スキー板のメンテナンスはホットワックスから | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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スキー板のメンテナンスはホットワックスから



スキーをはじめてから、ホットワックスへ行きつくまでにはそれなりの年数がたっているのではないかな~と思います。ホットワックスは板メンテの基本!

お道具についてご案内いたします。(細々と揃えると結構高いので、最初はセットものでひとわたり揃えてしまいましょう)







【セット内容】




1、blp ワキシングアイロン
100℃~160℃まで温度調節が出来ます。


2、blpナイロンブラシ
サイズ120mm×75mm 厚さ23mm ブラシ部15mm


3、blp 馬毛ブラシ
サイズ120×75mm  厚さ23mm  ブラシ部10mm


4、blp スクレーパーDL
ワックススクレーピングや古いワックスのはぎ取りに使用。


5、blp コルクN
固形(生塗り)やエアゾールタイプのワックスをムラ無く伸ばすのに使用。
フィニッシュクロスを巻きつけてブラッシング後の最終仕上げに使用するのにも便利です。


6、オリジナルライザーS
エッジのサビ落としに使用します。ホットワックスの前に利用してください。


7、TMP 錆止液LQ
液状でスポンジ付きのため塗りやすく作られています。金属部分の防錆に効果があります。


8、オリジナルフィニッシュセット
2枚組みのカラーファイバークロス。最終仕上げに使用。


9、リペア P-TEX
BK、WHの各1本の2本セット。板の修理の必需品。


10、blpワキシングペーパー25枚入り
高品質不織布を使用。滑走面に直接アイロンがあたらないようにするために使用します。


11、オリジナルチューナップグローブ
滑り止めラバー付の作業のしやすいグローブです。


12、BLイージーリムーバー220
古いワックスや汚れを簡単に落とすクリーナー。


13、HAYATE ベースワックス
-5℃~10℃ 滑走ワックスの下地として塗布することにより、滑走WAXに持続性を持たせ、本来の性能を引き出せるためのWAXです。


14、HAYATE オールラウンドワックス
-7℃~10℃ フッ素配合のあらゆる雪質、気温に最高の滑走性能を発揮するWAXです。




まず必要なものはワックスをとそれを溶かすためのスキーアイロン。板に塗るワックスは、ベースワックスと滑走ワックスがあります。とりあえずワックスアイロンについては揃えておくと便利。P-TEXというリペア材もちゃんと入っいるのが高ポイント。




P-TEXは素材に硬さがあるので、すぐに痩せないのがいいです。リペアアイロンでちまちまとこねたいところですが、なければ半田ごてを使用してもOK。

(リペア材を削るために)フラッターも欲しいケド、最初の段階と設定すると、そこまで欲張ってはいけないでしょう。




ホットワックス(ベースワックス) → スクレーピング → ブラッシング → ホットワックス(オールラウンドワックス) → スクレーピング → ブラッシング → 完成



※ 普段のメンテなら、ベースワックスを入れるのはホットワックス3回するうちに1回くらいでOKです。ベースワックスで滑ってはダメです。




余分なワックスを良く掻き出すことが滑る板に仕上げるためのポイントだと思います。





エッジ角はいじらなくても、ホットワックスは避けずにやってみましょう。結構、心が癒されます。。。








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