ルミナスです。
今日、お会いした方から、
ホームページの感想をいただきました。
欲を言えばきりがないですが、評判はまずまず。
ひとまず良かったです。
さて、昨日の続きですが、
本日は削減にあたっての具体的なコツを
お話させていただきます。
<こうすれば解決!>
"承認制にしましょう"
また、あたりまえじゃないか・・・と言われそうですが、
意外と出来ていないんです。ほんとうに・・・。
具体的には、事前に上司の承認をとって
使い放題をなくすことが有効です。
本来これは、景気が良いかどうかにかかわらず、
行わなければならない手続きです。
そもそも使いたい放題・・・
という状況は自然ではありません。
必要なものは必要であることをきちんと説明して、
堂々と使うこと。見極めが大事です。

そして実はこれ、
"社員のモチベーション管理"という意味でも重要です。
社外に出ることの少ない管理部門の従業員は
けっこうシビアに見ています。
中でも経理部門は領収書や請求書から
その内容を把握しています。
私が以前、関与したことのある会社では、
管理部門の社員の方がこんな風に
おっしゃっていました。

「○○さんは、接待だからといって、
いつも銀座や赤坂で飲み歩いているんです。
たしかに、実績はあげていますが、
それだって前任者から引き継いだものだし、
彼の業績かはわかりません。
一晩で数十万円使ってしまう事もあるんです。
月のお給料よりも飲み代のほうが多いんですが、
そんなに接待する必要があるんでしょうか?」
![]()
領収書を人別に集計してみると、
確かにそのとおり。
明らかに使いすぎでした。
組織の中では、通常は下の立場の者から
上の立場の者に注意はできませんから、
いつまでも問題が先送りになってしまいます。
ですから、
上層部が自ら情報を取りにいくこと
が必要なのです。
その方が責任ある立場の方だったため、
役員の方が、定期的に領収書のチェック
をするようにして、事はおさまりました。
「見られている」という意識が薄い場合には、
このように、ついつい使いすぎてしまうこと
が多いようです。
こういう使いすぎを防ぐのも、会社の責任です。

![]()
特定の人だけが、接待交際費を使いたい放題
という状況は、コスト増だけでなく、
他の従業員のモチベーションを低下させる
という意味でも、会社全体に大きな影響を及ぼします。
どんなに優秀な人を雇っても、
彼、彼女のモチベーションが上がらなければ
会社の成果にはつながりません。
会社経営にとって、大きな痛手になります。
御注意ください。
http://www.luminous-con.com/