学びのスパイス <Luminous Spice> -6ページ目
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学習の環境問題

毎日勤務をこなしながら学ぼうとすると、限られた時間を効率的に利用するために、学習環境の効果について考えるようになりました。意識して研究しはじめたところ、私の場合には、作業内容によって場所や時間、姿勢など最適な条件が異なっていることが分かりました。さらには、内的環境つまり自分のカラダに関心が及ぶことになりました。

どこにいるとはかどります

私の場合には、読む、書く、考えることを行うのに適した環境は異なっています。
例えば読む場合は、立っているのが私にとって最適な条件です。読書は座っても、横になってもできるのですが、どのような時に一番効率よく読めたか調べてみたところ、通勤電車の中が一番だということが分かりました。
実は、帰宅の際に車内の混雑のために、読書できないことが度々あり、急行電車の利用はやめて、各駅停車を使うことにしました。10分余計に時間が掛かりますが、それで30分の確実な読書時間が確保できました。各駅停車なので空席がよく出来ますが、座らずに読書を続けています。

その後、自宅でも立って読書することを試したら、自室の中に電車内と同じように快適な場所を発見しました。このことで、自分の読書量は格段に向上しました。

書くことは、自宅の机で早朝に行うのが良いようです。考えることについては、判断や考察を行うのは日が照っている中を歩いていときに、アイデアを出すときは入浴の時が最適の条件です。

どこが学習するのに居心地が良いか研究することをお勧めします。スケジュール表に学習環境について記録していってはどうでしょうか。色々と研究が進むと最終的には、一週間のスケジュールの中で、どの時間帯にどこでどんな作業をするのが最適かということが分かってきます。

自分のカラダも気にしてみる

場所や時間といった、外的な環境が成果を左右するのであれば、内的な条件も同じように注意を払ってみましょう。

例えば、食事の時間や頻度、内容は頭を使う際に影響を与えますので、勉強しよう決めた時間帯にはベストでいられる食事に変えました。忙しくて食べないでフラフラなことが多かったので、意識して食事することを心がけるようになりました。
さらに健康管理全般にも気をつけることになりました。睡眠時間は増やせなかったのですが、規則正しい生活を心がけました。

また、立っての読書、歩いて考え事をするなどカラダを使って学ぶことが多いので、筋力トレーニングを中心にした体力作りも始めました。

疲れて何も出来なかったり、空腹で集中できなかったり、ぼーっとしていたりして、せっかくの貴重な時間を無駄にしてはもったいないことです。自分の健康管理を行うことである程度は自分でコントロールできるようになります。

さらに自分のパフォーマンスを一定に保つことが出来ると、学習成果の進捗も上手く管理できるようになってくるのです。


さよなら積読、清々しい部屋こんにちは

かつて日々の忙しさにかまけて、学習することを、書籍を消費することで代償させていました。その結果が、蔵書の異常な蓄積という形で私の生活環境を蝕んでいました。

なぜ積読を解消することにしたのか

自分の所有物を減らすことが目的でした。衣服や家財道具と違って、本は中身を確認しないと、今後も利用し続ける必要のある物か判断付かないため、処分に手が付けられなかったのです。
また、自室の収納スペースを超過して書籍を所有していたため、直接床において保管しており、自室での生活がこの書籍の存在で不自由になってきました。

前年の大掃除がきっかけで、自室を掃除し、不要物を廃棄することに徹底して取り組み始めました。すると、私生活の空間が見違えるように明るくなり、日常生活の気分も爽快で、以前よりも前向きに物事が考えられるようになるという利点を感じられるようになりました。
すると、それまで本に埋もれて暮らすというのは聞こえが良いと思っていましたが、実は積読の山が、必要な学習を先送りにする環境を作り出しているように見えてきたのです。

私は、将来読み返す必要のある書籍だけを手元に置くことに決めました。

全体像を眺めてみた

積読中の本を床に集めると、合計42冊になりました。総額84,211円という、自分にとってはおそろしく高額な不良債権でした。参考までにメディアマーカーという読書ログサイトにこのかつての積読リストを記録しておきました。
さらに書籍の山をテーマ別に分類してみました。実際には7種類、経営、教育、歴史、技術、経済、組織、フリースタイルとなりました。

学びのスパイス <Luminous Spice>次に一枚の紙にテーマ別に分けて個々の本のタイトル、予定読了日数を記録していきました。予定日数は、大まかに1日、2日、3日、一週間、二週間と記録しました。そのために、それぞれの本を手に取り、表紙と目次、ざっと中をめくって内容を確認しました。それぞれの本を購入したときの記憶をたどって、なぜ自分がこの書籍の情報を必要としたのか再確認してみました。

こうやって、42冊のテーマ別に分類済みの積読目録ができました。この積読中の書籍の知識を身につけることで得られる利点が想像できるようになりました。

それまでは、個々の書籍をどう読むかというプランを複数平行して持っている状態でしたが、積読の書籍を一つの知識の集合体として捉えて計画を立てることができるようになり、見通しが明るくなってきました。

