コスト削減 お客様との飲み会② | 女性起業家 ルミナスのブログ

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公認会計士であり、組織の仕組みづくりのお手伝いをする会社を経営しているルミナスが      

日々感じたことを書いています。

ルミナスです。


今日、お会いした方から、
ホームページの感想をいただきました。

こちらhttp://www.luminous-con.com/


欲を言えばきりがないですが、評判はまずまず。

ひとまず良かったです。


さて、昨日の続きですが、
本日は削減にあたっての具体的なコツを

お話させていただきます。


<こうすれば解決!>

"承認制にしましょう"

また、あたりまえじゃないか・・・と言われそうですが、
意外と出来ていないんです。ほんとうに・・・。

具体的には、事前に上司の承認をとって
使い放題をなくすことが有効です。


本来これは、景気が良いかどうかにかかわらず、
行わなければならない手続きです。

そもそも使いたい放題・・・

という状況は自然ではありません。


必要なものは必要であることをきちんと説明して、

堂々と使うこと。見極めが大事です。

筆


そして実はこれ、

"社員のモチベーション管理"という意味でも重要です。

社外に出ることの少ない管理部門の従業員は
けっこうシビアに見ています。

中でも経理部門は領収書や請求書から
その内容を把握しています。

私が以前、関与したことのある会社では、
管理部門の社員の方がこんな風に

おっしゃっていました。

ミドリキラ

「○○さんは、接待だからといって、
いつも銀座や赤坂で飲み歩いているんです。

たしかに、実績はあげていますが、

それだって前任者から引き継いだものだし、
彼の業績かはわかりません。


一晩で数十万円使ってしまう事もあるんです。
月のお給料よりも飲み代のほうが多いんですが、
そんなに接待する必要があるんでしょうか?」


ミドリキラ


領収書を人別に集計してみると、

確かにそのとおり。

明らかに使いすぎでした。


組織の中では、通常は下の立場の者から

上の立場の者に注意はできませんから、

いつまでも問題が先送りになってしまいます。


ですから、

上層部が自ら情報を取りにいくこと

が必要なのです。


その方が責任ある立場の方だったため、

役員の方が、定期的に領収書のチェック

をするようにして、事はおさまりました。


「見られている」という意識が薄い場合には、

このように、ついつい使いすぎてしまうこと

が多いようです。
こういう使いすぎを防ぐのも、会社の責任です。


あ~あ~

特定の人だけが、接待交際費を使いたい放題

という状況は、コスト増だけでなく、

他の従業員のモチベーションを低下させる

という意味でも、会社全体に大きな影響を及ぼします。

どんなに優秀な人を雇っても、

彼、彼女のモチベーションが上がらなければ

会社の成果にはつながりません。


会社経営にとって、大きな痛手になります。


御注意ください。