高校野球では子供の頃から何度も来てるけど、タイガース戦で甲子園に来るのはこれで2回目。
前回は野球を見ないでレフトスタンドから六甲に沈みゆく夕日ばかりを見ていた気がする。

外野席、狭すぎない?
前回気づかなかったのは満員ではなかったからだ。
隣の大学生くらいの男の子と何度も接触して『ごめんね』の連発だった。
東京ドームも狭いって聞くけど、神宮はそんなに感じたことないのに更にシート幅が広がって快適になった。
神宮は恵まれてるわ~。
◆ターンオーバー
試合結果…、聞く?
試合前、意気盛んに『阪神やっつけに来てん!』と言ったものの、おもくそやっつけられてきた。。。
序盤の代打攻勢に『お!?今年のヤクルトは仕掛けが早いな』と感心してたけど、見てるうちに『てか、代えるなら何でスタメンにしたん?』という気にもなってきた。
甲子園で連勝して更に広島に移動する日程の中で、「無理せず負けゲームを作る」長丁場のリーグ戦らしい戦い方なのかもしれません。
更に試合中の守備位置の変更についてもシミュレーションしてるようにも見えた。
小川・星投手が戻ってきて、ローテの谷間が減って中継ぎへの負担が軽くなるとすれば、ひょっとしたら今日の試合はひっくり返せるパターンになるかもよ?とも思え、考えようによっては後半戦に繋がるような戦い方だった…、と言い聞かせるのでした。

◆少数精鋭のレフトビジター
前回も思ったけど甲子園のスワローズファンは勇敢だ。
全方位を黄色に囲まれながらも少数精鋭で血気盛んに声を張り上げる。
僕がこの辺に住んでたらスワローズファンになったか?と考えると、だうだろう。
のどかでないし、何より居心地が悪い。
という意味でも尊敬に価する。

さて、何度も肘がぶつかった隣の男の子。
話をしてると、熱心なスワローズファンなのにファンクラブに入ったってことがないらしい…。というかここで応援してる限り入る必要がないのだろう。
きっと神宮でイベントを目にすることもないし、無料配布されるユニフォームを手にする機会もない…。
そう思うと僕は彼へのせめてものエールに、着ようと思って持ってきたいつかの燕パワーユニをお裾分けしてきた。
またここで着てくれるといいな…。
さて、尻尾を巻いて撤収して急いで河原町に移動。
4月の祇園は都をどりの提灯も出て華やかどっせ?
というわけで川を渡って夜の祇園ではんなりと寄り道してゆくのでありました。。
