【ACL損傷】前十字靭帯再建手術 病院選びは?【病院選びの3つのポイント】 | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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左脚 前十字靭帯再建手術


アクセス解析で検索キーワードをみると「前十字靭帯 断裂」「前十字靭帯 手術」「前十字靭帯 痛み」といったケガ系のものが多くなってきました。おそらく受傷後の方が調べられているのかなと思います。怪我してすぐに立ちふさがる壁は病院選びかもしれません。






<じぶんの場合>



大会でスピードMAX状態で転倒。


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しばらく休んで復活(したと思えば)

ゲレンデを移動途中で行動不能に。


 ↓


親切な方がパトロールへ通報。


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スノーモービルで搬送される。


 ↓


スキー場内診療所へ。


 ↓


車を運転できるようになんとか

テーピングで固めてもらう。

 

 ↓


パトロールの方に駐車場まで

肩を借りて連れて行ってもらう。

 ↓


(土曜日だったので病院は昼まで)


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ど根性で峠を車を運転して降りる。


 ↓


長野市内の整形外科へ駆けこむ。


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レントゲンを撮り治療を受ける。

靱帯は大丈夫そう。半月板かな~

という見立てが出るも・・・。


 ↓


運転して帰ることを伝え、石膏の

ギブスで固められる。


 ↓


先生にお願いして今後治療を受ける

病院を紹介してもらう。

(紹介状を書いていただいた)


 ↓


なんとか関東へ戻る。


 ↓


日曜出勤。松葉杖は長野では貰え

なかったので、スキーストックで代用。

先端にゴム製石突きラバーをつけて

それを杖にして歩く落ち武者スタイル

で通勤。いつもなら駅から15分の

距離を1時間近くかかってたどり着く。

(タクシーに乗る気だったものの、割り

込んできた老婆に奪取された)




月曜日。紹介状を握りしめ、川崎市に

ある日本鋼管病院 へ行く。



この日、松葉杖が支給され落ち武者

スタイルから卒業となった。



こういった流れだったので、病院の評判などは通うことが決まった後から調べる形になりました。日本鋼管病院 は日本で2番目に前十字靭帯再建手術を行っているところでした。


こちらに最初いった時は、すれ違う人はみんな車椅子に板を敷いて片足伸ばした(←手術した脚)状態でキコキコ移動しているので「なんだ?ここは・・・」と不思議度120パーセント。じぶんも脚をぶっ壊していなければ、診察受けたらすぐ切られちゃう病院じゃないだろうか?なんてビビって逃げたのではないかと思います。


※ 長野市内でお世話になった病院の先生の見立てでは(MRIを撮らないとなんとも言えないと前置きはあったものの)「たぶん、靭帯は切れてないと思う」と言われていたのでまさかの前十字靭帯再建手術だったわけです。。。






こうかんクリニック

 ↓

手術日決定

 ↓

日本鋼管病院



日本鋼管病院 では最初、こうかんクリニックという外来で診療を受けます。初日にレントゲンを撮って先生が見立てを行う。「骨折はしていないが、詳細についてはMRIを撮ってからじゃないとわからない」と言われる。すぐお願いしたいと伝えると、MRIを日本鋼管病院 で撮ろうとすると予約が必要で、当日は無理とのこと。いくつかの候補の中から職場に近い池袋にあるクリニックに連絡をしてもらいMRIを撮りに行く。


川崎からすぐ池袋のクリニックへ電車で移動。近ければMRI撮影後、日本鋼管病院へとんぼ返りして当日怪我の状態を確定してもらえたのですが、当日に予約を入れることが出来たのが池袋。その日はMRIを撮って終了。翌日(MRIの結果を持って)また日本鋼管病院へ行くことになりました。



先生の見立ては前十字靭帯断裂でした。いつ手術するか聞かれるも、即答は出来ず。先生のスケジュールから手術可能日の候補日をもらい、職場で相談することに。職場の調整をつけ、2日後こうかんクリニックで外来受診して手術日が決定となった。


※ こうかんクリニックのホームページでは先生の診察日が公開されています。



MRIの見立てをしてくれないところでは、いつまでたっても実際にどんな状態なのかがわかりません。なので接骨院とか整体院とかではなく、最初から大きい病院の整形外科を受診することが肝要だと思います。



結局、手術前にクリニックを3回受診して手術することが決定しました。手術が決定したらすぐに装具屋さんを紹介され我らがドン・ジョイを注文する。お値段約13万円。お支払いは?と聞かれ現金でと答えたら(払えます?と)微妙な空気が流れる。とりあえず15万円ほど財布にぶち込んでいったので何とか払えました。。。後払いだと、銀行に行ったりしなきゃいけないので面倒なのです。





<こうかんクリニックでの流れ>



(初回)

レントゲン撮影と診察。

(他のクリニックでMRI撮影)



(2回目)

MRI結果を持って再診する。

ACL断裂疑いの見立てが出る。

手術可能日の候補をもらう。



(3回目)

手術を希望する。

術前検査を行う。



入院期間は3週間かかりました。当初は2週間で復活して帰る予定でしたが、ぜんぜん無理。そいつは無謀というものでした。大変であっても、仕事の調整をつけて3週間くらいは雲隠れできる環境を作りたい。色々と根回しをしてお休みもらいました。。。



転職して十数年。


有給なんて1日しかとったことなかったけど、いきなり3週間・・・繁忙期の間隙をついての特攻。すさまじい漢っぷりを(期せずして)見せてしまったわけです。







【病院選びの3つのポイント】



<<ポイント1>>


自宅・職場から通える範囲にあること。



<<ポイント2>>


MRIでの見立てをする病院であること。

ACL再建術の手術数が多いこと。



<<ポイント3>>


リハビリに力を入れていること。



前十字靭帯再建って手術はもちろん大事ですが、術後のリハビリが非常に重要になってきます。筋力落ちるしね~。リハビリに力を入れている病院は、手術しておしまいではなく治すということに向いた治療をしている病院なのではないかと思います。







膝をやらかしている時は、和式便所はダメですよ~。洋式ラブです。まずは、見立てを正確にしてもらわないとはじまらないので、情報をフル活用して良い病院を探しましょう。





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