ラグビー大学選手権決勝は壮絶なDF戦 | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

2ヶ月ぶりの秩父宮です。
ラグビーは僕のスポーツ観戦の主軸のはずなのに、シーズンが佳境だった12月に酷く体調を崩してしまって今年のラグビー観戦はさっぱり行けず。。

◆天理大学vs明治大学
17-22。
いや~、素晴らしい試合でした。

こういう試合を見るために長いこと秩父宮に通い詰めてラグビーファンをやってるんだわ…と思わせるような試合で、前半も後半もあっという間。
前半は明治が天理の良さを消し、終盤は開き直ったかのような今年の天理らしい怒濤の攻撃に防戦一方の明治。
明治は前半はやや受け気味だったのに時間が進むにつれて"前へ"出続ける明治DFは素晴らしかった。

個人的MOMはSH福田君。
グランド全体を上から見渡してるかのような判断力と強いキャプテンシー。
'96年の西田君を思い出しながら見てたけど、強い明治には重くて強いFWがいて、それを操るSHがいる。
彼はいずれJAPANを担うSHになることでしょう。

◆あと一歩の天理
天理のラグビーも本当に素晴らしかった。
初優勝にあと一歩だったし、何より関西の大学が強いと大学選手権も盛り上がる。
(本当は僕がラグビーを見始めるきっかけとなった同志社に復活してほしいところだけど…)

天理サイドに立って思い返すと、前半の天理は明治のラグビーに付き合い過ぎちゃったな~。
あのまま負けてたら後悔ばかりが残る試合だったけど、最後は彼ららしさを出し切った素晴らしいラグビーになった。
あの展開で自分達のラグビーを思い返してやり切るってのは早々出来ることではないと思う。

また来年、この悔しさを晴らしにやって来ることを願ってやみません。

◆22年前って何してた?
明治が大学選手権で優勝したのは22年ぶりだそうな。
'97年の1月、この頃僕は付き合い始めた彼女と毎週のようにラグビーを見に行っていて、うる覚えながらもこの試合も国立で見たのはどうも間違いない。

中竹組の早稲田相手に戦ったその年は北島先生が亡くなった年で、喪に服す明治の黒襟の紫紺のジャージは凄く印象的だった。
「今年勝たずしていつ勝つ?」という年でした。

22年ひと昔…
今日優勝監督インタビューに答えてた3年田中監督は3年生でスタメン出場していて、歓喜してインタビューに答えてた福田主将が生まれた年であり、そんなナイスゲームを共に観戦したのは一周回って同じ人でありました。

何はともあれナイスゲーム!
↑代々木のドコモビルは2000年竣工なので'97年の画像ではありません。(スマホに残ってたいつかの早明戦の画像)