悔しさと切なさとやるせなさと | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

どうしたものか。
なんだか色んな感情が沸いてでますね…。


◆沸き上がる監督更迭論
前々からシーズン半ばで監督がお辞めになることには反対派なんだけど、ここまで負けると「責任を取る」という意味で誰かが辞めるのはやむを得ないことかもしれません。

とはいえ、3位とのゲーム差が開きすぎて、今さら指揮官が変わったところで手遅れでしょう。
それにここまで点が取れなくて守れない…となると、打順云々・継投云々でもないし、戸田の若い選手も一通り起用している状態ゆえ、監督が変わったところで小川代行の時のように劇的に変わりそうな要素が見当たらない。
あるとするなら指揮官が辞めたという劇薬効果のみ。


◆怪我人多すぎ
監督・コーチ・編成にしてみりゃこれほど怪我人が出るとは予想もしてなかっただろうし、山田君がこれほど不調に陥るとは思ってなかったでしょう。

飛車角金銀落ちのこの布陣で『真中の采配が~。伊藤智の継投が~。』と吠えても五十歩百歩でしょう。
敢えて冷めた見方をすれば、そこらで四の五の言うのは4月頭の6連敗までかと。

采配云々以前に何が最善なのかすらわからないほどに絶対的戦力が足りてないヤ戦病院…(泣)
もはや危機管理、リスク管理の域を越えた前代未聞の怪我人の数で正にお手上げ状態。


◆チャンスを掴めよ!と言うけども…
月曜と火曜の終盤、藤井君や荒木君の打席で「ここで一本出れば!」って場面があったけど、そりゃ~酷ってもんですよね。

よく考えたら藤井君や荒木君のこのポジションは本来なら首位打者・川端君や打点王・ハタケであって、技術的にも経験的にも相手の警戒感も全く違う。

更に藤井君にいたっては、川端君の代わりの西浦君でも谷内君でもなく、捕手~外野手~内野手と渡り歩いたユーティリティプレーヤーで第四の男。うん、やっぱり酷だ。

でも、これまで補欠要員だった選手にとっては消去法とはいえ千載一遇の大チャンスであるのは確か。
そんな彼らを思うファンが熱くなって吠えてしまうのはわからなくもない…、というか、すごくよくわかる。

(SNSで悪態吐くとみっともないので吠えないだけで)もちろん僕だってテレビに向かってブツブツ言ったり機嫌が悪くなったり飲みながら仲間に愚痴ったりしてる。


◆怪我は仕方ないこと?
それにしても怪我をした選手の代役で出てきた選手がSNSでド素人に激しく叩かれ、怪我をした選手はかわいそうで気の毒な人扱いってのもこれ如何に。

どうしても避けられない死球を当てられたり、勤続疲労による投手の肘の怪我は仕方ないとしても、持病の腰痛やら筋肉系の怪我はプロアスリートとしての準備不足と言われても仕方ない…という見方もある。
個人的には組織的管理責任より、まず怪我をした選手個々の体調管理責任を問いたいところ。

仮に個人競技のスポーツなら言い訳は許されないどころか、怪我をして試合に出場できなければ即収入が無くなる。

とはいえ、準備不足の「準備」とはなんなのさ?と問われるとわからない。
が、スワローズだけやけに怪我が多いのは確かなのだ。


◆プロ野球に降格はない
二度目になってしまうけど、プロ野球には降格制度はない。

どれだけ負けて最下位になろうとも選手やファンにしてみれば悔しいだけで、来年以降のプレー環境や応援環境が変わるわけではない。
何より、来年も同じリーグで野球ができる。
(これがプロ野球において親会社が本気でテコ入れをしない理由で間違いない)

例えばJリーグのようにリーグからの分配金が激減することもないし、経営的に不利とされる日程になることもないし、チーム運営予算が1/5くらいになって主力選手を何人となく放出することもない。
降格してしまえば今年の優勝チームをやっつける機会すら与えられない。

プロ野球には「来年こそ!」と見返すチャンスがあるのだ。
これからはその準備を淡々とやろうぜ。


◆来年も同じようなのは勘弁
真中監督が来年も続投というのは既定路線だったようだけど、なんぼ日大閥が云々と言ったところでその雲行きは怪しくなった。
来年も今年同様にシーズン途中で負けが混んだ場合、責任を取るのが監督一人では済まなくなるからだ。

とはいえ、これほど負けたチームの監督をやる人がいるのか?
ってのは…秋のお楽しみ。

怪我をした選手は無理せず徹底的に治すこと、若い選手にしっかり経験を積ませること、ドラフトを失敗しないためにスカウティングをしっかりやること、せっかく増えたスワローズファンを手放さない努力をすること…。
球団の中の人!やること山積みですぞ!


◆これからのスワローズの楽しみ方
僕がスワローズファンになった頃は、どんだけ負けても読売をやっつけると爽快だった。
ゲーム差をつけられた上位チームをやっつけると気分爽快なのだ。

ということは…
今は、全チーム、どこに勝っても気分爽快なのだ!(笑)
一つ勝っただけで神宮では雄叫びを上げ、Twitterでは『すわほ~ ( ^O^)个』と呟くのである。
(ややヤケクソの開き直り状態…(^^ゞ)

まあ、僕は神宮球場でビール飲みながら野球を見てるだけでそこそこ幸せなんだけどね。
ここからはもうちょい気軽に行こうぜ。
神宮で野球見てるだけで丸もうけ♪ってね。