『頭に来た!今季初の傘とメガホン持って行く!俺が勝たしてくる!』
木曜の夜、毎度同じみの負け方に業を煮やし、勢い余ってのたまい、たくさんのリプに引くに引けず神宮球場に参上です。
最近の僕は、背もたれ席でのんびり見ていて立つこともなく、メガホンはおろか傘すら持たずに出掛けてるんだけど、『今日は立って声を出して応援せねばなるまい!』と、通称・つばくまシートに空席を見つけて観戦。

きびしぃ~!
いっつも一度は主導権を握るんですよ、一度は…。
でも追加点が挙げられず僅差で終盤を迎えると、勝ってるのに負けるかもしれない…って気分に陥る。
そして粘り切れず、「先発は悪くない、先発は。よく投げてるよ!」って展開から気が付いたら引っくり返されてて、それからはデジャブの如し。
いや~…、相手チームの二次会をいまいましく聞きながら神宮を後にするのは堪えますな~。
昨夜はレフトスタンドの方が声が出てたような気もするし、ひとえに僕の応援が、叫びが、勝ちたい気持ちが足りなかったのだ。
期待をさせてしまった皆様にはかたじけない。

◆勝ちたい気持ちが試されている②
去年、優勝から5位に転落して悔しい思いをしたスワローズ。
「目を覚ませ!」と意気込んだはずのシーズンは相も変わらずの故障者続出で、首位から10.5ゲーム差の最下位で借金11。

もう僕らは「怪我人が…」って言うのが何の言い訳にもならないことを知ってるし、(個々に価値観は違えど)「でも…よく頑張ったよ…」ってのが何の慰めにもならないことも知っている。
去年の悔しさや今年にかけた意地や意気込みはこんなもんですか?
僕は単に勝つところが見たいわけではない。
生き生きとグランドを駆け回るような、スワローズの躍動と快進撃がみたいのだ。
'09年の神宮球場でのCSを体感して以来、『神宮球場でのCSが見たい!感じたい!』てのが僕の毎年の目標。
選手とてまだ諦めてはいるまい。

どんな時も自分のスイングして帰ってくれば文句…、いや過度な叱咤激励をする人も減ると思うんだけどな~。
らしくない中途半端なスイングで内野フライを打つなら、レフトスタンド向いて満振りの空振りをした方が相手も怖いし、ファンも納得すると思うんだよね。
自分達の野球を思い出すには、先ず個々に自分のスイング、自分のピッチングを思いだそう。
さすればたとえ小さな歯車でも噛み合ってくるはず。

暑くなって正念場を迎えるプロ野球。
『どうしても勝ちたい!』という思いが強いチームが勝つのでしょう。
スワローズナインの“勝ちたい気持ち”をしっかり見届けよう。