先日、PCインストラクターとして大きな気づきを経験した。
このPC教室では「マンツーマン」というメニューがあって、
個人のニーズに合わせて授業を計画するというもので
通常のコースより高額の料金設定。
ある受講希望者を担当することになったのだが、
lukeは、初回はヒアリングだけにして今後のレッスンプランを
立てるつもりだった。だから、料金をいただかなかった。
しかし、同僚のインストラクターがそのやりとりをそばで聞いていて、
その方が帰ってから、lukeに忠告してくれた。
「lukeさんが今日話した内容なら、十分正規の料金を頂ける
内容だよ。無料だなんてもったいなかったね。」
「私たちインストラクターはPC操作を教えるのが仕事。
電源の入れ方一つでも”売る”ことのできる商品なんだよ。」
今までのインストラクター経歴の中で、
そういうことを教えられたのは初めてだった。
サービス業の難しさがここにある気がした。
何を売るか―
お客様の求めているものを”提供する”ことそのものが商品・・・。
それと同時に、自分の経験一つ一つが「売れる」ほどの
価値があるということも。
自分自身の中にある「売れるもの」を、一度棚卸ししてみたい、
そんな気持ちになった。
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勤務先は、こんな風景が通勤電車から見えるエリアです。