息子の学校 | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

息子の高校は通信制です。


ですが、登校型で月~金の毎日、制服を着て通学します。


1学年は50人位で2クラスという少人数です。


グランドもありません。


とても小さな高校です。


入学以来、息子は毎日、学校での話をたくさん聞かせてくれます。


ほんとうに楽しいらしい。


先生たちは皆、最初の授業の日はまず、1時間いっぱいかけて自分の話、自己紹介やおいたち、この学校に入った経緯などなど・・・話してくれるそうです。


生徒のことを知るためには、まずは自分を知ってもらう・・・ってことなのでしょう。


また、上級生は昼休みや放課後、教室に顔を出して気軽に話しかけてくれ、いろいろなことに誘ってくれるそうです。


そうそう、入学式の時、体験キャンパスで一緒になった上級生に息子が


『この間はありがとうございました』と挨拶したら


『何かあったら、上の階にいるからいつでも声かけてね』と言ってくれていました。


ほんとうにあたたかい学校ですラブラブ




まだ、毎日、朝起きるのがとても辛そう・・・ガーン


起きてから1時間くらいは横になっていないと動けないのだ。


それでも頑張って登校し、今日で5日目。・・・①週間通えた~アップ


すごいよ~ビックリマーク



入学式の日、式のあと、教室で生徒と保護者が教室に入り、皆の前で担任の先生がガッチガチに緊張しながらあせる話し終え、


最後に『何か質問はありませんか?』の問いかけに、息子が


『先生って独身ですか~?』


先生は学校で1番の若手。昨年ご結婚されたとのことクラッカー


『おめでとうございまーす』 と息子。



・・・一瞬、空気がなごみ・・・天使



息子なりに、ガチガチの雰囲気、ガチガチの先生、そして生徒、保護者の緊張を一気にほぐしたんでしょうね。


帰りに、玄関で担任の先生が


『いや~○○くんに助けられちゃいました~にひひ』とニガ笑。




とても人に気を使う性格で


どんなに具合が悪くても、病院の先生や訪ねてきた学校の先生には笑顔でハキハキと接する息子。


たしか中1の最初の懇談でも先生に、まだ緊張気味のクラスをどうにか盛り上げようと気を配り、頑張りすぎているので心配だ、と言われたのを思い出した・・・そのあとに、発症し不登校に・・・。




息子よ、どうか頑張りすぎないでおくれ。


この学校はきっと、そんなに頑張らなくてもきっと自然体でいけると思うよ。




起立性調節障害・・・


完治にはまだまだ時間がかかりそうですがゆっくりと見守っていきます。