このラブレターというものを思い起こすと共通している傾向があると思います。

 

 ・相手をよく知らない:つまり縁遠いので、きっかけが欲しいのです

              しかしもらったほうは困惑し、どうしていいかわかりません

 

 ・一方的である:あなたをこれだけ好きです、この気持ちを分かってほしい

 

そう考えると、ラブレターは相手に、というより、自分への語りかけ、自分との対話かと思います

そして、本当に大事な心は、言葉で伝えきれないものです。

悲しいかな片思いでの告白の場合、気持ちを伝えた時点でその恋に終止符をうつことになると考えます。

 

新海誠の 秒速5センチメートル という話で、

鹿児島の離島で主人公に好意を寄せる地元の女の子が最後まで告白しなかった心情は今でこそわかります

その恋を終わらせたくなかったのです、いつまでも好きでいたかったのです

しかし、それは選択です。気持ちをぶつけたい、と前に進むも、

気持ちを閉じ込めて思い続けるもよし、

選択に後悔しないことが大事かと思います

それにしても、この映画の主題歌

山崎まさよしさんの この歌、何度聞いても泣けます、、

 

 

 

 

なんどか書いたと思いますが、この曲は個人的に強い思い入れがあり、

おそらく一生心に残ると考えています。

南野さんのファンではありましたが、よからぬ武勇伝の噂を聞き、

マンネリ化していたので、そろそろ心が離れつつあったところだったため

この歌はまたファンに戻してくれました。

歌詞、メロディの展開、イントロのバロック風弦楽器の演奏、

見事です、南野さんの声色とマッチしてます

これ、カバーはだれも歌ってませんが、たぶんこの色は彼女しか出せないでしょう(妄想)

 

余談、個人的な思い入れについて

この曲がはやっていたとき、私は1年間思い続けていた女の子に思いを打ち明けました。

だれもいない放課後の廊下で、秋の夕日がそのときほど美しく映ったことはありません。

彼女はぽつりと言いました

「気持ち言ってくれたんだ、、ありがとう」

そのとき一粒の涙が見えした。

夕日が赤く廊下を照らしました

人生で一番美しい、そしてはかないひとときだったと思います。

 

告白をした翌日、ラジオをつけると

「秋のIndication」の悲しいイントロが流れました。

そのときから、この出来事とこの曲が重なっていつも思いだされるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女のなかでも傑作の部類だと思います。

宏美さんの代表曲といえば

聖母たちのララバイ が有名ですが

それ以前の70年代にも彼女は、

百恵さんやピンクレディーと同じ土俵で美しい歌声を披露していたようです

ご自身もかなりこの「思秋期」には感銘をうけたようで、

歌声にもその気持ちが示されています

 

余談ですが、彼女のすごいところは、

80年代の世代交代(たのきん、聖子ちゃんなど)の余波をあまりうけなかったことです。

郁恵ちゃん、真子ちゃん、岡田奈々さんなど70年代後半のスターは

次々とテレビから遠くなっていましたが、

彼女は追い風を得たりとばかりに、むしろ存在感が増していきました。

(ジュリー、郷ひろみもそうでしたが。。)

激動の80年代を生き延びた彼女には脱帽です。

 

 

 

このあどけない表情、最高にかわいいですね。