昨日から再燃し始めたパレスチナ紛争。
背景にあるのはパレスチナのイスラム教過激派
ハマスが世界的な経済制裁などで困窮した結果、
思い切った闘争に踏み切った模様。
イスラエルに侵入し民間人を拉致、殺害、
さらに民間地にロケット弾を発射するなど
もはや捨て身のようです。
映像でも血だらけのイスラエル人が
車で拉致される様子など
生々しい情報が錯綜しています。
イスラエルのネタニヤフ首相は
“この暗黒の日の報復として、パレスチナは
これまでにない代償を支払うことになる”
として数万人規模での報復作戦を決行する模様。
経済力と軍事力では圧倒的に勝るイスラエル
(ユダヤ人)ですから、場合によっては
パレスチナ(アラブ人)が領土を大きく奪われるなど、
歴史上の大事件になってくるかもしれません。
さらにアメリカも当然ですがイスラエルを
全面支援することを表明。
そもそもこの地帯の紛争は
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の
宗教対立が根源にあるので非常に面倒な地域です。
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ベンヤミン・ネタニヤフ首相
1949/10/21
年 己丑(辛癸己) 正財 正官 冠帯
月 甲戌(丁辛戊) 比肩 傷官 養
日 甲申(壬戊庚) *** 偏印 絶
午未空亡 干合土化
イスラエルという国の運気に関わるのが
首相の命式と運気状態。
ネタニヤフは干合後、従財格西方破格。
国を富ませる首相。
ユダヤ人という、経済力を
武器にした民族の長ですから
ある意味順当と言えるかもしれません。
陽占は自洩財官印全てが揃っており
完全に周流する割と珍しい形。
数理では地支が金を多く含むため
金性強白虎型で無意識の闘争性強。
動乱には強い。
守護神を見ますと戌月甲で晩秋の樹木。
元が甲申で根のない樹⇒死木的なので
火性が第一の守護神、格の守護神も火性。
64-83歳で守護神透干。
現在73歳なので運気の後押し有。
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イスラエル建国後に生まれた初の首相。
また首相としては最年少で1996年に
47歳で首相に初当選しています。
この時の五柱法を見ると
己丑
甲戌
甲申
己巳 西方干合支合 東方大半会 44-53歳
丙子 1996年 東方支合 守護神透干
やや合法過剰ですが悪くない運気です。
47歳から現在73歳まで
何度かのブランクもありつつ
計16年以上もイスラエル政権のトップに君臨。
思想は保守派で右寄り。
治安や雇用を悪化させるとして
移民受け入れには否定的、LGBTや死刑制度は許容派、
パレスチナを全く信用しておらず
武力や経済力で抑えることに積極的でもあり
当時のアラファトともよくやり合っていた印象。
第一次政権失脚のち、10年後に復権して
現在は第六次政権。
最近は汚職、収賄疑惑で起訴されながらも
コロナ禍を乗り越えるため連立政権を組み
ユダヤ人ネットワークを通じて
ファイザー製ワクチンを優先供与させ、
国民からの支持率を確保。
直近の歳運を見ると
2026年まで特に大きな問題は無し。
イスラエルの時代論や代数法は
見ていませんが、戦争状態に突入すれば
必然的に国家防衛⇒国や民族を守るために
攻撃や戦争を認める世論になりますので
アメリカの9.11同様に今後、
大きな戦争に発展する可能性が高いでしょう。
その意味では金性強かつ
パレスチナを憎み右翼寄りのネタニヤフは
人材的に国家世論から求められて
しばらく政権の中枢を担うことになりそうです。
大局的に見れば今回の件で
ハマスだけでなくパレスチナにも
世界的非難が出て苦しい立場になるのは確定的。
既にイスラエルに領土を大きく奪われていますが
今後一層厳しい状況になるでしょう。