学びのスパイス <Luminous Spice> -4ページ目

全体像を手に入れる

ゴールまでの全行程を確認

目標設定し、学習プロジェクトの完了条件が作成したら、プランの作成にかかる前に、目標までの全体像を眺めてみましょう。終着点が決まったので、自分の地図を作って、ゴールまでの道筋を確認するのです。

習得する知識分野名、更に限定できるのであれば具体的な専門用語の一覧を作成します。もし、前提を要求する知識があれば、順序関係を記録します。更に、習得知識の間での優先順位を設定します。基本的な知識や、自分の関心のある分野、学び易さなどを基準にしますが、できれば最初のうちにたくさん実績を積んで、モチベーションを高める順序をお勧めします。

道筋をよく眺めて、これから歩む行程イメージしましょう。難関の場所、中間点を見ておきましょう。常にやるべき課題と進捗率が確認できるようになりました。

学習素材

課題を習得するために利用する学習素材の一覧を作成します。次にそれぞれの学習日数を計算します。この日数は、一日に利用可能な時間数を単位として計算します。一日に1時間を使えるのであれば、1時間ずつ学んだとして、何日掛かるか計算します。
研修や試験といったイベントの場合には、実施スケジュールを確認しましょう。

学習環境

定期的に学習をする場所と時間帯を確認しましょう。例えば、平日一日通勤の電車内で1時間、自宅で帰宅後1時間、休日一日早朝2時間、週合計9時間。
学習時間が上手く取れないようでしたら、学習時間を作り出す方法を書いておきましたので参考にしてみてください。

プランの作成

これまで確認した項目をまとめて、学習プランを作ってみましょう。
学習スケジュールを設定する場合は、計算上の最短時間から余裕を持って設定しましょう。私は50%増しで設定することが多いです。
マイルストーンを設定して、重要なイベントを確認しましょう。進度を基準にした場合、大まかでも全体の行程を4分割にして設定してみましょう。
進捗確認やプランを修正する機会を定期的に盛り込みましょう。
最後に、このプロジェクトが完了する際に行う手続き記録しておきましょう。

終了予定日が決まった

プランが完成しましたので、学習計画の完了予定日が確定しました。カレンダーやスケジュール帳に書き込みます。目標達成したらその日何をするか考えておいてください。

目標設定

自分の学ぶ目的を書き出していますか

あなたは学ぶことで何を実現したいのですか。具体的な目標を書き出すと、常に目標に向かって正しい行動をとっているか、常に意識できるので目標達成の助けになります。
具体的な目標があれば、学習計画の質が高まり、目標達成の要件やクロージングの手続きも記述し易くなります。

すぐにまとまった文章で書けないとき

自分の目的に近いと思われる文章を、思いつくが限り書いてみましょう。書いているうちに最適な表現が見つかってきます。

不安から勉強に駆り立てられるとき

漠然とした不安から勉強しなくてはいけない、というプレッシャーにかられている人もいるようです。
今はキャリア上の目的が具体的に見つからず、みんなと楽しく仕事ができれば良いのなら、家族や友人、職場の仲間と楽しい時間を過ごすこと、彼らの役に立てるように時間を使った方が有意義だと考えてはどうでしょうか。

その背後に本当のゴールは隠れていないだろうか

作った目標から少し引いて第3者的視点で眺めてみると、背後にある本当の目標が見つかることもあります。自分の欲求に近い形での表現がみつかるのです。たとえば、次のような例が考えられます。

3年以内に必要な資格を取得して○×職種に就く。
例1) 今までの専門経験を生かしながら、大幅な裁量と大きな責任というやりがいが持つ。
例2) 転職転勤せずに、家族と過ごす時間が増やせるようなワークスタイルを実現する。
例3) ○×職種は学生の頃からの夢で、毎日現場で助けが必要な人の役に立つ。

最近広く使われるようになってきた○×という知識を活用した新規プロジェクトの来期の企画を立てる
例a) 関係者から注目を集めてグループの存在感を示し、あたらし物好きなグループの士気を高める。
例b) 最終的には新規業務を立ち上げに発展させて社内起業をめざす。
例c) お客様から一番沢山いただいている要望を解決して、提供サービスの質をさらに向上する。

もし本当のゴールは、最初の目標を経由しない、別の方法で容易に実現できるのなら、迷わずその選択肢を取りましょう。学習はあくまでも一つの手段なのですから。

ゴールしたイメージが見えてきた

具体的な目標設定が出来れば、学習プロジェクトの完了条件も書けます。この完了条件がしっかりしていると、終わりのない旅に巻き込まれずに済みます。
あなたはどんなゴールシーンが見えましたか。

ノルマは完全にこなさなくていい

計画が捗らなくて当たり前

自分の学習計画が計画通りに進まないからといって、落ち込む必要はありません。予想もしないオトナの事情にプライベートを振り回されるのは、よくあることです。状況が変わったのなら計画を実情に合わせて修正してもかまわないのです。

中断を繰り返しても、最終的に目的に近づけば良いのです。

たとえば、忙しくて課題図書を30ページ読み進める今日のノルマがこなせなくても、そのことを苦にすることはありません。いま、その本を開いて3行読みましょう。どんなに忙しくても、本を3行読めないほど忙しい人はほとんどいないです。
そして、ほんの少しではありますが昨日より前進したことを満足しましょう。そのためには、自分の学習素材を常に肌身離さず持っている必要があります。

学習は手段

目標を見失ってはいけません。きれいに勉強することが目的ではなく、あなたの本当の人生の目的を実現するために知識を利用するのです。

勉強癖が付いている人は、現実逃避のためにあたかも儀式のように勉強しますが、このような状態では本当の目的から遠ざかるばかりです。

途中で目標を達成したら、すぐ新しい課題に移る

課題をこなしている途中で、必要な知識を全て悟った場合には、無理して続ける必要はないです。知識の蓄積が高まってくれば、過去に習得した知識と新たに学んでいる知識の関係が見いだすことはよくあります。最期まで読み通すことをだけを目的として続けるのではなく、意義のある課題に時間を使いましょう。

ノルマは目的達成を円滑に進める優れた手段です。でもあなたが目指す学習の目的にくらべると、ノルマは非常に些細なことです。細かいことにこだわって、貴重な時間を消費してはいけません。今やっている勉強は、自分の目的を実現するのに本当に役立っていますか。