【雪の上の懲りない面々 番外編】爺ぃが、スキースクールのレッスンに通う理由。 | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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こんばんは、爺ぃです。

今季は膝の問題もあって、空いてるスキー場でフリーしていることが多い爺ぃですが、普段から今日の練習についていけるか不安・・・と騒いでいるスキースクールのレッスンについて、ちょこっと書いてみたいと思います。


 

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【スキースクール】
爺ぃがお世話になっているのは苗場のスクール。そこのシーズン会員です。年会費を払うとシーズン中の一般レッスン受講し放題。朝練あり。その他、合宿アリ。



【担当コーチ】
担当のコーチは全日本スキー技術選手権大会の県代表。レッスン形式はグループレッスン。基本的に決まったコーチが指導してくれるため、シーズン通して一貫性のあるテーマでレッスンを進めてもらえます。


人数は少し多目。週末は受講生の人数も10人を超えます。皆がお手本の爺ぃにはこれも良い感じです。

コーチの師範技は秀逸。ロングでもショートでも、解説した通りの滑りを見せてくれます。


実際のところ、県代表レベルのコーチ陣に毎回教わることができるのはありがたいお話です。

 


【指導のコンセプト】
滑りのベースとなる土台をまずはしっかりと作る。そうしないと、そこから先の伸びしろがなくなるという考え。まっすぐに伸びてきた人であれば、わざわざ壊さなくても良いのだけれど、なんちゃってな爺ぃは、結果、スクラップアンドビルドを繰り返し、いつもバタバタとすることに。

・・・スクラップばかりでビルドが少ないから、爺ぃは枯渇するのかと今更ながら気づく。。。

雪質、斜度設定、練習テーマが脚前を超え、たまにどうやって滑ったら良いかわからなくなることも。引き出しの少なさを痛感するのがこんな時。

 


【コーチのコメント】
基本、ダメ出し。受講生側からしても良くもない滑りにOKもらっても仕方がないので、ある意味ニーズに応えた結果。爺ぃはデキない君なので・・・ガチで1日ダメ出しで終わることの方が多い。

ただし、説明されていることは理解できる。その説明通りに滑れることも見せられているので、やればできるはず!!


・・・


もちろん、

上手い人は当然最初からOKが出ます。


 


【レッスンで使用する斜面】
緩斜面から急斜面まで。正直、フリーでわざわざ滑らないところに入っていくことも。(その時の爺ぃの心境は「こりゃ、死ぬな・・・」のひと言)

爺ぃ、、このあたり本当に修行不足。怪我から復帰してスピード域もまだまだ足りていない。不整地大回りは嫌いじゃないけど、時に爺ぃの不整地の領域を超えているところがポイント。


普通、ショートで刻むよね?

つか、雪硬くネ?


ってところでロング。色々なところを滑るのが上達の早道と言われるようにもっとストイックにならないと。

 

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<レッスンよもやま話>

基本ダメ出しされ続ける爺ぃですが、実はダメ出しの中にも2種類あります。

 

<ちょっと良いダメ出し>

滑りの中に少しでも、意識が残っていたり足裏感覚を残せて滑れた時のダメ出し。案外コメントはソフト。やろうとしていることはOKだけど、習熟度が低いケース。

習熟度は限りなくゼロに近いくらいに低い滑りでも、コーチはこのちょっと良いところを拾ってくれます。この見立ての力にはいつも驚かされます。


逆に言えば、コーチの資質の中でこの見立ての能力はかなり重要になってくると思います。


基本、出来ないからだけを理由にして、厳しいコメントが出るわけではないです。


とはいえ、爺ぃもあまりに低め目のものまで拾わせてしまっているのは、さすがに申し訳なく思ってはいたりもする。。。

 


<完全なダメ出し>

やろうとしていることがすでに違っている。やろうとしているモノが見えない。迷った末に、いつもの滑りと変わらない。何だかダメ過ぎて、どこをどうしようと試みているのかわからない。(←爺ぃは、結構このパターン多し)


コーチはエンターテナー。ダメ出しが増えて雰囲気までが暗~くならないよう、リフトを降りて集合する際、お題の説明の時、手頃なタイミングで極力明るく盛り上げてくれます。


結局、

ダメ出し多い爺ぃであっても、レッスンに入って指導を受けることが楽しい!ということでしょう。かなり、マゾちっくですけど。。。 

 

トップの人たちが参加しているオリジナル合宿なんてもっと厳しいはずなので、爺ぃも一般レッスンで根をあげていてはいけません。まだポンコツな膝を労わりながらですが、まずは、朝練に参加からですね。


以上、

爺ぃレッスンレポートでした。

 

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