初心に帰る | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

一週間ぶりの神宮球場。

本当は夏休み最後の月曜日に六大学野球を見に来るつもりだったんだけど、試合前に友人とランチをしてる間に段々と面倒になり、店を出た瞬間の灼熱に心が折れて挫折。
現地で見るべき野球を家のテレビで見るという情けない野球観戦となったのだ。
◆どうすんのこれ?
前日、加藤投手が背信投球をしてベンチで高津監督直々に長々とお説教をされた流れのまま、試合前からどよよ〜んとした空気が漂ってるような神宮球場。

初回に2点、2回にまた2点…と前日と同じ展開。
更に打線…というか野手から覇気が感じられず草野球並みのエラーやら淡白な打撃にため息も漏れてくる。
打線が淡々と凡退してく様に…
「これは…何も起きないやつだわ…」

夏休みの間、朝から高校野球と大学野球を見て感じたのは、清々しさとひたむきさ。
選び抜かれた人しかなれないのに、プロになると何でこんなに淡々と野球をやるんだろう。
毎日あって来年もあるプロ野球だけど、一打席、一球にもう少し初心帰ってひたむきに溌剌とプレーする姿が見たいのに…。

こんな流れの時は空気を一新する選手起用が必要かもしれない。
例えば、怪我で出遅れてた正捕手が戻ってくるとか、秘密兵器の外国人投手が上がってくれば上がり目があるかもしれない。(事情を知っててあえて単なる希望的観測)
◆良いこともある
この日の神宮球場はこの夏で一番過ごしやすい夜だった。
頬を撫でる風は涼やかで、夕暮れには神宮外苑の蝉の大合唱。
夜になると今度は秋虫が鳴き始めてて更に心地良い。

応援団否定派ではないけど、昔はラッパや太鼓は鳴りっ放しじゃなかったよね?
ふとした"間"で、こうして虫の音も聞こえてきたし、自然を感じることもできた気がする。
指定された席の真後ろでやたら咳をする人がいたので許しを得ていつもの席近辺に移動。
ここら辺はどうやら後ろ5列くらい売ってないようで、寂しくなるほどのスッカスカ。

野球は負けちゃったけど、神宮球場に通い出した頃を思い出すような光景で、初心に帰るかのようにまた神宮球場が好きになった夜でありました。