日銀 植田総裁 命式 | 四柱推命日記

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というわけで日銀は円安容認を表明、

これを受けて市場はGW中に

さらなる円安に進む可能性が出てきました。

 

過剰な円安は輸入物価の異常な上昇に繋がり

現在の物価高の要因の一つでもあります。

 

輸入物価指数の前年比は

2020年頃から140%程度で異常な上昇値。

国内産業にとって輸出有利、

海外からの観光客の増大

(同時に海外旅行に行きにくいので

日本内での国内旅行客の増大)など

悪い事だけではないが度を越えている現状。

 

しかし国民の生活圧迫を容認してでも

今のインフレ、円安を維持したいのが

岸田政権の本音の模様。

 

まぁトヨタなどの輸出大企業にとっては

円安は追い風ですから維持させたいでしょうし、

岸田、麻生とアメリカ訪問したばかりですが

アメリカ側が利上げを承認しなかった公算も高い。

 

 

安倍首相、黒田総裁の時代は

デフレ脱却、インフレ率2%を掲げて

何年も試行錯誤したが

結局、矛盾した消費増税により計画は破綻。

 

本来金融緩和と財政出動はセットで行うべき所、

2度の増税という緊縮財政をやった事で

景気回復のチャンスを逃す。

その後、コロナ禍で図らずもインフレ基調となり

不本意な数値達成をしましたが、

実質はスタグフレーションであり

経済が全く改善しない停滞状況でありながら

物価上昇だけが続く状態。

 

現状、個人消費が伸びるわけもなく

実体経済と株価の乖離、

そして政府日銀の政策と国民意識の乖離は

深刻化していく事になるでしょう。

 

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植田総裁

1951年9月20日

 

年 辛卯(乙) 偏印 食神 長生

月 丁酉(辛) 偏財 偏印 病

日 亥(甲) *** 傷官 帝旺

 

子丑空亡 宿命天剋地冲

 

酉月の癸で中秋の小川。

守護神は丙甲で東南守護神ですので

社会運は恵まれます。

特に禄存が透干守護神なので

経済分野は天職的です。

 

月令を得て気勢が強いのは辛の偏印星。

器も癸なので頭が良い。

構造的には印剋洩、財剋印で四方位剋線、

成長は速いが心や立場の孤独。

精神星が多く思考優先で行動が遅い。

また情より理の理的人間になります。

 

四正が多く総エネルギーは低いが

帝旺所有なので実排気が過多の構造です。

 

中年病で精神性の強い中年期から

晩年帝旺で現実最強運、老いて日銀総裁に任命、

いま73歳ですので

生涯現役の晩年帝旺らしい人生。

 

 

問題はやはり宿命天剋地冲。

日銀の総裁が壊し屋の宿命という事で

どうにも不穏。

 

良い方向に壊すのか、

悪い方向に壊すのか。

 

しかし30年続く景気停滞を打開するには

日銀単体がどうこうできるものでもなく、

まず財務省を壊す(解体する)のが先決。

 

植田さんが市場を油断させておいて

一気に利上げするくらいの策士であれば

投機家に対してかなりの牽制力になり、

前例を作る事そのものに価値がありますが、

 

どうにも駆け引き上手というよりは

学者タイプですから、

そんな大胆さは感じさせないですね。。

 

 

今後やるべき事はマーケットを

あっと言わせる様な効果的な利上げ、

消費減税、積極財政出動などで強力に

内需と景気回復を促進するしかなく、

これが出来なければ経済衰退も続くでしょう。

 

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そも景気回復やGDPの伸長が他国より遅れて

どんどん抜かれていく中、円の価値が相対的に

低下していくことはごく自然なこと。

 

今やAmazonやApple、Google、中国資本など

国内の利潤の多くが海外資本に吸い取られており

これを国策か、多国間連携のレベルで抑えないと

多くの産業でまず未来は無い。

内需が拡大し景気が回復した時に

その利潤が他国に吸い取られず、

きちんと日本企業、日本の税収に

反映される形を先に作らなければならない。

 

また円安は国内でイノベーションを起こして海外に

製品を売っていくには適した時期であって、

その為には優れた若者や科学者、技術者が

どんどん出てくる必要があります。

国内に日本版シリコンバレーを作り、

優秀な者や価値ある研究に助成金を出すなど

未来に種まき、投資することです。

 

またどの産業でも

既得権益ばかりが法で守られて

若者の新規参入を阻み、

出る杭は打たれる、という日本の因習では

スピード勝負の国際競争力で

いつまでも勝てないのです。