三塁側からの景色はいちょう並木が見えて一段と空が広い。
それに太陽が後ろから照って背中がポカポカとしてウトウトしそうになる。

一方、一塁側はお日様が西に移動すると正面にきて野球が見にくいし、フライが上がると打球を見失う。
キャップを被って日焼け止めを塗ったりサングラスをしたり…と、東大の試合開始時間とその日のベンチを確認しながら身支度も変わってくるのだ。
でもね、西日を凌いだ一塁側のスワローズファンにはかけがえのないご褒美がある。
東京では信じられないくらい広い空に広がる夕日や夕焼けや夕闇が見ることができるのだ。



ところがこの有り様。
春先は日陰になる三塁側は寒いだろうな~。
このビルが出来上がってビルの照明が点いたら、その光でライトスタンドでは打球が消えてしまうかもしれない。

それに日曜のデーゲームでは内野に大きな日影ができて、天気がよくてまだ明るいというのに照明を点灯する始末。
経費をなるべく使わないようにして照明も限界まで点灯しない六大学野球では死活問題に違いない。

『日照権の侵害だ!この電気代、そのビルに払ってもらおうよ!』なんて下世話な発想をしてしまったよ。

それはそうと、工事現場のおじさ~ん!
山田君の打席に夢中になってないで仕事~!(笑)