道筋を確かめてみた

それではいったい、いつゴールできるのか終了予定日を計算してみました。それには、積読目録に記録した読了日数を合計しました。最短で41週間かかることが分かりました。また、毎日自由時間を全て読書に費やすことが出来ないので、50%予定オーバーした62週後の日付も同時に算出しました。これでいつ終わるか具体的な日付が分かりました。

また、どの順番に読んでいけばよいのか、それぞれの書籍の優先順位を付けました。目標は、自室の空間確保であり、読み終わったものから直ちに処分することを考えて、予定日数の少ないものから優先にしました。同じ日数の場合は、優先順位に差を付けず同じにしました。

これで、今までのように何を読むか迷うこともなく、いつ終わるとも分からない不確かな気持ちは解消されました。

簡単なところから取りかかった

この目録を作成した日から、すぐ読み終わるものから読み始めました。
読書環境にも注意を払うことにしました。なるべく集中できる最適な環境を探し求めてそこで読むように心がけました。通勤電車の中と、勤務後の読書カフェを主に使いました。

一冊読み終わったら、目録にあるタイトルの上に横線を引いて記録しました。さらに分類テーマの横にその分野の本が何冊読み終わっているか正の字を書いて計算しました。新たに本を読み始める前には、次に何を読むか優先順位を参考に事前に決定しました。
また、読書ペースを記録するようにしました。スケジュール表に記録を残し、月当たりのペースを維持するように心がけました。

可能な限り、複数の本を同時並行で読むことにしました。一つの本が煮詰まると、気分転換に別の分野の本に切り替えました。これによって、一冊の本がボトルネックになることを防ぎました。

さらに新規の積読は禁じました。買ってから3日以内に読み終わる本以外は買わないことにしました。

結果はどうなったか

そして、実際には65週目で読了することができました。

やはり、計画通りにはいかず、一冊も読めない月が4回ほどありました。6ヶ月目、8ヶ月目、10ヶ月目、13ヶ月目でした。半年から一年目がスランプに苦しんだようです。
それでも、どれを読めば、いつ終わるか明確にしていたので、挫折せずに続けることができました。

ある程度読み進んだところで、進捗の進んだ分類テーマの本を集中的に読んで、終了済みテーマをつくるという中間目標を追加で設定しました。

晴れてすっきりした自室で、快適な毎日を過ごしています。
今こうして振り返って考えてみると、積読自慢というのは自分の不勉強を誇るようなもので、新しいことに絶えず挑戦する前向きな態度ではなかったですね。もし、積読中の方がいらっしゃいましたら、速やかに解消されることをおすすめします。

私の積読解消の経験が、皆さんのお役に立てるなら、さらに喜ばしいです。

はじめに

◇このブログでやること
このブログには、毎日忙しく業務をこなしながらも、学習していくためのコツを紹介していきたいと思います。
幸いにして、職場環境や業務内容に恵まれたお陰で、私自身は社会人としての学習習慣を身につけることが出来ました。知人や後輩から質問や相談を受けることがあり、自分の考えをまとめる機会を得ました。もしかしたらこの内容が、誰かの役に立つのではと思い、この場に記したいと思います。
いまのところ学習環境、情報収集、読書について書く予定で完成次第終了します。3ヶ月くらいでまとめたいと思っています。

◇想定読者
学びたいとは思っていながら、上手く行っていない駆け出しの社会人
すぐに遅れを挽回する自信がありながら、何も出来ないまま月日が流れてしまった。
連休や長期休暇にまとめて勉強しようとしたが上手く行かなかった。
研修で専門知識を学びながらも、職場に戻ると活かせない。

◇社会人になってから学ぶこと
学校から離れて仕事を始めると、まずは業務手順や規則といった職場や職責に固有な知識を学ぶことになります。
この段階を過ぎると、業務の周辺分野に関係する一般的な知識を学ぶ機会が生まれます。それは自発的な動機かもしれないし、上長先輩からの指示によるかもしれません。

学校に通っていた頃は学習をすることに専念できました。次のような資源を自由に利用できました。
-明確に定められた学習内容、シラバス、カリキュラム
-教室や授業という学習に専念する環境
-確保されている学習時間

社会人は学習に利用できる資源が限られています。ここが学生時代と大きな違いです。さらに、何をいつどこでどのように学ぶか自己責任で決めなくてはなりません。
社会人になると日々の業務遂行を優先しながら学習することになります。さらに、家庭を持つことで、家族との生活を優先にする必要が出てくるかもしれません。

◇学び続ける社会人になる
私は学び続ける社会人になりたいのであれば、早いうちに日々学習する習慣をつけることが大切だと思います。そして、自分自身の勤務状況の制約を理解した上での、学習方法を作り出したいところです。

◇このブログの目的
ここで公開するコンテンツによって、学び続ける喜びを多く方と共有したい。
結果として新しいビジネスが立ち上がったり、社会貢献につながっていくと大変喜ばしいです。




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