ルミナスです。
ここ数日は少し暖かくなってきましたね。
さて、週末をはさんでしまいましたが、
コスト削減"お客様との飲み会"の最終回です。
前回は承認制にするということをお話しましたが、
今回は、「予算を決める」ということについて。
予算を決めるということは、
①一人あたりの値段、
②参加者の数、それに
③開催の頻度
を決めるということです。
具体的には・・・
・お店のランクを下げる、
・参加者を厳選する、
・持参する“おみやげ
”を廃止、
・会食ではなく贈答品にする、
・ディナーではなくランチにする、
などが考えられますね。
ここがポイント
おしゃれでイマドキだけれど、リーズナブルなお店
はたくさんあります。
頭や足をつかって探してみましょう。
こういう時に力を発揮するのが女性の社員の方々
。
安くておしゃれでおいしいお店には敏感ですので
ぜひ、彼女たちから意見を募集してみましょう。
果たして税務上のメリットは?
最後に、交際費の税務上の効果について
一定以上の大きさの会社では、
接待交際費は損金に算入できませんので、
税金を減らすという意味では効果がありません。
たとえば、
100万円の交際費を使った結果、
100万円の売上があがったとしても、
100万円の売上に対して税金が生じるので、
商売としてはうまみがなくなります。
数字で確認してみます。
税率を40%とすると、
売上100万円-交際費100万円-税金40万円=-40万円
になりますね。
ただし、会議の実態がある場合、
一人あたり5,000円未満の金額であれば、
「会議費」として扱われますので、
税金を減らす効果を得ることはできます。
この場合、(売上-会議費)に対して税金がかかります。
売上100万円-会議費100万円-税金0円=0円
この場合、レストランや会議室など
会議をするのにふさわしい場所で、
社外の人が参加していること、
等の条件が必要になりますのでご注意ください。
※詳細は専門家にご相談ください。
それでは、少し長くなりましたが、
最後までお付き合いいただいて
ありがとうございました。