コスト削減 お客様との飲み会③ | 女性起業家 ルミナスのブログ

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公認会計士であり、組織の仕組みづくりのお手伝いをする会社を経営しているルミナスが      

日々感じたことを書いています。

ルミナスです。

ここ数日は少し暖かくなってきましたね。


さて、週末をはさんでしまいましたが、

コスト削減"お客様との飲み会"の最終回です。

前回は承認制にするということをお話しましたが、
今回は、「予算を決める」ということについて。

予算を決めるということは、

①一人あたりの値段、

②参加者の数、それに

③開催の頻度

を決めるということです。


具体的には・・・
・お店のランクを下げる、さげ
・参加者を厳選する、
・持参する“おみやげプレゼント”を廃止、
・会食ではなく贈答品にする、
・ディナーではなくランチにする、昼

などが考えられますね。


ここがポイント
おしゃれでイマドキだけれど、リーズナブルなお店
はたくさんあります。

頭や足をつかって探してみましょう。頭で回転!


こういう時に力を発揮するのが女性の社員の方々K

安くておしゃれでおいしいお店には敏感ですので

ぜひ、彼女たちから意見を募集してみましょう。



果たして税務上のメリットは?
最後に、交際費の税務上の効果について
一定以上の大きさの会社では、
接待交際費は損金に算入できませんので、
税金を減らすという意味では効果がありません。ズーン


たとえば、

100万円の交際費を使った結果、

100万円の売上があがったとしても、
100万円の売上に対して税金が生じるので、
商売としてはうまみがなくなります。


数字で確認してみます。

税率を40%とすると、

売上100万円-交際費100万円-税金40万円=-40万円
になりますね。


ただし、会議の実態がある場合、

一人あたり5,000円未満の金額であれば、
「会議費」として扱われますので、

税金を減らす効果を得ることはできます。

この場合、(売上-会議費)に対して税金がかかります。

売上100万円-会議費100万円-税金0円=0円


この場合、レストランや会議室など
会議をするのにふさわしい場所で、
社外の人が参加していること、

等の条件が必要になりますのでご注意ください。

※詳細は専門家にご相談ください。


それでは、少し長くなりましたが、
最後までお付き合いいただいて

ありがとうございました。