進路に迷う生徒さんに
どんな言葉をかけるべきか
ここのところ
日々、自問自答しています。
本当は
余計な言葉をかけるよりも
レッスンを通して
自信という助け舟を渡して
自然とひっぱりあげたい
というのが理想ですが
今の若者は
(↑こんな言い方はしたくないけれど)
良い意味で、冷静で、頭が良いんです。
憧れていた世界を
調べれば調べるほど
現実の厳しさを知る。
労働環境や収入面
将来家族を持てるかなど
夢と現実の狭間で揺れ動く。
「やりたい!やってみよう!」
と勢いだけで夢を追いかけていた
若い頃の私とは大違い
でもそんな生徒さんに伝えたいのは
夢を追って破れて後悔するなら良いけれど
夢を追わなかった事に後悔してほしくない
ということ。
やっぱり、挑戦しないと見えない世界があるから。
そして、
夢の先の人生のほうが、よっぽど長い
ということ。
こんなことを、
かつて同じ夢を追いかけていた仲間と
海を見ながら近況を話している時に
考えていました。
辛くて、泣きながら挑んだ稽古も
今となっては笑って話せるほど
挑戦したことに後悔は無いというのが
そこにいたメンバーの共通点。
一つの夢の先に
何万通りもの人生があって
それぞれ、まだまだ
夢の続きを描き続けている。
夢って、ある一点ではなくて
生きている限り
ずーっと続いていくんだなっと思った一日でした。