【炎の1級】雪の上の懲りない面々 file.5 マダムさん(仮称)【バッジテストチャレンジャー】 | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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雪の上の懲りない面々







file.5 <マダムさん(仮称)>





確か、御年60過ぎとおっしゃっていた気がします。とにかく若い、アグレッシブなマダム様でした。旦那さんを家に置いて雪を追っているとのこと。










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アグレッシブなおねぃさま






じぶんがスキースクールの門を叩いたその年、検定挑戦をされていたのがマダムさん(仮称)。検定コースでは恒例となっていたミーティング。その所信表明では、






「1級とるまでは死ねません!」




「棺桶に1級合格証を一緒に入れてもらうと遺言します」






などの名言を連発。




参加者はかなり盛り上がってました。






当時のじぶんは2級検定班。受かったら良いなぁ~くらいで参加していたのがお呼びでないくらいの1級検定班のギラギラ感。いやはや、凄いもんだ・・・と。






じぶんはこの検定で運よく合格しましたが、1級検定は合格者ゼロ。マダムさんをはじめ1級班の歴戦の勇者達が全員撃沈という結果を見るに至り、





「こんなん、受かる奴いんの?」







と、もはや無理ゲーに感じました。








合格証をもらった後、マダムさんから「次は一緒の検定だね~♪」と声をかけられ「いや、・・・絶対無理ッス」なんて答えてましたが「そこはほら!ジャッジの観点が変わるから大丈夫よ~!!」っと(観点が変わるとなんで大丈夫なんだろう??)励まされた記憶があります。






当時の検定ってスピード不足も結構指摘してましたよね。GWでもう雪もぐさぐさ。検定種目を滑る頃には荒れ放題でほとんど不整地大回り。でもスピードにはうるさい。。。だからみな思い切り漕いでスタートかけてました。もう10年以上昔の話ですが、あのパワーならまだまだ現役で滑ってらっしゃると思います。














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