あの夏の日の事件から
もう2年になるのですね。
あれから宗教二世はどんな日々を送っていたのでしょうか。
感じるままに。
当初、加害者の育った家庭の宗教である
統一教会の献金問題がクローズアップされていましたね。
それがマスコミで取り上げられると、
「単なるお金の問題だけではなさそうだ」
ということにやっと世間も気が付きはじめました。
金銭問題で親から被害を受けていたという宗教もあれば
JWのように、身体的虐待を受けていたという宗教もあるのだと。
そして、それが
今まで見過ごされてきたのだと。
その一方で
「宗教」それもカルト的信仰心の支配する過程で育った子どもたちの
（もはや成人して大人になっていても）
心の問題に、やっと注目されるようになりました。
「家庭」という閉ざされた空間で
（しかも、生活の場という生死にかかわる場で）
ほぼ強制される宗教活動。
それらが、親へ異議を唱えることのできない子どもに与える影響。
この事件以降、一番変わったことは
「宗教二世」という単語が市民権を得たことだと思います。
やっと私たち宗教二世も表に出ることができるようになりました。
「宗教二世」という単語を使って
自分たちのことを語れるようになりました。
これは凄く大きな一歩だと思うのです。
今まで自分の心の中にしまい込んで
誰にも打ち明けられなかったことを
話せるようになりました。
もう、それだけで、個々の心の癒しは始まっているのだと思います。
そのことは、良かった。
ほんとうに良かった。
だけど、
問題は、この先そんな子どもたちを出さないようにすることだと思います。
そうでなければ、いつまでも癒しの必要な宗教二世が量産されるだけ。
社会に働きかけて、宗教組織への対応を働きかけている、
そんな活動をしている皆さんには頭が下がります。
どうか、一人でも多くの現役二世が自分の人生を取り戻せますように。
そして、私は、私ができることをしていこうと思います。
自分が癒しが必要だったように、
今、癒されるべき人に光が届きますように。
小さなことですがお話を聞かせていただく活動は
ライフワークにしていくつもりです。
よかったらコメント、DMくださいね。
あなたは あなたのままでいいのです。
あなたがやりたいことをやって、なりたいようになっていけばいいのです。
あなたはあなたの人生を生きていいのです。
だって、あなたの人生だもの。
あなたがのびのびと楽しめる人生を歩んでください。
今日はここまで。
何度も言います。
「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
あなたが悪いんじゃない」
とにかくまず、気づくことから始めましょう。
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。
自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。
≪宗教二世のための相談会≫
また7月の予定は未定です。
カウンセラーとしての私について☆某公的機関教育相談員10年間
（電話相談）
☆精神対話士 20年間
（対面相談）
☆私立幼稚園連盟相談員
今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。
これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。
自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。
本気で人生を楽にしたい方が少しでもラクに生きていけるよう
心を込めて聴かせていただきます
インスタもみて欲しいな。