二度目の戸田と人生初の…② | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

◆人生初の…
ヤクルトを応援し始めてかれこれ三十有余年。
これまで選手にサインを貰ったことはおろか、貰おうと思ったことすらなくて、サインがあるとすれば数度のつば九郎とつばみちゃんだけw

この日、「二軍は鎌ヶ谷で試合だけど居残り組は戸田にいるかもしれん。もし館山がいたらサイン欲しいな…。」と初めての感情が沸いて出た。
ラグビーを見に行くのに、サインペンとスワクルで貰ったユニフォームをバッグに忍ばせていたのでした。

戸田に行くとスワローズの選手どころかスワローズファンすらいなくて、野球グランドは(たぶん)スワローズジュニアの子供達が練習を始めようとしているところ。


◆ヤクルトを応援し続けてきたご褒美が…
「残念…。やっぱり誰もいないか…。」
諦めてラグビーを楽しく観戦して帰ろうとしたその時…

お尻のデカい見たことのある坊主姿の私服の人が、高級車に寄りかかってラグビーを見ながら電話をしてるではないか。

『うぉぉ~!  た…館山だ~!』

あわててバッグからスワクルユニとサインペンを取り出し、電話が終るのを遠巻きにして待ってると彼が近づいてきた!

電話の相手に「ちょっと待ってね♪」というなり、「サイン?書きますよ♪」

『なんていい奴なんだ~!好きだ~!』(俺物語!!風w)

もうね、この年にして手も心も震えて『ありがとうございました!』しか言えませんでしたわw


◆思い入れ…
日頃、「贔屓選手は作らずチームを応援する」というポリシーの元、スワローズというチームを応援してるんだけど、やはり思い入れある選手は出てくるもの…。

'11年のCS。
血行障害をおして第1戦で先発し、第3戦の中盤にブルペン出てきて肩を作り続ける彼の後ろ姿がどうしても忘れられない。
その後、手術とリハビリを繰り返す中で『あの時のような満員の神宮球場でまた野球がしたい』と言った彼の言葉がずっと頭に残ってたのだ。

それから数年、ヤクルトはリーグ優勝して今や毎試合ほぼ満員の神宮球場なのに、そのマウンドに立てない現状の彼を思うと。。。
スワローズ関連での宝物ってのは目と心に焼きつけて大切にしまってあるもの以外は一切無かったんだけど、初めての宝物ができたのでありました。