エッグベネディクトのソースにレモンを2個買ってきたものの、1個半残っているのでこれで何かを作らねばなりません。
というわけで暇なので“はちみつレモンタルト”を作ります。
スポンジケーキやシフフォンケーキの泡立て系は上手く作れないんですが、クッキー生地とカスタードクリームを使うタルトは経験十分。
なんとかなるでしょう。
イメージはキルフェボンの“はちみつとレモンのタルト”の、生クリーム抜きを目指します(笑)
まず生地をコネコネして粉っぽさをなくし、しっかり寝かせてから焼けばできあがり。
気温が低い冬場の菓子作りは生地がダレたりしないし、冷やす作業もベランダに出せばうまく早く冷めるので助かります。
お次はレモン風味のカスタードクリーム。
定番のカスタードクリームにレモンの皮をすりおろしたものとレモン汁を半個分入れてみました。
味見してみると甘さ控えめのさっぱり爽やかなクリームでこれは中々イケる。
ちなみにお菓子作りは『計量をしっかりすることが成功への近道』らしいんですが、僕の家には計量器や計量スプーンなるものはありません(笑)
なので小麦粉も砂糖も…目分量です(笑)
それから小麦粉を振るう振るい機もないので小さな茶漉しで代用しています(笑)
次は皮を剥いて輪切りにしたレモンを砂糖とハチミツの甘酸っぱいシロップで煮ていきます。
香りづけは少しのブランデー。
冷やしておいたタルトにレモンをトッピングしたら煮汁が残ったので、煮汁に板ゼラチンを入れてタルトにかけて冷蔵庫に入れてみました。

できあがりはレモンの煮汁がゼリー状になってるタルトの出来上がり。
レモンを煮すぎたのか形が崩れてしまって、味はともかくお店には出せない見映え。
更に冷蔵庫で冷やす際に傾いていたのかゼリー液が片寄ってる。。。
やっぱりケーキは見映えが大事ですね~。

それでは食べてみましょう。
タルト生地は完璧でクリームはちょうどいいプルプル加減で甘酸っぱくてマジでスゲー美味しい。
それにトッピングのレモンの皮の苦味がこれまたいいアクセントになってて食べ飽きない。
タルト専門店、ルカフェボンの誕生です。
(lukeは都合によりルカとルークを使い分けます(笑))
個人的に味はほぼ完璧なんですが、残念ながらこの不格好さでは売り物にはなりませんし、スイーツ女子のハートをつかめない。
とっても不満です…。
30点。。。
さて、苺の季節ですね。。。
次回は…マキシム・ド・パリの苺のミルフィーユ“ナポレオン”。
マキシム・ド・ルカを目指します(笑)
