トラック競技の決勝レースは午後からだけど、走幅跳びが11時から始まるのでいそいそと午前中から観戦。

◆幅跳びの注目選手
走幅跳びの注目選手は去年の日本選手権で一目惚れした日大・橋岡君。
彼はマスコミと世間にはまだバレてないけど、高校球児だったら大変なことになってそうな爽やかイケメンで、かつ順調にいけば「抜けない日本記録」とされた8.25を抜いて、世界で戦える幅跳び選手となる…と睨んでる逸材。
日本選手権でも2連覇しているので、学生の試合では他を寄せ付けず優勝を決めた。

◆等々力のメインスタンド
等々力はアウェイゴール裏が基本なので、初めてメインスタンドに来たけど陸上競技場としてはやや難あり。

新しく建てられたメインスタンドは明らかにサッカー向けに設計されていて、低層階からはピッチはよく見えるけどトラックは人の頭が被って見にくい。
高層階は傾斜が強くて素晴らしい眺めだけど、あろうことか幅跳び・三段跳びのピットが全く見えないという(陸上競技場としては)欠陥設計ぷり。
↓立って写したけど、中央二人が座ってる辺りに幅跳びの砂場があるのに全く見えない…

◆陸上天皇杯
全日本インカレ、正式名称「天皇賜杯 日本学生陸上競技対抗選手権」。
一競技一杯とされる天皇賜杯は、陸上競技においては陸上日本選手権ではなくこの試合の総合優勝校に下賜される。
ちなみに野球については六大学野球の優勝校に下賜される。
全国大会でもなく入替戦もない六大学にしか下賜されるチャンスがないという、何だか不公平感があるのは野球だけ。
それも六大学野球が日本の野球のルーツたる由縁なのでしょうな~。

大学生の溌剌とした陸上競技を見るのは本当に心洗われる。
おっさんになってから気づくけど、一瞬しかない青春を存分に謳歌して欲しいと思うのでした。
というわけで陸上競技のトラック&フィールドのシーズンは最終盤。
あとは全日本実業団(大阪)と国体(福井)くらいかな?
大阪、行っちゃう??