日本スキー教程はスキーの教科書。でも、内容はコロコロ変わる!? | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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日本スキー教程



そういった名称の本がある。



お値段は3千円くらい。



結構高いと思われるかもしれません。



この本は(基礎)スキーの教科書といったもので、普通にスキーを楽しんでいる方に尋ねてもおそらく「知らない~」のひと言で終わる、そのくらい一般的にはマイナーな本。



良いところを捜してみると、滑りの連続写真が用意されて運動要素の位置づけ等がねちっこく解説されています。そういったマニアックな「指南書」を手元に置いておくことに喜びを感じる方にはご馳走です。SAJのスキー指導員を目指している人とか、うっかり取得してしまった人は買うのがデフォになってます(別名お布施)。せっかく購入した本なので、いまさらながらよく読んで、じぶんなりに理解できるように努めたいところ。


もしかしたら、ブックオフなどで「自然で楽なスキーのすすめ 日本スキー教程技術編 DVD付」という本を見かけることがあるかもしれません。これは昔の教程で、今とは提案される技術体系が異なります。ネットの評判もよろしくないですし、日本語が不親切すぎて購入してもあまり役に立たない気がします。



Amazonのカスタマーレビューにも批判的な感想がありますが『 「閉鎖的系の秩序維持」の限界から重力場という地球環境を取り込んだ「複雑系の動的秩序維持」への可能性が模索されたもの。 』という文章の意味をそのまま理解できる人であれば、読んでみても良いかもしれません。



学生時代にどれだけ教科書に心酔していたのかは知りませんが、ことスキーに関しては教程に書いてあることは「ぜったいに正しい!」「いや違う!!」といったネタで盛り上がったりする方が(ネットでは)非常に多いらしいです。まず、理屈があって滑りがある・・・って発想が強いのでしょうね。上手い人は上手いし、速い人は速い。上手い人に聞けば正解が聞けるかといえば、それも微妙。じぶんの理屈はじぶんで作っていくほかないのだろうなと。あっ、これも受け売りなんですが。


スキーで大事なのは内脚だ!なんの、外脚だ!!いやいや、それこそ両脚だろう!?と、哲学的なことになっていたとかいないとか・・・。






指南書っていうなら、


もう少し普遍的な部分を捉えて欲しいケド、


こういう考えも幻想なんでしょうかね。










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