皆様、毎度、次男の私立大学落第の話で失礼致します。高い私立大学を4年で卒業出来ず(つまり落第)、必須科目(わずか1科目)を履修するため3ヶ月だけ延長した次男です。豪華大学寮には一定数の単位を取得しない生徒は、優先的に入居出来ません。住まいを確保するため、次男は最速で寮の延長申請をしました。申請して3日後、大学に通うのは週2回でいいと知り、片道1時間半を通うことになりました。電気代、ガス、水道を含めた寮費は概算で1ヶ月20万円以上です。寮に入居するのは3ヶ月後なので、すぐさま「学生寮キャンセル」を申し出ました。1週間後届いた「入居予定の寮をキャンセルした罰金」請求書、
$1148ドル、円換算17万5千円です。
何故、住みもしない寮にキャンセルの罰金を払うのか?入居予定は3ヶ月後、大学は他の生徒を入れる時間は充分にある。電話は通じない、ネットで問い合わせても「大学の規則です」と、なしのつぶて。
先日、ウチのアメリカ人オットがついに乗り出し、次男と一緒に大学へ行って来ました。会うのは学習のアドバイスをしてくれる教員です。アメリカの大学はどこも連絡が悪いですが、必ずアドバイザーを設けていて、時間を決めて会ってくれます。アドバイザーとの15分メッセージで、経理担当の連絡先を聞き、経理からさらに「寮担当部署、Housing Department」に辿り着きました。次男の卒業が掛かっているので、モンスター親にはなりません。泣き落としです。
「なんとか息子に借金なしで卒業してもらおうと、奨学金プラス、家の貯金、私たちの老後資金、全てを注ぎ込みました。まさかの、延長で、奨学金もいただけません。ここへ秋の学費150万円プラス、寮のキャンセル料はとても払う力がありません。なんとか免除になるよう、ご検討をおねがいします」
せめて半分にならないか、と頼み込みです。昨日、大学から連絡来て、17万5千円は全額免除になりました。これ、大学まで出向いて交渉しなかったら、絶対払ってました。皆様も学校関係で、納得しない請求があった場合、直接出向いて交渉をお勧めします。
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