秋季リーグというのは日に日に「引退」という二文字が近づいて切ない気分になる。
何年通っていてもそれぞれの代にに思い入れが出来て『野球部&応援部の四年生の皆さんとも間もなくお別れ…』と思うとその寂しさももひとしお。
ここ数試合の東大応援部は試合後の挨拶で悔し涙を流す姿をよく見る。
一年生の時から勝つところを見てきた彼らにしてみれば、勝てないことが悔しくて仕方がないのでしょう。
屈指の負けず嫌いで挫折を知らない彼らにしてみれば 『勝たせたい!』、けど力無さを感じるような悔しがり方をする彼らがこれまたいとおしい。
そんな今日の応援席には個人的には一番思い入れのある'14年度の主将とリーダー長の姿があった。
そう、彼らは94連敗真っ只中のタイミングに在籍していて、東大が勝つところを見ることのないまま卒業していった面々なのだ。
笑顔一つ見せない強面の主将だったけど、今日は終始ニコニコとしていて、悔しがる応援部にまだまだ…』と言ってるようだった。
◆さて試合
なんと1表に1out満塁の大チャンス!
エンドレスで不死鳥の如くが流れる応援席は最高潮に達するも…
見逃し三振と空振り三振に倒れてからは劣勢一方。
0-8の完封負け…。
初回のチャンスでは、ひょっとしたら何かが起こるかも…って思ったんだけどな~。
明日は何かを起こそう。
起こしてみせよう。