢字変換(わかるかな? 「ぶんぼうぐ」と入力したら「文房具」って変換されるのではなく、「ぶん=文」「ぼう=房」「ぐ=具」と1文字ずつ変換するのだ)だし、簡単な装飾しかない。でも、そんな程度で十分だよね。
本当はAC電源もあったはずなんだけれど、どこかに紛れ込んでしまって見当たらない。となると単三電池6本での駆動となるのだけれど、幸いなことにうちはカメラ(ストロボ)撮影用にENELOOPだけは数十本単位でストックしているので、6本程度ならいつでも供給できる。
それで印刷したインデックスがこれ。
上から3番目の引き出しに貼ったマスキングテープは、小松製作所の発祥の地である石川県小松市で買ったもの(だったと思う)。
20年近く貼りっぱなしにしていたテプラのテープは、プラスチックの上でも結構すんなり剥がれた。が、一部糊面がくっついたままテープだけが剥がれてしまった。
爪でこすってもなかなか取れない。こんな時は無水アルコールの登場。ティッシュなどに少しつけて擦れば、何の苦労もなく糊が剥がれるし、油分もとってくれるので重宝する。
MOPPEの方は文字装飾も施してみた。
30年近く経過しても、なお普通に動いてくれるテプラ、これからも元気に動いてほしいものだ…と言いつつ、次に動かす機会が来るのはいつの事だろう…
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