「今年こそは!」
と新年を迎えたのに、
「え!もう2月!?早い~」
と、目標が達成できていない自分に焦ったり
既に続けようと思っていたことが継続できていないことに
自己嫌悪する時期ではないでしょうか?
先日、生徒さんと
「練習のモチベーション」
についての話をしたので、ここ記録しておこと思います。
どんな習い事もそうだと思いますが
1時間のレッスン内では、急激に上達することはありません。
その時コーチに言われたアドバイスや注意点を
その時間以外で、どれだけ自分で復習し、自分のものに出来るかで
次のレッスンが更に有意義なものになって、レベルアップしていきますね。
つまり、レッスンより、一人の練習がとても大切。
正直、生徒さんがこの1週間でどれだけ練習をしてきたかは
声を聞けばわかりますし、
私もその声を聞いて「今日も頑張ろう」と気合が入ります。
でも、歌やピアノの練習は
モチベーションを保つことが難しいということを
私も良く知っています。
理由はいくつかありますが
・仕事や学校で忙しくて、時間が取れない
・練習する場所の確保が難しい(音問題)
・上達しているのか、わかりにくい
・やってもやっても、うまくいかない(スランプ)
このように、音楽特有の問題も
モチベーションが続かない理由になっていますよね。
そこで、今回は
生徒さんたちが実践してくれている
モチベーションを保つ方法を紹介していきます!
①レッスンを録音する
私のレッスンでは、
ICレコーダーやスマホのボイスメモなどに
その日のレッスンを録音してもらいます。
そしてその音源を聞き返しながら
発声トレーニングや曲の苦手なところを
再び復習することで
充分な練習になります。
特に歌の場合、自分自身で聞こえる声と
相手に聞こえる声が違うため
客観的に自分の声を聞く習慣をつけることもできますし、
うまくいった時の身体の感覚を、何度も繰り返すことで
自分のものにすることができますね。
②好きなアーティストのLIVEに行く
これは、落ちていたモチベーションが
爆上がりすること間違いなし!
やっぱり生のエネルギーはやはりすごい。
私も学生時代は
「1ヵ月に1回、舞台を観に行く」と決めて
アルバイトも頑張っていました。
でも、今の時代はYoutubeなどで
LIVE映像をすぐに見ることが出来るので
こちらもオススメです。
③目標を宣言する
好きで始めたはずの音楽なのに
練習がしんどい、情熱が続かない、
特に、「楽しめればいいな~」と趣味で始めた方に多い
モチベーションが続かない問題の大きな理由は
もっぱらこれ!
目標がないから!
そんな生徒さんには、やはり人前で演奏することを
目標にしてもらいます。
音楽は、一人で楽しむのも良いですが
人と共有することで
全く違った良さを発揮します。
最初は怖いかもしれませんが、
絶対に人前で披露することをお勧めします!
そして、その目標を決めた途端に
皆さん慌てて練習しまくります
10回のレッスンより、
1回の本番のほうが、上達への早道かもしれません。
④話し声を変える
歌は歌わなくてもトレーニングができます。
普段話している声は
一番鍛えられている筋肉になる為
そこではない筋肉を使って話してほしいのです。
これは
まとまった時間が無くても
すぐに実践できるトレーニングなので
生徒さんにいつもオススメするのですが
皆さん、苦笑いします
人に聞かれるのが恥ずかしいと方は
独り言でも大丈夫!
アニメのキャラクターのものまねをしてみたり
自分の声とは違うタイプの人の声を出してみてください。
⑤カラオケゲームを導入
音楽などの芸術や文化は、
筆記テストの様に
実力を数値化することが難しいジャンルです。
だからこそ、自分が今どのレベルにあって
上達しているのか不安になることがあります。
こんな時は思い切って
カラオケの採点を使うのも
一つの手段だと思います。
正確に歌う事だけが、音楽の全てではない為
AIの点数に捉われすぎてしまうのは
違うなと思いますが、
一つのモチベーションのきっかけを作ってくれるのならば
採用しても良いのかなと思います。
学生の生徒さんは、ご家庭のゲームにカラオケ採点のアプリを入れ
ご家族で点数を競い合っているそうです。
このように、ゲーム感覚で練習が出来たら
楽しくて続けられそうですよね。
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さあ、あなたも取り入れられそな方法はありましたか?
やっぱり、音楽は
「人生を豊かにしてくれるもの」だと思うので
苦しみながらよりも、
楽しみながら取り組んでほしい!
そんな思いで
私もレッスンで様々な練習方法を
提案していきます♪