今月から始めたパソコン教室講師用にと
Windows10と8.1のデュアルブートにチャレンジしました。
デュアルブート 【 dual boot 】
(出典:IT用語辞典 e-Words)今回使ったパソコンは
TOSHIBA DynaBook UX/23JBL2009年夏モデルでXP Homeプレインストール。
家族所有のお下がりです。

Win10アップデート後のデスクトップ画面
Lukeのパソコン教室では生徒さんのPC持ち込みが原則なので
Winバージョンはいろいろ。
Win10にアップグレードした方も多くなってきたので
両方見せられるようにと思いまして。
HDDが160GBとネットブックにしては大容量だったので
このようなことが実現したわけです。
パーテーションはほぼ半分で分割。
最初に8.1を入れた時はディスプレイの解像度が
8.1のスタート画面の仕様と異なるためメトロアプリが動かず。
ネットで調べるとレジストリ変更で対処した方の記事を見つけ、
おそるおそるやってみました。
参考記事:[Windows 8]低解像度のネットブックでメトロアプリを動作させる。
そしたら動くようになりました。やってみるもんだ。
ただし、レジストリ変更したあと参考記事と同じように
ちょっと横伸びな画面になってしまいました。
プロジェクターを繋いだ時のPC側の画面みたいです。
DynaBook UXは標準設定が横長の1024×600という
変則的な縦横比でした。
それをレジストリ変更して1024×768にしたというわけ。

フォントが横伸びして見づらいのが分かりますか。
win10にアップグレードした方はとても画面がきれい。
メトロは動きました。
実は、こっちはすぐ10にするので
レジストリを変えていなかったのです。
コンパネからディスプレイの詳細設定に行くと
「推奨設定ではないので正常な画面でない場合がある」
との警告が出ていました。
それで、8.1の方と同様にレジストリ変更。

比較すると縦横比の違いが分かりますよね。
Win10の方は解像度変更前、Win8.1は変更後。
この記事を書いたあと、どちらも推奨設定に揃えました。
ようするに、同じディスプレイを使っていてもOSが違うので
それぞれ解像度設定をしなければいけなかったというオチでした。

デュアルブート設定後の起動初期画面。
単独のOSログイン画面と似ていて選べるようになってるのね。
へー、便利。

Win8.1のログイン画面。
どちらが起動しているか分かりやすいように背景の色を変えました。
XPマシンだったのにいきなり10と8.1のダブルブートをやられて
UX君もビックリしたでしょうね。でもちゃんと動いてくれてます。
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7年経ってもこのOS変更に耐えられるDynaBook。
やっぱり日本製パソコン、優秀ですよ。
東芝、PC事業を分社化、VAIO、FMVとの統合計画もあるとか。
日本のパソコンメーカー、どうなっちゃうんでしょうね。
長年愛用しているそれぞれのブランドの動向は誰しも気になるところ。
自社製品がユーザーにどれだけ気に入られてきたか、
各メーカーさんはよく考えて欲しいと思います。
ファンあってこそのブランドですから。

おまけ。
8.1のスタート画面ってWindowsUpdateが来る前は
電源ボタンがなかったのね。自分がアップデートした時は気づかなかった。
メトロアプリを起動したら、いったんスタート画面に戻らないと
デスクトップにいけないし。面倒だったのね。
とにかくGUIがコロコロ変わるとビギナーはそれだけで萎えるのよ。
まあ、そこにパソコン教室の存在意義もあるんだけどね。
本当はそんなことに時間を割きたくないのが本音。
インストラクターの悩みは尽きません。